whereを使う疑問文
についてお話していきます。
・基本的には、
where は「どこ」という意味で、
「場所」の情報を求める疑問詞です。
・英語では「5つの成分」があり、基本的な語順は
決まっているという話は when の時もお話しましたが、
確認すると、
①主語+②動詞+③目的語/補語+④場所+⑤時
という語順です。
今回は、疑問詞 where を扱うので、
④「場所」の部分の情報を得る言い方を
学ぶことになります。
参考として「5つの成分」について
扱った記事を紹介するので、参考にしてください。
それでは、今までと when と同じように
動詞に注目して、例文を使って説明していきます。
be動詞を用いたwhereの疑問文
be動詞の疑問文についての簡単な確認です。
be動詞の疑問文は、
be動詞が文頭に移動してきます。
ですから、
WH疑問詞(ここでは、where)+be動詞+主語+~?
が基本形となります。
それでは例文です。
①The bank is next to the post office.
※下線部をたずねる英文をつくりなさい。
→ 下線部 ”next to the post office” で「場所」を表しているので
「場所」をたずねる where を使います。
→ 仮に next to the post office の部分に where を置きます。
→ The bank is where. (仮の形)
→ 疑問文をつくります。
→ Is the bank where? (仮の形)
→ where を一番前に移動させます。
Q:Where is the bank?
(銀行はどこになりますか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語は the bank で「もの」なので、代名詞 it を使います。
→ 動詞もそのまま be動詞 is を用います。
→ It is (It’s) ~.
→ 新しい情報は、”next to the post office” なので、is の後に置きます。
A:It’s next to the post office.
短い答え方:Next to the post office.
②They were walking to school.
※下線部をたずねる英文をつくりなさい。
→ 下線部 “to school” で「場所」を表しているので
「場所」をたずねる where を用います。
→ 仮に to school の部分に where を置きます。
→ They were walking where. (仮の形)
→ 疑問文をつくります。
→ Were they walking where? (仮の形)
→ where を一番前に移動させます。
Q:Where were they walking?
(彼はどこに歩いていたのですか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語はもうすでに代名詞なので、そのまま they を使います。
→ 過去進行形を用いているので、were walking をそのまま使います。
→ They were walkingg ~.
→ 新しい情報は、”to school” なので、walking の後ろに置きます。
A:They were walking to school.
短い答え方:To school.
Where are you from? は出身地のたずねかた
似たような言い方ですが、
実は、出身地のたずね方は、上記の例文と少し違います。
where と from で「どこから」という意味になると
覚えればよいと思います。
Q:Where are you from?
A:I’m from New Zealand.
from がなくなると、
Q:Where are you?
(あなたはどこにいるのですか。)
A:I’m in my room.
(部屋にいるよ。)
となります。
ほんの少しですが、上記の①・②とは違い、
where from は出身地をたずねる時に使われる
言い方なのです。
今回はここまで。
「WH疑問文について〜where」は「①」から「③」まであります。
下記にリストアップしますので、興味のある方はクリックして
お読みください。
where②一般動詞編
where③助動詞編
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