1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
基本的には、
週末に tweet で発信してきたものを、
ブログで、まとめたものです。
今回は第6週 ( Week 6 )の復習です。
Week 6 の「語順」review
👉今年度は、「話すための英文法」をマスター
英語は「配置の言葉」
– 表現をどのように配置するかが、「意味」を決めます。
基本
👉英語の語順は、
① 基本文形
② 修飾語順規則
によって決まります。
Week 1と Week 2ではこの
② 修飾語順規則を扱ってきました。
この修飾語順規則には、
「説明ルール」と「指定ルール」があります。
(「説明ルール」については、Week 1 で、
「指定ルール」についてはWeek 2 で扱っています)
そして、Week 3では
① 基本文型
を扱います。
基本文型は文の設計図 – そのそれぞれに典型的な意味が結びついています。 |
▶︎ Week 3 で扱う他動型とは…
動詞の働きかけが、対象である目的語に直接及ぶ型です。
その後、Week 4 では
同じく①基本文型での
▶︎自動型を扱います、自動型とは…
直接の行為対象がない単なる動作を示す型です。
そして、
Week 6 では、Week 5に続き「説明型」の講座です。
英語は「配置の言葉」 | |||
修飾語順規則 | Week 1 | 説明ルール | 説明は後ろ置き |
Week 2 | 指定ルール | 指定は前置き | |
基本文型 | Week 3 | 他動型 | 目的語に直接影響及ほす |
Week 4 | 自動型 | 単なる動作 | |
Week 5 | 説明型 | be動詞文 | |
Week 6 | 説明型 | be動詞文、オーバーラッピング |
※説明型は、be動詞文の場合、
説明語句を7パターンに分けて解説してます。
Week 5 | 説明型 | be動詞+説明語句 | ①説明語句▶︎名詞・形容詞 |
②説明語句▶︎前置詞句 | |||
③説明語句▶︎to不定詞 | |||
④説明語句▶︎(that)節・if/whether節 | |||
Week 6 | ⑤説明語句▶︎wh節 | ||
⑥説明語句▶︎動詞-ing形 | |||
⑦説明語句▶︎過去分詞 | |||
一般動詞+説明語句 | ⑧オーバーラッピング基礎 |
※⑧オーバーラッピング基礎の「一般動詞」は、
look, sound, smell, taste, feel などの知覚を表す動詞がよく使われいます。
Lesson 26 基本文型 説明型⑤:wh節を説明語句に
🔴 説明型は、「主語 + be + 説明語句」の型。
「説明語句」の場所には、様々なタイプの表現を置くこと
ができます。
🔴「主語 + be + 説明語句」のバリエーションで、
今回は、「説明語句」が「wh節」のバターンです。
🔶 wh疑問文と wh節の違い [1] Where does she live? ▶︎ wh疑問文=wh語+疑問形 ※彼女はどこに住んでいるのですか。 [2] I don’t know where she lives. ▶︎ wh節=wh語+平叙文 ※彼女がどこに住んでいるのかわかりません。 ・[1] は「〜ですか」と尋ねる wh疑問文。[2] には疑問文の意味はなく、 where she lives は「彼女がどこに住んでいる(のか)=彼女の住んでいる場所」 という文の部品なのです。 |
[Key] This is【where I proposed to your mother】.
※ここがあなたのお母さんにプロポーズした場所です。
▶︎「どこで私があなたのお母さんにプロポーズした(のか)=
プロポーズした場所」となります。
◎ wh節はすべての wh語でつくることができます。 |
[3] This is【what my girlfriend wrote to me】.
