1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
Review をします。
それでは第 35 週 ( 12月 Week 3 )の復習です。
※副詞・限定詞学習の3週目なので、副詞・限定詞の Review ③とします。
副詞・限定詞の Review ③
・ Week 35 は、限定詞 -「限定詞のない表現」と the を勉強しました。
👉限定詞とは、a, the, some, any, no といった、名詞の前に置かれ意味内容を
詳細に限定する単語のこと
【副詞・限定詞】も、基本動詞・前置詞のように
イメージ(表現の中核的意味)をとらえることが大切 |
Lesson 171 限定詞①:限定詞のない表現
[Key] I love cats.
※私はネコが大好きです。
▶︎この文の cats は限定詞が使われていない、いわば「裸名詞」。
何の限定も伴わない「ネコ一般」を意味しています。
①すべて裸名詞 -「〜というもの・〜一般」を表す ※ I love dogs. / I love sports cars. – 数えられる名詞(可算名詞)は、複数形で「裸名詞」 ※ I love wine. / I love cheese. – 数えられない名詞(不可算名詞)は、そのままでOK |
②裸名詞は、一般的な性質を述べる主語としてよく使われる ※ Cats are highly intelligent animals. / Water boils at 100℃. ※ Computers have changed our daily life a lot. |
③「リスト」では裸名詞が便利に使われる ※ We need potatoes, leeks, garlic and olive oil. – How about cheese? – 品目だけが問題になっている場合、 分量や数、あるいは特定のものを想起する必要がないから。 |
Lesson 172 限定詞②:the は「ひとつに決まる」
🔴 the のイメージ▶︎「ひとつに決まる」
– 話し手にとっても聞き手にとっても、「ああ、あのことか」とひとつに決まる
[Key] And the raccoon was almost hit by a car.
Luckily, the driver was able to stop just in time.
※そして、そのアライグマは車にひかれそうになりました。幸いなことに、運転手は
ギリギリで止まることができました。
▶︎この文で the raccoon となっているのは、それまでの会話に a raccoon が登場
しているから。話し手にも聞き手にも「その1匹に決まる」- だから the が使われ
ています。
▶︎ a car が「車」が初登場して、その車の「運転手」なので the driver となってます。
① a 〜で会話に登場させ、the で話を展開させています。 ※ I talked to a businessperson during my flight to London. – The guy was so kind. |
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②ここでは「ドア」と言えば、 「話し手」にとっても「聞き手」にとっても「ひとつに決まる」状況で使われている ※ Can you close the door? |
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③「the +複数名詞」は特定のグループ全体を表す ※ Look at the penguins over there. ※ the United States of America / the Yamadas |
Lesson 173 限定詞③:the のさまざまな使い方
[Key] Our French onion soup ramen is the most popular item.
※私たちのフレンチオニオンスープラーメンは、いちばん人気がある品です。
▶︎この文では最上級の形容詞 the post popular が用いられています。
🔶最上級の形容詞に the が使われるのは、the のイメージが「ひとつに決まる」から。
「最も〜」なものは、「ひとつ、あるいは1グループ」に決まるから、the です。
①「ひとつ」を意味する語に the が伴う例 ※ It’s not the only one in town. [ the only:唯一の〜] ※ It will be the first vegan ramen I’ve tried. [the first:最初の〜] |
②常識から「ひとつに決まる」ケース ※ the earth / the world / the sun / the moon ・I want to live in a world free of discrimination. ▶︎いくらでもある想像上の「世界」だから a world となる |
③「ひとつに決まる」は「まさに・最も」という強調につながる ※ You’ve picked the right person. / He’s the right person for the job. -「まさに正しい場所」「まさに適任」 ※ The problem is that 〜. / The thing is that 〜. -「問題は〜」と述べるとき the が使われるのもそのため。 |
Lesson 174 限定詞④:共有イメージの the
[Key] I didn’t know you played the piano so well.
※あなたがあんなにうまくピアノを弾くなんて知りませんでした。
▶︎「楽器の the 」と呼ばれる使い方
🔶the の「ひとつに決まる」は「ああ、あれのことね」とピンとくる
– 誰しもが持つ共有のイメージにつながっています。
◎モノとしての piano なら、There is a piano in my living room. と言える。
①具体的ではない「そうしたもの / ああしたもの」を表す the ※ You play the violin like a pro. / I often listen to the radio. ※ Please call the police. |
②「the +形容詞」で「〜の人々(全体)」を表す使い方 ※ The poor are getting poorer, the rich are getting richer. – the poor / the rich 「貧しい / お金持ちの人々」 その他の例:the young / old , the weak / strong, the homeless |
③「the +名詞」は「種族全体」を表すことがあります。 ※ the giant panda ※ The car is the most convenient way of transportation. ※ The British gentleman is a dying bleed. |
副詞・限定詞の Review ③ は終了!
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