さて、いよいよ3学年に入ります。
3学年
2学年までに、
「現在」「過去・未来」を
表現できるようになり、
3年では、まず
ポイント1 現在完了の表現~基本編
を押さえることが大事です。
現在完了で一番確認したい部分は、
「過去と現在をつなげる文章で、
現在に想いがある」
表現だということです。
基本的に
「過去と現在をつなげる」英語の表現は
have / has +過去分詞
なんです。
もちろん、ここの have / has には「持っている」
という意味はありません。ここの have / has は
「過去と現在をつなげるしるし」と考えれば
いいと思います。
そして、これを土台にして、
●「過去のある時から、~年間ずっと ・・・しているよ」は、→現在完了の継続●「過去のある時から、今までに ・・・したことがあるよ」は →現在完了の経験●「過去から準備していて、今ちょうど ・・・し(終わっ)たよ」は →現在完了の完了 |
と言われる3種類のものに分けられています。
この3種類をそれぞれのポイントを見てみましょう。
ポイント2 現在完了の「継続」
現在完了の中で、
「期間に注目し、継続していること」を
表現する言い方です。
基本的な形は、
・have / has +過去分詞 ~+期間を示す言い方
となります。
・期間を示す基本的な形として
① for +期間 →「 ~ 間」
② since +過去のある時点 →「 ~ から」
の2つは最低限押さえておきましょう。
例文1 I have played the guitar for ten years.
(私は10年間<ずっと>ギターを弾いています。)
例文2 Ken has played basketball since 2010.
(ケンは2010年から<ずっと>バスケットをしています。)
・現在完了の否定文は、
→ have / has + not +過去分詞 ~ となります。
※現在完了の have / has は、厳密にいうと[助動詞] という
品詞になるので、can や must の否定文と同じと考えれば
いいでしょう。
例文1の否定文 I have not played the guitar for ten years.
(または、短縮形を使って I haven’t ~.)
例文2の否定文 Ken has not played basketball sicne 2010.
(または、短縮形を使って Ken hasn’t ~.)
・現在完了の疑問文は、
→ 現在完了を示す have / has を文頭に持ってくる
Have / Has + 主語 + 過去分詞 ~ ?
※答え方は、主語を代名詞にして、
Have ~ ? であれば、have で答え、
Has ~ ? であれば、has で答えます。
例文1の疑問文 Have you played the guitar for 10 years?
→ Yes, I have. / No, I haven’t.
例文2の疑問文 Has Ken played basketball since 2010?
→ Yes, he has. / No, he hasn’t.
・期間をたずねる言い方をするときは、
期間を示す部分( for 10 years / since 2010 ) を how long に
変えて疑問文にするとできます。
例文1 → How long have you played the guitar?
(あなたはどのくらいギターを弾いているのですか。)
→ (I have played the guitar ) For 10 years.
例文2 → How long has Ken played basketball?
(ケンはどのくらい長くバスケットをしているのですか。)
→ (He has played basketball ) Since 2010.
このような基本的な現在完了の構造を
しっかりと押さえると、後の
「経験」「完了」でも同じように指導できます。
今回はここまで。
「3学年の1学期に押さえたいポイント」は「①」から「⑤」
まであります。下記にリストアップしますので、興味のある
ものがありましたら、クリックしてご覧ください。
②現在完了「経験」
③現在完了「完了」
④受動態&第5文型
⑤自己表現活動の充実
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