1週間の「ラジオ英会話」の文法的な部分を、
分野ごとに分けて、
それでは 5月 第2週 の復習です。
基本文型「他動型」のまとめ
・ 「主語ー述語」の次には、「他動型」について学習しました。
◎基本文型は「動詞以降の配置パターン」のこと。それぞれの文型は固有の意味をもっていて、
表したい状況によって使い分けられているのです。今回は、「他動型」。
Lesson 26 基本文型「他動型」ー基礎
基本文型「他動型」ー基礎
※他動型は「動詞+名詞(目的語)」のパターンをとる型のこと。
▶︎この型が持つ意味は、一般に「動詞による働きかけが名詞(対象)に及ぶ」ということ。
– 英語は、「動詞の後ろ」という位置によって「目的語」であることを示している。
[Key] You can’t take photos here.
[take「手に取る」という動作] – [その対象 photos] を後に並べる
※あなたはここで写真を撮ることができない。
👉ここでは、動詞 take の後ろに名詞 photos が配置されています。
① I watch the news every morning. <私はニュースを毎朝見ます。> – 目的語 the news を watch[注視する]の後ろにポン。 |
② He made a pizza for dinner. <彼は夕食にピザを作りました。> – make の働きかけが a pizza に。 |
③ She took my seat. <彼女は私の席を取りました。> – take で「取る」。ここでは奪ったのです。 |
Lesson 27 基本文型「他動型」ー目的語に代名詞を使うときには目的語
基本文型「他動型」ー目的語に代名詞を使うときには目的格
※目的語に「代名詞」が使われるときには目的格 (me, you, him, her, it, us, them) を使います。
▶︎「目的格」は「指し示す」形。
[Key] Why do you like her?
【 like という感情が、目的格 her[彼女] に直接及んでいることを表現 】
※どうして彼女が好きなのですか。
👉この文では、like が使われ、感情が目的語である対象に直接及んでいることが
表されています。
① I’ll take him to the airport. <私が彼を空港に連れて行きますよ。> – he の目的格 him が使われています。 |
② I know her from work. <仕事で彼女を知っています。> – know は「知識が対象に及んでいる」ことを示します。she の目的格 は her。 |
③ Thank you for having me. <お招きくださってありがとう。> – having 以下が他動型。have[招く] の後ろに I の目的格 me が使われています。 |
Lesson 28 基本文型 他動型で使われる意外な動詞
基本文型「他動型」他動型で使われる意外な動詞
※日本語では「自動型」だと思われやすい動詞に注意!
▶︎ explain「〜を説明する」, discuss「〜を話し合う」, marry「〜と結婚する」
[Key] Can you explain it to me?
[ explain about it としがち。explain は他動型 ]
※それについて私に説明してくれませんか。
👉 explain は、「plain(平に)にする」という意味を持ちます。すなわち
「〜を平らにする」で、「複雑で込み入った、鬱蒼とした森を平らにする」ような
行為が直接対象に及ぶため、他動型なのです。
① We’ll discuss it. <私たちはそれについて話し合います。.> – discuss about it としがち。トピックにアタックを仕掛ける意識で使われる動詞。 |
② Takeshi married an American. <タケシはアメリカ人と結婚しました。> – marry with 〜 としがち。marry は、「結婚相手を get する」と意識がある動詞。 |
③ Don’t tell me …!. <言わないでてくれ! → まさか …!> – tell のイメージは「メッセージを手渡す」me に向けて、直接働きかけます。 |
これで、基本文型「他動型」のまとめ、終了です。
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