21-「現代英語」10/14

10/14の『高校生から始める「現代英語」』の放送を聞いての勉強内容です。

🔴 「現代英語」では、
Lesson ごとのテーマがあり、Part 1 と Part 3では ニュース英文の理解、そして
Part 2 と Part 4では学んだ英文の反訳トレーニングをするという構成をとっています。

Lesson 20 Tennis stars take a stand against Asian hate  – Part 1

Opening その他で

Hannah Grace の部分だけピックアップしました。
● Opening
– Hi, I’m Hannah Grace. Thanks for joining us.

● News の英語を聞く
– Let’s listen to today’s news.

● 解説が終わり、もう一度 news を聞く
– Now let’s listen to today’s part.

● 最後に
– Thanks for joining us today.

見出し  Tennis stars take a stand against Asian hate

🔴普通の文にすると

Tennis stars have taken a stand against Asian hate.
◎テニスのスターたちが、アジア憎悪反対を表明しました。

【ポイント】
① take a stand against 〜は「〜に反対する立場をとる」
▶︎「積極的に立ち上がって〜に反対する」というニュアンスなので、テニスの
スターたちがアジア憎悪に反対して立ち上がった情景を心に描くと分かりやすい
② have taken の部分は、見出しでは take と簡略化

🔴 Asian hate(アジア憎悪)とは…
ここではアジア系アメリカ人に対する憎悪が関係する暴力事件や差別を指す。
– 新型コロナウィルスが中国から広まったことをきっかけに、増加したと見られる

Words and Phrases

① (Osaka) Naomi
👉「大坂なおみ」さんのこと
– Naomi は英語圏でもよくある名前で「ネオミ」などと発音される
(聖書を起源とする人名ですが、日本語の「なおみ」とたまたまスペル
が一致するため、海外でも親しまれる名前として人気)

② appeal for 〜
👉〜を訴える
・appeal for an end to 〜
「〜を終わらせようと訴える」

解説の中でチェック! 

🟠 The governing bodies of the men’s and women’s professional
tours, ATP and WTA respectively, have posted a video of the players
on the internet.
👉「男子と女子のプロフェッショナル・ツアーの運営団体(それそれ ATP と WTA)は、
その選手たちのビデオをインターネット上に載せました・」

● governing bodies「管理している団体」- ここでは「運営団体」
– ここでは具体的に2つの「運営団体」 ATP と WTA のことを指します。
※ ATP:男子プロテニス協会
※ WTA:女子プロテニス協会
● respectively「それぞれ」
– men’s と ATP、women’s と WTA が「それぞれに」という意味
● post 「何らかの情報を – 掲示する」
– ここではインターネット上に「投稿する」「載せる」

🟠 And they condemn the recent violence and intolerance affecting
 Asian communities.
👉「そしてそれらは非難します、あの最近の暴力と不寛容を、アジア系コミュニティー
に影響している。」

□ condemn の目的語が、the recent violence and intolerance
□ affecting Asian communities が “the recent violence and intolerance”
の説明をしています。
● condemn (「〜が悪い」と強く)非難する、糾弾する
● intolerance「不寛容」
– tolerance は「(自分のものとは異なる意見・宗教・民族などについて、それが
不快であっても)耐えること」「寛容」▶︎これに否定を意味する in- がついた単語
● affect は悪い意味で「影響する」
– アジア系の人たちを苦しめていることを表現しています。

🟠 “Please stop Asian hate.”
👉「アジア」

● stop の呼びかけ対象は、2つを考えられる。
①アジア系の住民に対してヘイトクライムを行う人々に – やめてくれ!
②一般の人々に – やめよう!
● Asian hate も「2つの意味」にとれる
①アジア人が抱いている憎悪
②アジア人に対する憎悪
– この文脈ではもちろん ② の意味で使われています。
※より明確に言うと anti-Asian hate です。

自分でチェックした表現

🔷 take a stand against 〜 / stand against 〜 / be against 〜
👉〜に反対する
・take a stand against Asian hate
・stand against any form of hate and discrimination
・be against all forms of discrimination

🔷 any form of 〜 / all forms of 〜
👉どんな形 / あらゆる形の 〜
・any form of hate and discrimination
・all forms of discrimination

Things You Should Know

2つの単語がセットで使われているときは、互いに意味が似ている

Osaka Naomi, Nishikori Kei, and other tennis stars have appealed for an end to
violence and discrimination against the Asian community in the United States.

▶︎英語の文章の特徴の1つとして、
例文の violence and discrimination のように
👉意味が近い2つの単語をセットで使う  – ことがよくあります。

🔴【 and を挟んで単語を並べている】ときは、
① リズムや強調のために、1つの単語で足りる場合でも2つ並べることがある
② ペアになっている単語の意味は互いに似ていることが多い
▶︎片方の単語の意味さえ分かれば、何となく全体を理解できる
③ きちんとした意味があって2つ並べる場合もあります

今週の英文では、お互いに意味の近い2つの名詞が並んで、次のように使われています。
a. violence and discrimination
b. hate and discrimination
c. violence and intolerance
d. respect and love
👉最初の a, b, c の3つのフレーズの
「暴力」「差別」「憎悪」「不寛容」はいずれも関係が深いですから、
極端に言えば、a のフレーズを言い換えたものが b, c であると言えます。

① リズムや強調のために、1つの単語で足りる場合でも2つ並べる例
・No matter how dreary and gray our homes are, we people of 
flesh and blood would rather live there than in any other country,
be it ever so beautiful.

③ きちんとした意味があって2つ並んでいる例
・This could prove cheaper and easier than transporting air tanks
from Earth.

現代の言葉   Asian communities

◎ Asian communities
👉「アジア系コミュニティー」
👉アメリカの政府機関では、
Asian American and Pacific Islanders などとも呼ばれる
▶︎すべてのアジア系の住民を指しています。
– Asian people や Asian residents を洗練された言い方にしたもの
🔴 community は要するに people

 

 

 

 

 

これで、
Lesson 20 Part 1 は終了です。

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ラジオ講座21年度 現代英語
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