21-ラジオ英会話 「語順」のReview ⑫

1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
基本的には、
週末に tweet で発信してきたものを、
ブログで、まとめたものです。

今回は第12週 ( 6月 Week 4 )の復習です。

Week 12 の「語順」review

👉今年度は、「話すための英文法」をマスター
英語は「配置の言葉」
– 表現をどのように配置するかが、「意味」を決めます。

基本

👉英語の語順は、
① 基本文形
② 修飾語順規則
によって決まります。

Week 1 から Week 8 までで
その基本学習はひとまず終えました。

英語は「配置の言葉」
修飾語順規則 Week 1 説明ルール 説明は後ろ置き
Week 2 指定ルール 指定は前置き
基本文型 Week 3 他動型 目的語に直接影響及ほす
Week 4 自動型 単なる動作
Week 5 説明型 be動詞文
Week 6 説明型 be動詞文、オーバーラッピング
Week 7 説明型 オーバーラッピング「変化」・go/come
授与型 基礎・さまざまな動詞で授与型
Week 8 授与型 マイナスの授与
目的語説明型 基礎・形容詞/前置詞句

👉この「基本」部分について詳しく確認したい人は下記をクリックしてください。

今月は、基本文型を拡張

👉今週は、基本文型の拡張が終わり、
リポート文の拡張、そして「命令文」と「there 文」の勉強をしました。

基本文型を拡張
Week 9 主語の拡張 ① to不定詞・動詞-ing形
② that節
③ wh節・if/whether節
目的語の拡張 ① to不定詞
Week 10 ② 動詞-ing形
目的語説明型の拡張1 ① 知覚構文
② 使役構文 make
③ 使役構文 have
Week 11 目的語説明型の拡張2 ④ 使役構文 let
⑤ 過去分詞
⑥ to 不定詞
Week 11 リポート文の拡張 ① (that)節
Week 12 ② if/whether節・wh節
命令文 ①命令文の基本
②命令文のバリエーション
thereを用いた存在を表す文

 

Lesson 56 リポート文の拡張④:if/whether節・wh節

🔴リポート文は、
動詞句の内容を後ろに置いた節が説明・展開する、「説明ルール」の形
▶︎主語の思考・感情・発言などを表します。
🔴リポート文にはさまざまなタイプの節が利用可能
– 今回は if/whether節 と wh節

🔶 if/whether節
→「〜かどうか」と言う意味
🔶 wh節=wh語+平叙文
→疑問文の意味を持たない「文の部品」- 動詞句の「説明」となります。

[Key] I【don’t care】[if you’re exhausted].
※あなたがくたくたであろうがなかろうが、私は気になりません。
▶︎この文は、
don’t care の内容が if節で説明しているわけです。

[1] I【don’t care】[how much the repairs will cost].
※修理にいくらかかろうが、私は気になりません。
▶︎この文は、wh節のパターン。
「修理にいくらかかる(のか)」という説明

[2] Do you【know】[where the nearest subway station is】?
※あなたは最寄りの地下鉄の駅がどこだかご存じですか。
▶︎全体は疑問文ですが、この文も wh節のパターン。
「最寄りの地下鉄の駅がどこ(なのか)」ということ。

 Lesson 57 命令文①:命令文の基本

🔴命令文の基本型は、
主語がなく「動詞原形」が始まる述語を相手にぶつける形
– このままでは「高圧的な言い方」になります。
🔴命令文が「動詞の原形」から始まるのは、
まだ起こっていないことを相手に促すから。
(だから、「現在形」も「過去形」も使えない)

[Key] 【Pleaseask the employees to wear business casual.
※社員には、ビジネスカジュアルの服装をするようにお願いしてください。
▶︎高圧的な命令文の文頭や文末に、
please をつけることによって、「折り目正しい」文になっています。
※文全体は、
「押す」動詞 ask が目的語説明型で to不定詞とともに用いられ、
「employees を to以下の行為に進むよう ask して」という文に
なっています。
👉Lesson 53 目的語説明型の拡張⑥:to不定詞  参照
具体的に確認したい方は、下記をクリックしてください。

[2] Try Chris’s apple pie. It’s delicious!
※クリスのアップルパイ食べてみなよ。すごくおいしいから。
▶︎高圧的な命令文が、非常に好意的に響く例
「クリスのアップルパイを試せよ」という相手への高いプレッシャーが
結局「おいしいんだから」という「相手への好意の大きさ」から来るもの
と理解されるから。

 Lesson 58 命令文②:命令文のバリエーション

🔴命令文の基本型は、
主語がなく「動詞原形」が始まる述語を相手にぶつける形
– このままでは「高圧的な言い方」になります。
🔴命令文が「動詞の原形」から始まるのは、
まだ起こっていないことを相手に促すから。
(だから、「現在形」も「過去形」も使えない

🔴ここでは、バリエーションとして、
「禁止の命令文」と「命令を強める」言い方を扱っています。

{Key} 【Don’tbe overawed.
※おじけづかないように。
▶︎「Don’t +動詞原形」で文を始める、禁止の命令文の例

🔶禁止の命令文
– 「Don’t +動詞原形〜」(〜するな)
※You mustn’t 〜. を使った「禁止」と同じレベルの強さをもつ。

[1] 【Neverdo it again.
※絶対、二度とするな。
▶︎「Don’t +動詞原形」よりも、さらに「強い禁止」を表現

🔶禁止の強さ
・Don’t+動詞原形=You mustn’t 動詞原形 < Never+動詞原形

[2] 【You,get over here right now!
※君、今すぐここに来なさい!
▶︎命令文のインパクトを強める表現その1
– You と明言し、「発言を促す対象」をその相手に集中させることにより
アタリを強めるテクニック

[3] 【Dotry to be a little more sociable.
※もう少し社交的になるようにしなさいね。
▶︎命令文のインパクトを強める表現その1
– 助動詞 do を動詞原形の前につけ流ことによる強調
(命令文以外でもこの強調方法はしばしば使われる)

 Lesson 59 thereを用いた存在を表す文

🔴 「there +be動詞」による「〜がいる・ある」の文
– be動詞の形 は、「その後ろに来る名詞」で決定
🔴 there 文の一番重要な感覚は、「初めて話に引っ張りこむ」

[Key] There’s a hole in my pocket.
※私のポケットに穴が開いています。
▶︎この there文では,
a hole が単数形なので is を用いて、There’s となっています。

[1] Ah, look! There’s a monkey up in the trees!
※見てごらん。木の上にサルが1匹いるよ。
▶︎今まで話題に上がっていない「1匹のサル」を初めて話に引っ張りこんでいます。

🔶 there 文が本来の主語 a monkey を主語の位置に置かず、
 There’s a monkey 〜 とその位置を後ろに下げる理由…..
– 未知のものをいきなり主語の位置に置き、A monkey is 〜 と言えば、
相手は軽くショック(困惑)を受けます。そのため、知らないものをこれから話すよ
と、there のクッションを置くことによって、そのショックを軽減するのが
there 文の形なのです。

 

 

 

 

これで、
Week 12 の「語順」review は終了!

👉 Week 13 では、
「文の説明①:時を示す」から始まります。(6月28日〜)
7月号にいよいよ入りますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました