whose を使うWH疑問文
・基本的には、
whose は、「だれのもの / だれの」という2つの意味があり
相手に所有者をたずねるWH疑問詞です。
・whose の意味
① だれのもの
② だれの・・・whose + 名詞 の形で使います
・また、whose が出てきたら、
所有代名詞も復習しておく必要があります。
所有代名詞とは
・所有代名詞とは、代名詞で「~のもの」という言い方になる
単語のことです。例えば、「わたしのもの → mine」
「あなたのもの → yours」などがそうです。
・列記すると下記のようになります。
①わたしのもの:mine
②あなたのもの:yours
③彼のもの:his
④彼女のもの:hers
⑤私たちのもの:ours
⑥彼らのもの:theirs
・固有名詞で「~の / ~のもの」というときは、
アポストロフィー( ‘s)をつけますが、所有代名詞の
場合は、アポストロフィはつけないので注意しましょう。
<例> ケンの/ ケンのもの → Ken‘s : 彼のもの → his
さて今回の whose も前回の which と同じように
「下線部をたずねる英文をつくりなさい」という形式の
問題は作りにくいので、例文とそれに対する答え方を
示します。
whose が「だれのもの」の意味の時
① Whose are these shoes?
(このシューズはだれのものですか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語は these shoes で複数形なので、
代名詞 they を使います。
→ 動詞は、そのまま be動詞 are を使います。
→ They are (They’re) ~.
→ 仮に 「Bob のもの」だとします。
A:They’re Bob’s.
② Whose is this new bike?
(この新しい自転車はだれのものですか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語は、this new bike で1「1つのもの」
なので、代名詞 it を使います。
→ 動詞はそのまま、be動詞 is を使います。
→ It is (It’s) ~.
→ 仮に「ケンのもの」だとします。
A:It’s Ken’s.
whose+名詞で「だれの~」の意味の場合
① Whose watch is this?
(これはだれの腕時計ですか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語は this なので、代名詞 it に代えます。
→ 動詞は、そのまま be動詞 is を使います。
→ It is (It’s) ~.
→ 仮に「David のもの」だとします。
A:It’s David’s.
② Whose bag did you bring here?
(あなたはここにだれのカバンを持ってきましたか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語は you なので、I に代えます。
→ did と bring があるので、bring の過去形 brought を使います。
→ I brought ~ (here).
→ 仮に「エミのもの」だとします。
A:I broght Emi’s (here).
ちょっとワンポイント
① 中学生には、whose のスペルミスをする人が意外と多いです。
三単現の -es と勘違いし whoes[間違いですよ→ whose] と書いて
しまう人が多いです。気を付けましょう。
② whose は、それだけで「だれのもの」という意味もありますが、
実際は、whose +名詞の形で「だれの~」という形で表現することの方が
多い(一般的?)ようです。
これで、夏期講習のテーマとして取り上げた
「WH疑問文」については終了します。
思ったより、記事の量が多くなってしまったので、
カテゴライズをもっとわかりやすく変更していくので
それまでのご不便をお許しください。
コメント