※これは私のガールフレンドが書いてくれたものです。
▶︎「彼女が何を書いてくれた(のか)=彼女が書いてくれたモノ」
what の wh節は「モノ・こと」と考えるとうまく理解できます。
Lesson 27 基本文型 説明型⑥:動詞-ing形を説明語句に
🔴「主語 + be + 説明語句」のバリエーション
🔴 今回は、説明語句が動詞-ing形になっています。
🔶動詞-ing形とは… studying, studying English など、動詞句的内容をひとまとまりにする表現。 ▶︎生き生きとした行為を描写します。 🔶この文は「進行形」とも呼ばれますが…. be動詞は「イコール」、進行形の「〜している」という意味を支えるのは 動詞-ing形です。 ▶︎そして「動詞-ing形を説明語句として使っている」と考えれば、 [1] の例文のように、動詞-ing形を独立して使うこともできます。 |
[Key] I’m【making a drone】.
※私はドローンを作っています。
▶︎ この文では、説明語句の場所にポンと動詞-ing形を置いて、
「私=ドローンを作っている」となります。
[1] The woman【driving the bus】 is my mother.
※そのバスを運転している女性は私の母です。
▶︎ the woman の後ろに driving the bus を置き、その説明
としています。(説明ルール)
[2] My hobby is【making drones with bright lights】.
※私の趣味は明るい照明のついたドローンを作ることです。
▶︎「be + 動詞-ing形」で「〜することだ」となるケース
– to不定詞を使って、My hobby is to make drones with bright lights.
としてもほぼ同じ意味。ただし、動詞-ing形には「生き生きとした活動」
が感じられます。
Lesson 28 基本文型 説明型⑦:過去分詞を説明語句に
🔴「主語 + be +説明語句」のバリエーション
🔴今回は、過去分詞が説明語句となるパターンです。
🔶過去分詞には、以下の2つの意味を持っています。 ❶現在完了形に見られる「完了」 ❷受動態「〜される」 🔶この文は「受動態」とも呼ばれますが…. be動詞は「イコール」、受動態の「〜される」という意味を支えるのは 過去分詞です。 ▶︎そして動詞-ing形と同じように「過去分詞」も説明語句として 独立して使えることができます。 |
[Key] The picture was【painted by an amateur】.
※この絵はアマチュアによって描かれました。
▶︎ここでは、主語 this picture を painted by an amateur が説明し、
「この絵=アマチュアによって描かれた」となっています。
[1] He got【arrested for drunk driving】.
※彼は飲酒運転で捕まりました。
▶︎be動詞以外の動詞も積極的に使えます。
– get は「動き」を表す動詞▶︎事態の思いがけなさや驚きを
感じさせています。
[2] The speech【given by your student】was by far the best.
※あなたの学生によるスピーチによるスピーチが断然最高のものでした。
▶︎ the speech の後ろに given by your student を置けば
「説明ルール」により、the speech の説明となります。
Lesson 29 基本文型 説明型⑧:オーバーラッピング基礎
🔴「主語 + be + 説明語句」のバリエーション
🔴 今回は、“be” の部分に、be動詞以外が使われる説明型。
「説明型オーバーラッピング」と呼びます。
[Key] You look【exhausted 】.
※あなたはとても疲れているように見えます。
▶︎ 基本的な意味は、「you = exhausted」
ただ、実質的な意味を持たない be動詞とは異なり、
look は「見る」- 「you = exhausted [に見える]」という感じ。
◎動詞(ここでは look)の意味が文全体を「覆う」ように作用するのです。
👉だから「説明型オーバーラッピング」
🔶説明型オーバーラッピングでよく使われる動詞 ・look のほかに、sound, smell, taste, feel などの知覚を表す動詞が よく使われます。 |
[1] Your idea sounds【fine】.
※あなたのアイディアは問題なさそうですね。
[2] This milk smells【horrible】.
※このミルクはひどいにおいがする。
[3] This soup tastes【salty】.
※このスープは塩辛い味がする。
▶︎すべて同じ感覚の文「A=B[に聞こえる・においがする・の味がする]」
これで、
Week 6 の「語順」review は終了!
👉 Week 7 (5月17日)からは、「基本文型 説明型⑨」に入ります
🔴次の「語順」の review ⑦も確認したい方は下記をクリックしてください。
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