1週間の「ラジオ英会話」の会話の原則の復習として
Review をします。
それでは第 23 週 ( 9月 Week 3 )の復習です。
※9月号の「タイトル」は、「感情・行動・考え方を操作する」となっていて、
同様に「発言タイプ」の学習をするので、発言タイプ Review (21) とします。
発言タイプ Review (21)
・ Week 23 は、発言のタイプ:行動の変更をうながす⑤〜⑧ を学習しました。
◎今年度は「感謝したい」「頼み事をしたい」といった、発言のタイプ別
おすすめ表現を多数学びます。
※学んだ表現を上手に会話に生かすには、そもそも会話はどういった原則に
沿って行われるかの理解が欠かせません。
▶︎そこで、今月も「発言タイプ」について -「引き出す・感情を操作する」を
テーマとしてます。
Lesson 111 発言タイプ:行動の変更をうながす⑤
▶︎相手の好ましくない習慣を改めさせる表現を学びましょう。
※どうしてあなたは、いつもそんなに否定的でなくてはならないのですか。
👉この文では「どうしていつも〜しなくてはならないの?」と、must を用いて
批判しています。all the time は「いつでも・四六時中」。これで、相手の「習慣」を
批判していることが伝わります。
①「Why + never」を使った、相手の習慣への非難。 ※ Why do you never respond to my texts? |
② always, constantly と現在進行形の組み合わせで「うんざり感」を表現 ※ You‘re always bringing up the past. ※ You‘re constantly bringing up the past. |
③「〜しなくてはならないのですか」「〜する理由があるのですが」という表現 ※ Do you have to chew with your mouth open? ※ Is there a reason you always chew with your mouth open? |
Lesson 112 発言タイプ:行動の変更をうながす⑥
▶︎期待した行動をとらなかった相手を非難する言い回しを覚えましょう。
[Key] You promised a spaceship would come to Mars this month, didn’t you?
※あなたは、今月宇宙船が火星に到着すると約束しましたね。
👉相手に裏切られたという不信感を表す典型的な表現。「約束しましたよね?」
日本語でもよく使われますよね。
◎いくつかポピュラーな言い回しを覚えましょう。
①相手の発言と行動の乖離を tell や say を用いて表現 ※ You told me the tickets were free, didn’t you? ※ You said you would come, but you never showed up. |
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② expect や believe を用いて相手への信頼を毀損したことを述べる表現 ※ I didn’t expect my commander to do this to me. ※ I can’t believe you did that. ※ I can’t believe what you did. |
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③非常に直接的な表現。相手の反発は必至です。 ※ You lied to me. ※ You are a liar. – 名詞 liar を用いて ※ Liar. ※ You stabbed me in the back. – stab 人 in the back で「〜を裏切る」 ※ You went back on your word. / You went back on your promise. – go back on one’s word / promise で「約束を破る」 |
Lesson 113 発言タイプ:行動の変更をうながす⑦
▶︎「いつもの君らしくない」「その年ならもっと分別があるべきでは」のような
表現を学びましょう。
[Key] That’s not like you at all.
※それはまったくあなたらしくありません。
👉 like は「〜のような」、そして not 〜 at all が「点」を表すため、
「すべての点において〜ない→まったく〜ない」となります。
◎あるべき姿から逸脱した相手への指摘に関する表現を学びましょう。
① one’s usual self「いつもの自分」を用いた表現 ※ You’re not your usual smiling self. – smiling の部分は [ energetic / confident / calm / level-headed / easy-going] などの形容詞を加えることができます。 |
② know better「分別がある」を用いた表現 ※ You are old enough to know better. ※ You should know better than that. ※ You should know better. |
③ as で相手の立場を踏まえ、現状を変え、〜すべきだと諭す表現 ※ As a public figure, you should be setting a good example. – should be +動詞 ing形 は「〜しているべきだ」ということ ※ As a friend, you should be there for him. |
④ would に仮定の条件を織り込んだ表現 ※ A real friend would have my back. ※ A real friend would never ask you to lie. |
Lesson 114 発言タイプ:行動の変更をうながす⑧
▶︎「それは身から出たさびだよ」という表現を学びましょう。
[Key] You should have seen that coming.
※そういうことになると、あなたは思うべきでしたよ。
👉「そうなるに決まっているじゃないですか」の典型例がこれ。
should have +過去分詞は、「(実際はそうはしていないが)〜するべきだった」
– それが相手の落ち度の指摘につながります。
▶︎自分で反省しているなら I had it coming. も使えます。
◎「身から出たさび」という頻度の高い表現を覚えましょう。
① ask for 〜は「〜を求める」から「自業自得」ということになります。 ※ You were asking for trouble. ※ You were asking for it. – You’re asking for it if you show up late again, とこれからのことも表現できます。 |
② deserve (「〜の価値がある」いい意味でも悪い意味でもOK)を用いた表現 ※ You got what you deserved. ※ You got what you asked for. ※ You deserve it. |
③その他の「身から出たさび・自業自得」の表現 ※ You did this to yourself. ※You had it coming, acting like that. ※ You reap what you sow. – sow は「種をまく」 ※ This is a bed of your own making. |
発言タイプ Review (21) 終了。
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