to 不定詞について~副詞的用法③ too ~ to と so ~ that

to 不定詞についての、副詞的用法②の続きです。

too ~ to の文を so ~ thatで表現しよう!

so ~ that の文を確認!

については、「副詞的用法②」で取り上げましたので省略します。
念のために、下にリンクを貼っておきます。
to 不定詞について~副詞的用法②

それでは、書き換えてみましょう!

※③~⑤は「副詞的用法②」での例文の番号です。

③の例文を so ~ that に書き換えてみましょう。
This food is too hot for me to eat.
→ This food is so hot that I can’t eat it.

④の例文を too ~ to に書き換えてみましょう。
This problem is so difficult that I can’t solve it.
→ This problem is too diffiult for me to solve.

⑤の例文を too ~ to に書き換えてみましょう。
Emi was so busy that she couldn’t have lunch.
→ Emi was too busy to have lunch.

それでは、一つ一つ解説していきます。

③の書き換えについて

This food is too hot for me to eat.
→ This food is so hot that I can’t eat it.

・too hot → so hot that に代えます。
・for me → I (主格) に代えます。
(主語が違う場合 は、for 人の形で表現されるので)
・to eat → can’t eat it に代えます。
(too ~ to の “to” の部分は、ここでは「できない」の意味を含むので)

ここで、too ~ to を so ~ that に書き換えるとなぜ it が出てくるの?
という疑問がでてきますね。

ワンポイント it のなぞ

これは、 too  ~ to と so ~ that の基本的な文の形を理解して
おけば、すぐわかります。
・too ~ to は、主語が1つ、動詞が1つからなる1つの文です。
・so ~ that は2つの文が、so that でつながっています。

③の例文を見ると
・This food is too hot for me to eat. だと、
to eat できないのは → 主語の this food のことで、
既に同じ1つの文の中で出てきていて、わかるので it を省略します。
・This food is so hot that I can’t eat it.では、
This food is so hot / で1つの文で、/that/で関連付けて、
I can’t eat it / で新たな2つ目の文をつなげています。
This food is so hot / と / I can’t eat it / とは別な文なので、
eat it の it がないと、「何が食べられないのか」が分かりません。
→ そこでどうしても this food の代名詞 it が必要となるのです。

すなわち、
too ~ to の文は1つの文(単文と言います)なので、
その目的語が既に主語で出ていれば、代名詞を省略する。
so ~ that は2つの文(重文と言います)からなるので、
too ~ to のように代名詞を省略できない、
ということです。

④の書き換えについて

This problem is so difficult that I can’t solve it.
→ This problem is too diffiult for me to solve.

・so difficult that → too difficult に代えます。
・I → for me (目的格) に代えます。
(主語が違う場合 は、for 人の形で表現されるので)
・can’t solve it → to solve に代えます。
(too ~ to の “to” の部分は、ここでは「できない」の意味を含むので)

※I can’t solve itit は、this problem のことを指すので、
単文である too ~ to の構文では、省略されます。

⑤の書き換えについて

Emi was so busy that she couldn’t have lunch.
→ Emi was too busy to have lunch.

・so busy that → too busy に代えます。
Emi と she は同じ主語なので、「for 人」は必要なし
・couldn’t have lunch → to have lunch に代えます。
(too ~ to の “to” の部分は、ここでは「できなかった」の意味を含むので)

書き換えをする時のポイント

さて、それでは too ~ to と so ~ that の書き換えのポイントを
まとめます。

too ~ の部分は so ~ that に代える(逆も同じ)
too ~ for A to の形であれば、
→ so ~ that A ~ のように、A が that の後の文の主語になる
(for A がない場合は、1つめの文と2つめの文の主語は同じ)
too ~ to 動詞の原形 の赤いアンダーラインの部分は、
so ~ that では、so ~ that 主語 +can’t / couldn’t 動詞の原形~
となる
(can’t と couldn’t はその文の「時」に合わせること)
so ~ that の2つ目の文の動詞の目的語として、
代名詞が必要かどうかは上記の「ワンポイント」を参考に。

いろいろと細かな話をしてきましたが、
練習問題を重ねることにより、理解が深まっていくと思います。

次回は、enough を扱います。

 

「to 不定詞について〜副詞的用法」は「①」から「④」
まであります。下記にリストアップしてますので、
どうぞ興味のある方はお読みください。
副詞的用法①基礎編
副詞的用法②too〜to
副詞的用法④enough

 

to 不定詞にはその他には4つのカテゴリーがあります。
興味のある方は、下記をクリックしてご覧ください。
👉基本編
👉名詞的用法
👉形容詞的用法
👉その他の表現

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