1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
Review をします。
それでは第 32 週 ( 11月 Week 4 )の復習です。
※形容詞・副詞学習の4週目なので、形容詞・副詞の Review ④とします。
形容詞・副詞の Review ④
・ Week 32 は、so, too, rather, ever, never の副詞の使い分けを学習しました。
【形容詞・副詞】も、基本動詞・前置詞のように
イメージ(表現の中核的意味)をとらえることが大切 |
Lesson 156 so のイメージ
🔴 so のイメージは「矢印(→)」▶︎多彩な機能を持つ[接続詞・副詞]
[Key] I was so tired from making videos of our cat.
※私たちのネコの動画を作っていて、私はとても疲れてしまいました。
▶︎ここの so は強調の副詞「とても・たいへん」として使われています。
この強調の使い方にも、かすかに「だから」という「矢印」のイメージが
感じられます。
① so 〜 (that) …は「たいへん〜なので …だ」 ※ That movie was so impressive that I can’t forget it. – so には「だから …」の余韻があり、so impressive の段階で「たいへん印象的だから…」 が感じらます。その「だから」の先に that 以下の内容が収まるのです。 |
②接続詞として使われている so「矢印」感あり ※ I didn’t use sunscreen, so I got burned. |
③ so (that) は「目的」を表します。so のもつ矢印感のため ※ I was going to film her so that people would believe me. |
④ 相手の発言を受けて「そう思う」相手の発言の流れを矢印が映し取っている ※ I think so. / I hope so. / So do I. |
Lesson 157 too、rather のイメージ
🔴 too ▶︎「〜すぎる」と非常に強い強調
🔴 rather ▶︎very よりも度合いの低い「かなり」- 否定的な語句に使われる
🔴 rather ▶︎very よりも度合いの低い「かなり」- 否定的な語句に使われる
[Key] The movie was too long.
※その映画は長すぎました。
▶︎ too の「〜すぎる」は不都合や「〜できない」を強く連想させます。
① too 〜 to …「〜すぎて…できない」 ※ I was too tired to sleep. – too tired と言った時点で「できない」が連想され、to 不定詞で「眠ることがね」 |
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② rather – この単語の後ろには「思った・期待していたよりも」が隠れている ※ This soup is rather tasteless. |
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③ I’d は I would – would rather は「(むしろ)〜する方がいい」 ※ I‘d rather take a walk somewhere. – wouldには「もし選択するなら〜するでしょう」と条件が織り込まれている – rather には「〜するよりも」と、ほかの行為との対比が感じられます |
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④ not A but rather B「AではなくむしろB」- 対比の感覚 ※ The problem is not a lack of intelligence but rather a lack of motivation, – rather than 〜は「〜というよりも・ではなく」- これも対比 |
Lesson 158 ever のイメージ
🔴 ever のイメージ ▶︎ at any time「いつの時点をとっても」
[Key] Have you ever been to Europe?
※あなたはこれまでヨーロッパに行ったことがありますか。
▶︎この文は正確には、「いつのことでもいいのですが、ヨーロッパに行ったことが
ありますか?」ということ。ever によって、出来事の時点にとらわれない経験を
尋ねていることが明確に伝わります。
①最上級と ever はいいコンビネーション ※ This is the best pizza I’ve ever had. |
② forever と hardly ever ※ I hope our relationship will last. forever. – forever. for は「期間」を表し、「どの時点をとってもその間」から「永遠」 ※ I hardly ever study English. – hardly と ever が結びつき「ほとんど〜しない」 |
③ as 〜 as ever は「相変わらず・いつものように〜」 ※ You’re as lovely as ever. |
④ ever は「いつもの時点をとっても」と相手に聞く表現 – whatever(何でも) と選択を相手に聞く使い方になる ※ I’ll support you whatever you do. |
Lesson 159 never のイメージ
🔴 never の反対は ever
▶︎「いつの時点をとっても〜ない」→「これまで・決して〜ない」
▶︎「いつの時点をとっても〜ない」→「これまで・決して〜ない」
[Key] I’ve never been to Japan.
※私は一度も日本に行ったことがありません。
▶︎この文では、経験を表す現在完了形と、「これまで行ったことがない」と
いいコンビネーションを作っています。
①頻度表現の never「決して〜ない」 ※ He never listens to my advice. |
② Never 〜. は Don’t 〜. という禁止の命令文を強めた形 ※ Never do it again. / Never let anyone walk all over you. ※ Never say never. / Never mind. – Don’t mind. とは言わない。Never mind. |
③ never を文頭に置き、大きな強調を文に与えることができる ※ Neve have I seen a spaceship like this? – have I と倒置が行われていることに注意! never の語気を、感情の高揚を意味する倒置が支えながら文を展開 |
形容詞・副詞の Review ④ は終了!
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