全国学力・学習状況調査・英語予備調査⑥〜「話すこと」

全国学力・学習状況調査の英語予備調査6回目。

今回は、最後のパート、
パート4「話すこと」に入ります。

 

パート4「話すこと」

「話すこと」については、
その問題が、そのまま Youtube にありましたので、
時間があれば、まずそちらのご覧になって、
問題に挑戦してみてください。

Youtube から

正式には、使用している学校のPCで「自分の答えを録音」するのですが、
そこの部分は省略して、動画の「問い」には、それぞれ「解答」する時間や、
「解答」を考える時間も指定されているので、それに従って、自分なりの答えを
「話し」てみるといいと思います。

それでは、どうぞ。


この後に、
今ご覧になったものを、解説・解答します。

「話すこと」大問1

問題は、①から③まであります。解答時間は、それぞれ10秒です。
それでは、始めます。

大問1の解説と解答

大問1は、どれも絵をみて、質問に答える問題です。

どれも、基礎的な質問なので
答えやすかったかもしれません。

①の問題は

① What time is it? となっています。

時間のたずね方と答え方の確認です。
基本は、
What time is it? に対して
It is ( 〜時 )  ( 〜分 ) .
〜と答えればOKです。

絵を見ると、「8時20分」になっていますので、

👉ここから、正解は、It’s eight twenty. となります。
(模範解答にはないですが、Eight twenty. だけでも正解になると思われます。)

②の問題は

② How many children are there? となっています。

How many 複数形 なので、
「数」をたずねているのですが、
その後ろの are there の部分まで聞き取れたでしょうか?

英語のWH疑問文に対する答え方は、
基本的に「質問の文」から自動的に決まる形になるので、
この「質問」に対しても、

There are 〜 (数) . と答えた方が良いかと思います。

ここでは、「子供の人数」を聞いているので、
絵を見ると、5人とわかります。

👉ここから、正解は、There are five (children). となります。
(模範解答にはありませんが、Five. だけでも正解になると思われます。)

③の問題は

③ What is this woman doing? となっています。

What, doing がありますので、進行形で「動作」を
たずねている文です。

絵を見てわかるように、
この女性は走っているように見えますので、
現在進行形の形 ( be + 〜ing ) に合わせて

👉 正解は、She is running. となります。

「話すこと」大問2

あなたは、ナオミと、イギリスから来たリチャード先生の3人で話をしています。まず、ナオミとリチャード先生が、2人で話している場面から始まります。その後、あなたが尋ねられたら、2人のやりとりの内容を踏まえて、英語で応じてください。解答時間は20秒です。それでは、始めます。

 

大問2の解説と解答

絵に the U.S. / Australia / China と3カ国の名前が書かれているのもヒントとなるようです。ここでは、「会話の流れ」を把握する程度で、なんとか解答することができそうです。必要であれば、テスト問題の余白にメモするなどして、聞いてもいいと思います。

ここでは、
二人の会話の日本語訳を載せておきますので、
どうぞご確認ください。

R:私は、アメリカ、オーストラリアと中国の3カ国に行きたいな。
N:なぜアメリカに行きたいの?
R:そこで野球の試合を見たいんだ。野球に興味があるんです。
N:なるほど。
R:そしてオーストラリアにももう一度行きたいな。
N:いつ(オーストラリアへ)行ったの?
R:2年前だよ。とっても楽しかった。
N:あら、私もオーストラリアに行って見たいわ。
R:それはいい!
(2人が画面の先の生徒の方を見る)
N:それでは、あなたは彼に何か他の質問がありますか。

「答えなければいけない」のは、
→リチャード先生に対する質問です。

会話の流れを、
把握していければ、
2人の会話で、
・アメリカ が話題になり
・オーストラリア が話題になっているのが
わかります。

そうすると、
残る1つの国は、「China:中国」です。

👉ここから、正解は、Why do you want to go to China? となります。
(Why do you want to visit China? でも正解になると思われます。)

※動画では、この後に「大問2に対するアンケート」がありますが、
その部分は省略します。

「話すこと」大問3

あなたは英語の授業で、シンガポールの姉妹校の生徒と、テレビ電話でお互いの学校を英語で紹介することになりました。1分間、自分の学校について紹介する内容を考えた後、30秒で紹介します。画面にある例を参考にしてください。これらの内容以外のことや、一部だけについて紹介しても構いません。
それでは、1分間、内容を考えましょう。

 

大問3の解説と解答

画像が悪く「紹介する内容の例」が見えづらいので、
もう一度再掲します。

⚫️学校のある場所や地域
⚫️部活動
⚫️学校行事
⚫️先生や生徒、など
※これら以外のことや一部だけを紹介してもよい

これを1分間で考えて、30秒で紹介、というのはかなり中学生にとって
難しいのではないかと思います。

実際問題としては、
「紹介する内容の例」を見て、
1文でも、2文でも自分ができる英文を作って、「話す」しか
ないのではないかと思います。

こういう時も、
できるだけ「シンプルな英文」を作ることを心がけるようにしましょう。

例えば、こんな英文が考えられると思います。

⚫️学校のある場所や地域
My school is in Aomori, Japan. It is very small, and it has only thirty-five students. など。
⚫️部活動
We  have a lot of club activities. All the students enjoy playing sports. I like baseball very much, so I am in the baseball club now. など。
⚫️学校行事
The biggest event in our school is School Festival. We have many shops, and
many kinds of shows in the gym. We make our festival ourselves and enjoy it very much. など。
⚫️先生や生徒
Mr. Kurotaki, our teacher is very popular among students. He is a P.E. teacher, and plays basketball very well. He always listens to what a student say, and give him or her good advice. など

このような表現を使いながら、
自分なりの紹介文ができるようになりましょう。

👉なお、模範解答例は、下記の通りです。
・I’ll tell you about the club activites at our school. We have many kinds of clubs because our school has about 800 students. I’m on the baseball team. Our team is very strong. Do you have  club activites? Please tell us about them.

※最後に「相手校」への質問も入っているのがいいですね。

※動画では、この後に「大問3に対するアンケート」がありますが、
その部分は省略します。

これで、パート4「話すこと」の問題は終了です。

 

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