センター試験の4回です。
B:英文の「並び替え」問題
次の問い(問1~3)においてそれぞれ下の①~⑥の語句を並べかえて空所を補い、最も適当な文を完成させよ。解答は【18】~【23】に入れるものの番号のみを答えよ。
問1
Student:What are we going to do with the Ausotraian students after they arrive?
Teacher: The first night, we’ll have a barbecue by the river so that you all
( ) ( 【18】 ) ( ) ( ) ( 【19】 ) ( ) quickly.
① can ② each ③ get ④ know ⑤ other ⑥ to
問2
Bridget:How was your basketball season last year?
Toshi: I ( ) ( 【20】 ) ( ) ( ) ( 【21】 ) ( ).
① highest ② on ③ scorer ④ the second ⑤ the team ⑥ was
問3
Evan:I want to buy my first computer, but I don’t know which one I should get.
Sam:Don’t worry. Electronic stores always have experts available to give advice ( ) ( 【22】 ) ( ) ( ) ( 【23】 ) ( ) using computers.
① aren’t ② familiar ③ those ④ to ⑤ who ⑥ with
Bの模範解答~問題をやってから確認しましょう
それでは、先に解答を提示します。
B の解答・・・それぞれの組み合わせができて4点(計12点)
問1【18】-3 【19】-2 問2【20】-4 【21】-2 問3【22】-3 【23】-2
第2問 B の解説
・並び替え問題を解く場合のステップは、
①文の種類の確認(肯定文、否定文、疑問文、命令文、感嘆文等)
②英文の基本的な構成要素を確認(特に主語、動詞)
の2つで、この2つを押さえたら、
後は「並び替えのパーツ」を見て、
③どのような表現を使うのか
ーを考えることです。今回はそれほど難度の高い問題ではないので、しっかり落ち着いて考えればできると思います。
それでは、1問ずつ解説していきましょう。
〇問1
Student:What are we going to do with the Austraian students after they arrive?
Teacher: The first night, we’ll have a barbecue by the river so that you all
( ) ( 【18】 ) ( ) ( ) ( 【19】 ) ( ) qucikly.
① can ② each ③ get ④ know ⑤ other ⑥ to
【注目する文】
・「先生」が最後に言っている「赤い下線」の英文に注目します。
・この文の種類は、→「肯定文」です。
・主語は you all なので、次の ( )には、助動詞か動詞が来なくていけません。
【会話のポイント】
・「生徒」は、「オーストラリアの生徒」に対してどうすればいいのか聞いています。
・「先生」は、みんなでバーベキューをやる予定ですが、「赤い下線」の部分で「その目的」を述べているようです。
【並べ替えの英文】
・選択肢から、 「you all 」の次「には、助動詞の can が来ます。
・次は動詞が来るので、get か know となりますが、「get to +動詞の原形」で「~するようになる」という表現なので、これを使います。→ get to know
・know の後ろには「目的語」が来るので、熟語の each other (お互い) を持ってきます。
→ know each other
※赤い下線の部分:you all can get to know each other quickly ( 1 – 3 – 6 – 4 – 2 – 5 )
「みんながすぐにお互いを知り合えるようになることができる」
【会話の意味】
生徒:オーストラリアの生徒たちが到着した後、私たちは何をする予定ですか。
先生:みんながすぐにお互いを知り合えるよう ー^になることができように、川のそばでバーベキューをするつもりです。
※ what … do with ~:~をどうする
※ so that ~ can … :~が・・・するように
※ get to 動詞の原形:~するようになる
※ each other:お互い
〇問2
Bridget:How was your basketball season last year?
Toshi: I ( ) ( 【20】 ) ( ) ( ) ( 【21】 ) ( ).
① highest ② on ③ scorer ④ the second ⑤ the team ⑥ was
【注目する文】
・「トシ」が言っている「赤い下線」の英文です。
・この文の種類は、→「肯定文」です。
・主語は I なので、次は助動詞か動詞が来なくてはいけません。→ was
【会話のポイント】
・「ブリジット」が去年のバスケットの様子を聞きて、それに対して「トシ」が成果を答えています。
【並べ替えの英文】
・選択肢から、「I」の次には be動詞の was が来ます。→ I was
・score には「スコアラー」という意味もありますが、ここでは「得点者」です。
・highest と the second があることから、「二番目に多くの得点を得た」と言う意味で、
→ the second highest (scorer ) となります。
・最後に「チームの中で」と言う意味で、 on the team を加えます。
※赤い下線の部分:I was the second highest scorer on the team.
( 6 – 4 – 1 – 3 – 2 – 5 )
「私はチームで二番目の高得点者でした。」
【会話の意味】
ブリジット:去年あなたのバスケットのシーズンはどうでしたか。
トシ:ぼくはチームで二番目の高得点者でした。
※ the second 最上級:二番目に~
※ on the team:チームで、チームの中で
〇問3
Evan:I want to buy my first computer, but I don’t know which one I should get.
Sam:Don’t worry. Electronic stores always have experts available to give advice
( ) ( 【22】 ) ( ) ( ) ( 【23】 ) ( ) using computers.
① aren’t ② familiar ③ those ④ to ⑤ who ⑥ with
【注目する文】
・「サム」の言っている文なのですが、少し長いので、experts available の後ろからを特に注目します。
・この場合は、「文の種類」は気にしなくていいです。
・「赤い下線」の最初は to give advice となっていて「アドバイスをする」という意味なので、その後ろには「アドバイスを与える人」が来そうです。
【会話のポイント】
・「エバン」が、どのパソコンを買えばいいか迷っています。それに対して「サム」は、家電屋さんには、「~に対してアドバイスをできる専門家がいる」から大丈夫と言っている場面です。
【並べ替えの問題】
・give advice の後に、「~に対して」という表現を加えます。→ give advice to ~
・その後に「だれ」に当たる部分が来ます。those と who があるので、 those who 「~する人々」という表現を使って加えます。→ those who ~
・those who の後には動詞が、来ますので aren’t 、その後は「~精通してる、よく知っている」という ( be ) familiar with を加えます。→ aren’t familiar with
※赤い下線の部分:to give advice to those who aren’t familiar with using computers
( 4 – 3 – 5 – 1 – 2 – 6 )
「コンピュータを使うことに詳しくない人に対してアドバイスする」
【会話の意味】
エバン:最初のパソコンが欲しいんだけど、どれを買えばいいのかわからない。
サム:心配しなくていいよ。家電屋さんには、パソコンを扱うのに慣れていない人たちにアドバイスができる専門の人がいるから。
・available:都合がつく、利用できる
今回はここまで。
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