3/17の『高校生から始める「現代英語」』の放送を聞いての勉強内容です。
🔴 「現代英語」では、 Lesson ごとのテーマがあり、Part 1 と Part 3では ニュース英文の理解、そして Part 2 と Part 4では学んだ英文の反訳トレーニングをするという構成をとっています。 |
Lesson 35 Ohtani voted Player of the Year – Part 1
Opening その他で
Hannah Grace の部分だけピックアップしました。
● Opening
– Hi, I’m Hannah Grace. Thanks for joining us.
● News の英語を聞く
– Let’s listen to today’s news.
● 解説が終わり、もう一度 news を聞く
– Now let’s listen to today’s part.
● 最後に
– Thanks for joining us today.
見出し Ohtani voted Player of the Year
🔴普通の文にすると
Ohtani (Shohei) has been voted Player of the Year. ◎大谷(翔平)さんが、投票で年間(最優秀)選手に選ばれました。 |
👉見出しでは…
▶︎名前はフルネーム (Ohtani Shohei) ではなく名字 (Ohtani)だけになっています
▶︎ has been voted は voted と簡略化
◎この “Player of the Year” が「何においての年間最優秀選手」なのかは、
本文で次のように説明されています。
▶︎ Player of the Year in Major League Baseball
「大リーグ年間最優秀賞選手」
※ Player of the Year は the (Best) Player of the Year を略した表現
Words and Phrases
① sensation
👉センセーション(を巻き起こす人)、大評判の人
・Los Angels Angels sensation Ohtani Shohei
「ロサンゼルス・エンゼルスの大評判の人、大谷翔平さん」
※スポーツのチーム名は「本拠地名 (Los Angles)+ニックネーム(Angles)」
となているものが多い
② fellow
👉仲間(の)、同輩(の)
・which is decided by his fellow major leaguers
「それは仲間の大リーガーたちによって決定されます」
③ joyous
👉 joy(喜び)の、喜ばしい、うれしい
・a very special feeling, a truly joyous one…
「とても特別な気持ち、本当に喜ばしいもの」
※ one は、直前の feeling を受けています。
④ compete
👉競争する
・if we can compete at a high level for many more seasons to come
「もしも私たちがこれから来る多くのシーズンの間、高いレベルで競争できれば」
※ at a high level「高いレベルで」
※ for many more seasons to come「これから来る多くのシーズンの間」
⑤ two-way
👉両方向の、2つのものが関係する〜、攻守両方の、二刀流の
・The two-way star marked the best performance of this career
「この2刀流のスターは、自分のキャリアで最高の成績を残しました」
※ mark「マーク(印)をつける」から転じて「(成績を)残す、記録する」
※ performance「(何かを)遂行したこと、業績、成績」
⑥ strikeout
👉三振、strike(打つこと)に失敗して打席の out(外)に出ること
・he recorded nine wins and 156 strikeouts.
「彼は9勝を記録しました、そして156(奪)三振を」
※ win は、ここでは「試合で勝ち投手となったこと」
解説の中でチェック!
【情報1】
🟠 “It is something really special to be chosen like this by the very
people I play against, “Ohtani said in a video posted by the MLB
Players Association.
◎大谷さんの発言内容は、形式主語 it を用いた構文で
・形式主語:It
・動詞:is
・補語:something really special
・主語内容:to be chosen like this by the very people
という形で、the very people をさらに後ろから I play against と説明を
加えています。
● be chosen は「選ばれる(た)」という意味ですが、今までの部分では
has been voted, is decided とほぼ同じ意味で使われています。
● very は people を強調する言葉で、「まさに」「まさしく」
– the very people I play against
「まさしく私が対戦する人たち」※ play against (対戦する)
● MLB は Major League Baseball の頭文字
– a video posted by the MLB Players Association
「大リーグ選手会によって投稿されたビデオ」
※ post「(インターネット上に)投稿する、載せる」
※ association「associate (結びつける)こと、関連、協会、交際」
【情報2】
🟠 On offense, he racked up 46 homers, 100 runs batted in,
and 26 stolen bases.
◎この英文の構造は
・主語:he
・動詞句:racked up
・目的語:① 46 homers ② 100 runs batted in ③ 26 stolen bases
という SVO の形です。
● on offense「攻撃では」
※ offense, defense 共にスポーツ用語で使う場合は発音に注意
● rack up 「(得点などを)積み上げる」
– このニュースでは、marked, recorded, racked up は実際はほぼどれも
同じ意味で使われていますs。
● homer は「ホームラン (home run)」の簡略な言い方
– ホームまで run するたびに得点が入るので、野球の「(得)点」も run と呼ばれます。
● run batted in (バットで入れられた点)は「打点」
– 複数形は runs batted in
※ここの “run(s)” は「得点」の意味です
Things You Should Know
英語学習で最も大切なことは何だろう? |
👉日本人英語の「三大弱点」
① 発音 ② 単語 ③ 構文(文を組み立てるルール=文法) |
▶︎③の「構文 – 英語における文の組み立て方」が最大の弱点
– そのため「反訳トレーニング」が効果的
【日本英語教育の流れ】
◎英文和訳の文法訳読式授業
⬇️
◎ LL教室での文型練習
⬇️
◎ペア学習などコミュニケーションを使いながら学ぶ「コミュニカティブ・アプローチ」
⬇️
◎小学校からのネイティブによる早期教育
⬇️
◎「英語の授業は基本的に英語で行う」時代
▶︎学生を英語漬けにしても英語力は伸び悩んでいる状況
だから
※日本人には日本人に適した学習法があるのかもしれないという問題意識が必要 👉「日本語と英語の違いを知って、それを乗り越えることに重点をおいた学習法」 が求められている |
【日本人の英語学習の根本的な問題】
▶︎基本的な構文について習熟ができていないこと
– この習熟をするためには...
まず和訳と英文を比べて理解し、リピートして表現をしっかりと覚えるプロセスが
必要。
◎そのため「反訳トレーニング」を実施してきました。
【日本人の英会話に必要な2つの力】
①多読多聴などの英語漬けから得られる – 素早く応答する力
②和文英訳によって – 日本語と英語との溝を乗り越える力
現代の言葉 sensation
◎ sensation は「sense(感覚)器官で感じる刺激、興奮(を引き起こす人や事件)」
👉「センセーション(を巻き起こす人)」「大評判の人」
▶︎「感覚」「感情」という訳語もありますが、
一般的には「センセーション」と言うときの意味は「興奮」が近い
これで、
Lesson 35 Part 1 は終了です。
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