1週間の「ラジオ英会話」の会話の原則の復習として
Review をします。
それでは第 1 週 ( 4月 Week 1 )の復習です。
※4月号の「タイトル」は、「会話の原則・発言タイプ」となっているので
会話の原則 Review ① とします。
会話の原則 Review ①
・ Week 1 は、会話の原則:RIKAI を学習しました。
◎今年度は「感謝したい」「頼み事をしたい」といった、発言のタイプ別
おすすめ表現を多数学びます。
※学んだ表現を上手に会話に生かすには、そもそも会話はどういった原則に
沿って行われるかの理解が欠かせません。
▶︎そこで、今月はまず「会話の原則」について。
Lesson 1 会話の原則①:RIKAI 明瞭に話せ!ー感謝
➡️なぜそうした発言に至るのか、その理由を明確にすることは重要
※本当にいろいろありがとうございました。あなた方は大きな助けとなっていました。
👉Thank you so much – なぜ「感謝」するのか、その「理由」を述べる必要があり
ます。上の for everything の for は「理由」。You’ve been 以下も感謝の理由です。
① for を用いて「理由」その後も「理由」- しっかりと述べている ※ Thank you so much for everything. I learned everything I know about his job from you. |
② これも十分な理由が示され、何に対して感謝しているか明確 ※ Thank you very much. You always listen to me when I need a friend. |
③ 明確な理由が述べられ、わかりやすい流れ ※ Thanks a lot. I couldn’t have carried these bags by myself. – couldn’t have 〜 は仮定法「(ひとりでは)できなかったでしょうね」 |
④ カジュアルな「どうもありがとう」Thanks a million. ※ Thanks a million. We made short work of these tasks. – make short of 〜「(仕事を)さっさと片付ける」 |
Lesson 2 会話の原則②:明瞭に話せ!ー謝罪
[Key] Sorry to be late. I went to the wrong gate.
※遅れてすみません。違うゲートに行ってしまいました。
👉この文でも、to be late で何に対して謝罪しているものかを述べ、さらにその理由
を加えています。
① 最初の文はよく使われる「謝罪」表現 ※ I’m sorry to keep you waiting. Our servers have gone offline. – keep 以降は目的語説明型「you = waiting の状態に keep」ということ |
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② am sorry の後ろに that節を置いた形(説明ルール) ※ I’m so sorry that I couldn’t meet the deadline. I lost track of time. – lost track of time「時が経つのを忘れてしまう」 |
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③ 「謝罪」の後の理由をしっかりと。 ※ I’m so sorry, we can’t. Our policy doesn’t allow returns. |
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④ 顧客に食事に誘われた状況 – きちんと理由を伝えている ※ I’m sorry. I can’t join you. I have a presentation at that time. |
Lesson 3 会話の原則③:RIKAI 定型表現に多用する
▶︎相手にわかりづらい表現は会話の進行を妨げます。会話で無数の「定型表現」
が使われるのはそのため。
[Key] It’s just an idea, why don’t you film Umi walking on the electronic piano?
※ちょっとした思いつきですが、ウミが電子ピアノの上を歩いているところを撮影して
みたらどうでしょう?
👉この文の It’s just an idea, but why don’t you 〜?は、「控えめな提案」を表す
ネイティブスピーカーなら誰でも知っている定型表現です。
・今回は「提案」に関わる定型表現を覚えましょう。
① Why don’t we 〜?「〜したらどうでしょう?」 ※ Why don’t we swap seats? – Why don’t you 〜?「〜したらどうでしょう?」相手に対する提案 Why don’t we 〜?「(私たちが)〜しませんか?」と話し手を含んだ提案 |
② How about 〜?「〜はどうでしょう?」気軽な提案 ※ How about a double date? 【名詞】 ※ How about going on a double date? 【動詞 ing形】 ※ How about we go on a double date? 【フルセンテンス】 – about の後ろには「名詞」「動詞 ing形」「フルセンテンス」が来ます |
③ I suggest は「〜したらいいんじゃないかな」気軽な提案 ※ I suggest we get more detailed information first. |
④ Let’s 〜 は力づよく相手を促す「〜しよう」 ※ Let’s order pizza tonight. |
Lesson 4 会話の原則④:RIKAI 速やかに確認する
▶︎わからないことをそのままにしていては、その後の会話はうまく進まない。
わからないことは聞き返しましょう。
[Key] Would you mind repeating what you said?
※あなたが言ったことを、繰り返していただけますか?
👉ここでは、Would you mind + 動詞-ing形 〜?という丁寧な依頼文を使って
聞き返しています。「聞き返し」の基本的な定型表現をマスターしましょう。
①「すみません」と「聞き返し」の組み合わせ ※ Sorry, I didn’t catch you. Could you repeat that? |
② 最も簡単な聞き返し。 ※ Sorry? ※ Excuse me? ※ Pardon? |
③ say を使って「聞き返し」をするのが最もポピュラー ※ Could you say that again, please? ※ What did you say? ⤴️ – wh疑問文の文末は下降調ですが、相手に聞き返す時は上昇調 |
④ beg は「請う」「お願いします」が強く響く単語 ※ I beg your pardon? – 丁寧な聞き返しです。 |
会話の原則 Review ① は終了!
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