教員と生徒の関係③~教育は国家の土台

社会の変化、複雑化、多様化に伴い
教員と生徒の関係が変化していくのは
どうしようもないことです。

「生きる力」と「商品化」

でも、公教育の中で「生きる力」を学ぶ という
文科省の方針を貫くのであれば、
教育の「商品化」はだめです。

「生きる力」を求める一方、
規制緩和の影響で、教育が「商品化」されていく。
この2者は、相容れないものなので、
様々な問題が生じてきます。

教育は、国家の土台

教育は、国家の土台をつくる子どもたちの育成に
つながるのですが、
このような混迷した状況を、国が
しっかりと把握しないといけないのに、
そのことがわかっていないようです。

今の政権の様子を見ると・・・
経済界の要望を素直に聞いて
「英語を使える日本人の育成」を看板にする、
東京オリンピック・パラリンピック開催の2020年を
目標地点に設定して計画をつくる、
などのことをして
公教育を自分たちに都合のいいように
改革しようとしているように、しか見えません。

あまりにも「商業的」過ぎませんか?

もう一度言います。
教育は、国家の土台です。
それなのに、こんなイベントに合わせて
経済界の要望にだけ応えて、
いいわけがありません。

経済優先が教育を立ち止まらせる

経済優先のスタンスが、教育にゆがみを与え
小中の先生方、
そしてそれを指導する立場にある教育委員会を
混乱させています。

そして一番大きな悪影響を
受けているのは子どもたちなのです。

いずれにせよ、言語をはじめ、
その他の教科にしても、長期的視野を
文科省がもってくれないと、
ゴールにはたどりつけないのです。

そんな簡単なことが、
高倍率の大学に入学し、優秀な成績で卒業した人たちが
理解できないのでしょうか。

こういう部分が、
日本の英語教育を含めた
教育改革を立ち止まらせているのですね。

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