自分の実践を少しお話しましたが、
結局、それでは、「統合する指導」は
どうすればよいのか、というポイントを5つ挙げます。
5つのポイント
①中学校3年間を見通したバックワードデザインを作成し、
全英語教員と共有する。
※3学年分の教科書の内容を全教員がしっかりと
理解する必要があります。
※それぞれの学年の生徒の実態に合わせて、
絶えず微調整する必要があります。
②教科書と関連づけたそれぞれ学年に対応するタスクを
設定する。
※生徒への意欲づけともなります。
※複数の教員で英語を指導している場合は、学級間、そして
学年間の協力が必要となります。
③音声と文字の関係性は、継続的に指導する。
④①~③を押さえた上での中1の授業開きは特に重要
※4つの力をいかに統合するのか④参照
※中1の生徒も、3年間見通した学習ができるようにする必要あり
⑤生徒たちの人間関係も構築できる授業づくりを!
※中1英語の「話す力」について④参照
※ペア活動、グループ活動の効果的な活用を!
「和」を大切に
このような5つのポイントを押さえて、
学校で英語を指導をするためには、
一人の教員ばかりが、頑張っても、
一つの学級ばかりが、一つの学年ばかりが、
素晴らしい成績を残しても
あまり効果はありません。
結局、授業の土台には、
英語教員同士、
生徒同士の「和」が
不可欠なのです。
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