今回は、
間接疑問文についてみてみましょう。
まず、最初に
疑問文には、どんな種類があったのか
簡単に振り返ってみましょう。
疑問文の種類
👉疑問文には大きく分けると2つの種類があります。
まずは、
相手に対して、Yes / No での答えを求める – 基本疑問文
①基本疑問文 – Yes / No で答えられる疑問文
・Are you a singer? – Yes, I am. / No, I am not.
▶︎ [ be動詞の疑問文 ]
・Did you cook breakfast yesterday? – Yes, I did. / No, I didn’t.
▶︎ [ 一般動詞の疑問文 ]
・Can Ken play shogi? – Yes, he can. / No, he can’t.
▶︎ [ 助動詞の疑問文 ]
・Has Emi lived here for a long time? – Yes, she has. / No, she hasn’t.
▶︎[ 現在完了の疑問文 ]
◎これに対して「否定形」でたずねる疑問文を「否定疑問文」と言います。
– Aren’t you singer? などのような形です。
次は、相手に対して、
具体的に、「時」や「場所」などの答えを求める – wh疑問文
②wh疑問文 – who / where / what / whose / how など wh語を用いる疑問文
・What time do you get up? – I get up at seven.
▶︎ [ 相手に「時間」をたずねています ]
・How many times have you ever been to China? – Three times.
▶︎[ 相手に「回数」をたずねています ]
・Who is that woman? – She is Emiko.
▶︎[ 相手に「誰」なのかをたずねています ]
さて、
それでは間接疑問文とは、どんな疑問文なのでしょう?
間接疑問文って?直接疑問文もあるの?
👉直接疑問文とは…
その名前の通り、
「相手に対して直接に質問して、答えを求める」文のことです。
直接疑問文
すなわち、上の部分で説明した
①基本疑問文 – 「相手に対して Yes / No の答えを求める」疑問文
②wh疑問文 -「相手に対して wh疑問詞を用いてその答えを求める」疑問文
のことを直接疑問文と呼びます。
👉どちらも、
文末は「クエスチョンマーク」で終わり、
相手に対して、直接その答えを引き出す文のことです。
それでは、
間接疑問文とは…
間接疑問文
👉「直接疑問文」が、
①文の一部品[名詞]となり、
②疑問文本来の「相手に答えを求める」という特徴をなくしたもの
を、「間接疑問文」と言います。
それでは、具体例を見てみましょう。
a. When is Ken’s birthday?
「ケンの誕生日はいつですか」
これは、相手に「ケンの誕生日」をたずねている wh疑問文(直接疑問文)です。
▶︎この文を用いて
「ケンの誕生日がいつであるのか」を知らない – という時は …
b. I don’t know +目的語
の形を用いて表現します。
a. When is Ken’s birthday? | |
⬇️ a を I don’t know +目的語. の部品にすると… | |
b. I don’t know | 目的語[ケンの誕生日がいつであるのかということを] |
I don’t know when Ken’s birthday is. |
このように、
wh疑問文が、間接疑問文になると、
文の部品となり、語順が「wh疑問詞+疑問文」から
「wh疑問詞+主語+動詞」のように変わります。
👉このように「主語+動詞」という平叙文の語順に変わるのは、
wh疑問文が、「相手から答え求める文(疑問文)」の特徴がなくなるためです。
間接疑問文とは….
①直接疑問文が文の一部品[名詞節] となること
② wh疑問文が文の部品になると、語順が 「wh疑問詞+主語+動詞」に代わる
となります。
👉さて、次はこの「間接疑問文」をもっと具体的にみましょう。
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