WH疑問文について~how③

how の3回目に入ります。

how はいろんな形容詞との組み合わせで、
さまざまな情報を得ることができます。

今回は、その代表的なものを紹介します。

how+形容詞/副詞「どの程度の~」

まずは、代表的なものを見てみましょう。

①how long:「どの程度の長さなのか」
→ 時間的な長さ「期間」、距離的な「長さ」を聞きます。

②how old:「どの程度の古さなのか」
→ 動物に対しては「年齢」、建物などに対しての「古さ」を聞きます。

③how many +複数形:「どの程度の数なのか」
→ 「数」を聞きます。how many +複数形でひとかたまりです。

④how much:「どの程度の量なのか  → 金額」
→ 「値段」を聞きます。

⑤how often:「どの程度の頻度なのか」
→「回数」や「度合い」を聞きます。

この言い方には組み合わせでいくらでも
様々な情報を得ることができます。

例えば、
・身長を聞きたいなら・・・・how tall
・(山や建物の)高さを聞きたいなら・・・・how high
・(川や湖などの)深さを聞きたいなら・・・・how deep
・離れている距離を聞きたいなら・・・how far
などもあります。

今回は、①how long と ②how old の例文を見てみます。

how long:「どの程度の長さなのか」

① It takes two hours from here to Osaka.
※下線部をたずねる英文をつくりなさい。
→ 下線部 “two hours” で「時間の長さ」を表しているので
「期間」をたずねる how long を使います。
→ 仮に two hours の部分に how long を置きます。
It takes how long from here to Osaka.  (仮の形)
→ 疑問文をつくります。
(takes には does が隠れています。)
Does it take how long from here to Osaka?  (仮の形)
→ how long を一番前に移動させます。
Q:How long does it take from here to Osaka?
(ここから大阪までどのくらいかかりますか。)
◎ここの “it” は距離を示す it でとりたてて日本語に
訳しません。

※上記の英文に答えなさい。
→ 主語はすでに代名詞 it なので、そのまま使います。
→ does と take があるので、takes を使います。
It takes ~.
→ 新しい情報は、”two hours” なので、takes の後に置きます。
A:It takes two hours (from here to Osaka).

 

② The Shinano River is 367 km long.
※下線部をたずねる英文をつくりなさい。
→ 下線部 “367km long” で「長さ」を表しているので、
「長さ」をたずねる how long を使います。
→ 仮に 367km long の部分に how long を置きます。
The Shinano River is how long.  (仮の形)
→ 疑問文をつくります。<be動詞の疑問文です。>
Is the Shinano River how long?  (仮の形)
→ how long を一番前に移動させます。
Q:How long is the Shinano River?
(信濃川のどのくらいの長さですか。)

※上記の英文に答えなさい。
→ 主語 “the Shinano River” は「物」なので、
代名詞 it を使います。
→ be動詞 is はそのまま使います。
It is (It’s) ~.
→ 新しい情報は、”368 km long” なので、is の後に置きます。
A:It’s 367 km long.

 how old:「どの程度の古さなのか」

① My grandfather is 82 years old.
※下線部をたずねる英文をつくりなさい。
→ 下線部 “82 years old” は「年齢」を表しているので、
「年齢」をたずねる how old を使います。
→ 仮に 82 years old の部分に、how old を置きます。
My grandfather is how old (仮の形)
→ my を  your に代えて、疑問文をつくります。
Is your grandfather how old?  (仮の形)
→ how old を一番前に移動させます。
Q:How old is your grandfather?
(あなたの祖父は何歳ですか。)

※上記の英文に答えなさい。
→ 主語は your grandfather で男性なので、代名詞 he
を使います。
→ be動詞 is はそのまま使います。
He is ~.
→ 新しい情報は、”82 years old” なので、is の後に置きます。
A:He is 82 years old.
◎ちなみに、よく「私何歳に見えますか。」というのは、
英語で、”How old do I look?” と言います。

② This building is 50 years old.
※下線部をたずねる英文をつくりなさい。
→ 下線部 “50 years old” が建物の「古さ」を
表しているので、「古さ」をたずねる how old を使います。
→ 仮に 50 years old の部分に how old を置きます。
This building is how old.  (仮の形)
→ 疑問文をつくります。
Is this building how old (仮の形)
Q:How old is this building?
(この建物は築何年ですか。)

※上記の英文に答えなさい。
→ 主語 this building は「物」なので、
代名詞 it を使います。
→ be動詞 is はそのまま使います。
It is (It’s) ~.
→ 新しい情報は、”50 years old” なので、is の後に置きます。
A:It is 50 years old.

 

今回はここまで。

 

「WH疑問文について〜how」は「①」から「⑥」まであります。
下記にリストアップしますので、興味のある方はクリックして
お読みください。
how①be動詞編
how②一般動詞編
how④how many +複数形
how⑤how much, how often
how⑥how と what

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