23-ラジオ英会話 会話の原則 Review ②

1週間の「ラジオ英会話」の会話の原則の復習として
 Review をします。

それでは第 2 週 ( 4月 Week 2 )の復習です。
※4月号の「タイトル」は、「会話の原則・発言タイプ」となっているので
会話の原則 Review ② とします。

 

会話の原則 Review ②

・ Week 1 は、会話の原則:HAIRYO、SAEGIRANAI、NAGARE を学習しました。

◎今年度は「感謝したい」「頼み事をしたい」といった、発言のタイプ別
おすすめ表現を多数学びます。
※学んだ表現を上手に会話に生かすには、そもそも会話はどういった原則に
沿って行われるかの理解が欠かせません。
▶︎そこで、今月はまず「会話の原則」について。

Lesson 6 会話の原則⑤:HAIRYO 配慮する

「会話の原則」▶︎HAIRYO (配慮)
➡️会話の重要な目的は良好な人間関係を作ること – 人間関係を壊れないよう配慮
 [Key] I don’t mean to bother you, but could you tell me how to use them?
※邪魔をするつもりはありませんが、その使い方を教えていただけますか。
👉この文の I don’t mean to bother you, but 〜 は、失礼なく会話を始めるための
配慮の行き届いたクッションとなっています。
◎英語にはこうしたクッションが数多くあります。練習しましょう。
①「失礼な!」と思われずにすむ手軽なクッション
I’m sorry, but could you show me the way to the station, please?

Excuse me, but could you show me the way to the station, please?
② 相手にとって不利な内容を伝える時のクッション
I’m afraid David is out at the moment.
– リピート文の形ですが、独立したフレーズ。
 David is out at the moment, I’m afraid. と文末につけることもあり。
③ 質問をしたり、頼み事をする際によく使われる言い回し。
I know you’re busy, but could you help me for a second?
④ 相手のショックを和らげるクッション
Actually, I’m quitting this job,

 

 

 

 

Lesson 7  会話の原則⑥:HAIRYO 誤解を避ける

HAIRYO▶︎「誤解を避ける」ことも、人間関係に必要な配慮

[Key] As far as we know, humans started in Africa a very long time ago.
※私たちが知っている限り、人類は大昔にアフリカで生まれました。
👉この文では、アフリカを人類の起源とする説は今後ひっくり返る余地があると
話し手は見ており、それが事実であるとの誤解を避けるために、as far as we know
と使っています。
◎誤解を避けるための会話テクニックを覚えましょう。

① 正確を期すための表現
As far as I know, I’m allergic to anything,
– far は、自分の知識の到達点を示しています
To the best of my knowledge, I’m allergic to anything.
– to the best of my knowledge も到達点を示す to が用いらています
②「自分の考えですよ」と正確を期す表現
In my opinion, layoffs are the only way to save this business.
From my point of view, layoffs are the only way to save this business.
From my standpoint, layoffs are the only way to save this business.
③ 「情報の出所」を表す according to
According to the weather forecast, it will be sunny tomorrow.

Lesson 8  会話の原則⑦:SAEGIRANAI

「会話の原則」▶︎SAEGIRANAI
▶︎相手の発言を遮るなということ。こちらが話している間はゆっくり時間をとって
いいということ。言いよどみを恐れず、ゆったり会話しましょう。

[Key] It’s on the tip of my tongue.
※喉まで出かかっているのですが。
👉この文の It’s on the tip of my tongue. は時間稼ぎに効果的な表現。
tip は「先」。舌の先にとどまっており、口から出ていないということ。
◎さあ、積極的に言いよどむ練習をしてみましょう。

① 一番簡単な「時間稼ぎ」表現
※ Her name was … er … Hanako, right?
– You could also say “uh” or “um” instead of “er.”
② シンプルに「思い出せない」
I can’t remember … oh, it was Lucy, wasn’t it?
③ well や I mean でも「時間稼ぎ」はできます
※ Well, her cooking is good, but … I mean, it’s not restaurant level.
– I mean は相手を落胆させないための表現を探すときなどに使われる
④ Let me see や Let’s see も典型的なフレーズ
Let me see … How can I put it? [ put は「(言葉を)置く→言う」]
Let’s see … How can I put it? 

Lesson 9  会話の原則⑧:NAGARE 流れに乗れ!

「会話の原則」▶︎ NAGARE
▶︎会話は話し手と聞き手双方が作る一連の「流れ」 – 流れを乱さないように。

[Key] So, what kind of food do you like?
※それで、あなたはどんな食べ物がお好みですか。
👉この文では so が疑問文の前に置かれた、よくある形。
この形には「それで」と述べることにより、疑問文を会話の流れの上に乗せる意識が
働いています。
◎さあ、発言を上手に流れの上に乗せる練習をしましょう。

① so で疑問文を会話の流れに乗せる例
So, why is everyone wearing neckties today?
② Tell me も、疑問文を導入するポピュラーな表現
Tell me, what kind of car did you buy?
Tell me, what’s on your mind?
Tell me, what happened?
③ Hey は依頼文の敷居の高さを低くし、流れを生み出します
Hey, can you lend me some money?
Hey, can I talk to you real quick?
Hey, can you do me a favor? Could you scan these and send me the files?
– 大きな依頼の場合は、Can you do me a favor? を加え、流れを加速

 

会話の原則 Review ② は終了!

コメント

タイトルとURLをコピーしました