24-ラジオ英会話 「指定ルール」のまとめ

1週間の「ラジオ英会話」の文法的な部分を、
分野ごとに分けて、

それでは第 3 週と第 4 週 の ( 4月 Week 3 & 4 )の復習です。

指定ルールのまとめ

2週にまたがり、「説明ルール」と「指定ルール」について学びました。

◎今回は、「指定ルール」についてまとめました。

Lesson 12 指定ルール 話し手の発言態度を表す副詞

指定ルールその1ー話し手の発言態度を表す副詞
※「指定ルール:指定は前に置く」
▶︎文頭に「発言態度を表す副詞」を置くことで、発言内容を「指定」する

[Key] Seriously, it was a hard test
    [副詞] ▶︎「後ろ」の発言内容の態度を指定
※真面目な話、難しい試験でした。
👉 seriously が「前」に置かれ、it was a hard test の内容を「真面目な話」に
指定しています。修飾は「前」と「後ろ」で大きく意味を変えるのです。

Frankly, I don’t like this plan. <正直に言って、私はこのプランが気に入リません。>
frankly は、以降を「率直な内容」に指定
Unfortunately, we’re sold out. <残念ながら、品切れです。>
unfortunately は、以降の内容を指定。相手に不都合な内容を述べる際のクッションにもなる。
As far as I know, this is the only option. <私が知る限り、これが唯一の選択肢です。>
– as far as I know は、発言の正当性を限定する高頻出のフレーズ。

Lesson 13 指定ルール 程度を表す副詞の前置き

指定ルールその2ー程度を表す副詞の前置き
※「指定ルール:後ろに置く形容詞の「レベル」を指定」
▶︎程度を表す[レベルを示す]副詞は、前置きする

[Key] It’s surprisingly rich like real tonkotsu soup.
    [程度副詞] ▶︎「後ろ」の形容詞のレベルを指定
※それは本物の豚骨スープのようの驚くほど豊かです。
👉 surprisingly は、単に rich なのではなく、驚くほど rich なのだとレベルを指定
しているため、前に置かれているのです。
▶︎ so, very, extremely も前置き「程度副詞」です。

① Ken is very rich. <ケンはとてもお金持ちです。>
– very で rich のレベルを指定
② Your dog is so friendly!. <あなたのイヌはすごく人なつこいです!>
– so は very よりも強調の度合いが高い表現。friendly のレベルを指定
The view is absolutely amazing. <その景色は本当にすばらしい。>
– absolutely は「100%」を意味する、最高レベルの強調語
④ He is really outgoing. <彼は本当に外交的です。>
– really で outgoing のレベル指定

Lesson 14  指定ルール 助動詞

指定ルールその3ー助動詞
※「助動詞は動詞の前」も「指定ルール」
▶︎ may. can, will などの助動詞は心理を表す表現。- 動詞以下の内容が事実でなく、
「話し手の心理内の出来事」であることを指定する

[Key] I may be a little late.
[助動詞]▶︎「動詞以降で、話し手の心理内の出来事」であることを指定
※私は少し遅れるかもしれません。
👉
この文の may は、動詞以降の内容を「かもしれない内容ですよ」と指定

① You must wear a helmet. <あなたはヘルメットをかぶらなければなりません。.>
– must が、動詞以降を「〜しなければならない」内容であることを指定
② You should use a clean towel. <あなたはきれいなタオルを使うべきです。>
should が、動詞以降を「〜すべきである」内容であることを指定
③ She will like your gift. <彼女はあなたの贈り物を気に入りますよ。>
will が、動詞以降を「〜するだろう」という内容に指定
④ This train can be crowed in the morning. <この電車は朝、混雑することがあります。>
can が、動詞以降の内容が「〜しうる・〜することがある」内容であることを指定

Lesson 16  指定ルール 否定の not

指定ルールその4ー否定の not
※英語では not は動詞句の前におきます。▶︎ not は「指定表現」なのです。

[Key] I don’t eat on Fridays.
[否定の not] ▶︎後ろの動詞句の内容 eat on Fridays ではありませんよ – と指定
※私は金曜日には肉を食べません。
👉
この文では、日本語の否定「〜しない」は文末ですが、英語で not は動詞(句) の前にあります。
not は「否定していますよ」と指定を行う表現。

① She isn’t a doctor. <彼女は医師ではありません。>
-「彼女は違う」を先に思い浮かべる :not は指定表現
② You can’t eat here. <ここで食べてはいけません。>
-「あなたはできないよ」をまず意識。
③ You mustn’t remove the cover. <カバーをとってはいけません。>
「してはいけません」をまず意識することが大事。

これで、指定ルールのまとめ、終了です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました