12/24 の『高校生から始める「現代英語」』の放送を聞いての勉強内容です。
🔴 今回の「現代英語」では、特別企画 – Winter Special として 2回にわたり( Day 1, Day 2 ) “Grandfather’s Clock”(歌って学ぶ英語の名曲「おじいさんの時計」)を取り上げます。 ※日本では「大きな古時計」というタイトルで広く知られています。 |
Day 2 – It struck twenty-four when he entered at the door.
Opening その他で
Hannah Grace の部分だけピックアップしました。
● Opening
– Hi, I’m Hannah Grace. Thanks for joining us.
● “Grandfather’s Clock” を聞く前に一言
– I send a song from my heart, so I hope it touches yours.
● 解説終了後
– Now that you better understand the lyrics,
I hope you enjoy this song even more.
● 最後に
– This time, try to sing along with me if you’re singing
a lullaby to someone you love.
Words and Phrases
① In watching its pendulum swing to and fro
◎ watch +目的語+動詞 の形
-「目的語 ( its pendulum)」が「動詞 (swing)」するのを見る –
が基本となっています。
・pendulum は「(時計の)振り子」
・to and fro は「行ったり来たり、左右に、前後に」
② in childhood and manhood
・manhood は「(男性の)大人時代」
▶︎ childhood「子ども時代」
③ It rang an alarm in the dead of the night
・rang は ring「鳴らす、(鐘が)鳴る、響き渡る」の過去形
▶︎ ring an alarm で「アラーム(警報音)を鳴らす」
・in the dead of the night は「真夜中に」
④ his spirit was pluming for flight
・plum は「(飛ぶ準備として)翼を整える
・flight は「飛び立つこと」- ここでは「昇天」
▶︎「彼の魂は翼は飛び立つために翼を整えていた」
解説の中でチェック!
【歌詞の特徴】その2
・歌詞ではメロディーや韻が最優先のため… ①リズムに合わせて語順を変えたり ②意味的には微妙だがリズムに合う単語をわざと入れたり ③逆に省略したり – することがあります。 【第2節】の最初の部分でそれが良くわかります。 In watching its pendulum swing to and fro, Many hours had he spent while a boy ▶︎普通の文にすると、以下のようになります While he was a boy, he spent many hours (in) watching its pendulum swing to and fro. |
【第2節】
🟠 For it struck twenty-four when he entered at the door
With a blooming and beautiful bride.
・struck twenty-four は、時報の鐘を「24回打って(鳴らした)」
▶︎時報であれば、「12回」が最大限のはずですが、
1日24時間ですので、それだけ「時計」がうれしかったのでしょう。
・he entered at the door とあるので、この door は家の玄関のこと。
▶︎古い習慣に従って…彼は花嫁をお姫様抱っこして家に入ったかも?
・blooming and beautiful bride の3つの b は【頭韻】
【第4節】
🟠 Still the clock kept the time with a soft and muffled chime
As we silently stood by his side.
・keep the time はここでは、時計が「正確に作動する/時を刻む」
・a soft and muffled chime は「ソフトとこもったチャイム」
▶︎ “a” とあるので、鐘が1回だけ「ポーン」と鳴ることを示します。
▶︎ “muffle” は、何かを包んでその音を「弱める」
-「弱められた」「こもった」
反訳トレーニング 〜歌の有名な部分を覚えよう
【日本語】
▶︎[何がどうした]:しかし/ それは – 止まった / 途中で
▶︎[補足説明]:決して〜ない / 進む / 再び ※to不定詞
▶︎[いつ]:〜した時に [ おじいさんが – 亡くなった]
※「しかしそれは止まった、途中で、決して再び進まない、おじいさんが亡くなった
ときに。」
🔴これを日本語に合わせて英語にしていきます。
👉 But it stopped short, [補足説明]
👉 never to go again, [いつ]
👉 when the old man died.
But it stopped short, 👉 never to go again, 👉 when the old man died. |
※ short は、短くて目標に「達しない」そこから「途中で」「急に」
※ never to … は「決して(もうこれからは)〜しない」
◎テキストと日本語の並びを変えています。
歌の名前が、時計の名前になった
🔵 19世紀末まで、今回の歌に登場するような
「背が高い振り子時計」には名前はありませんでした!
▶︎しかし、この “Grandfather’s Clock” の大ヒットの結果…
人々はこの種類の時計を、”grandfather clock” と呼ぶようになり、
定着しました。
▶︎すると、歌の名前 “Grandfather’s Clock” が
「歌の題名」なのか「時計そのもの」のことが紛らわしくなりました。
▶︎そのせいか…
この歌については “My Grandfather’s Clock” と呼ぶようになっています。
これで、”Grandfather’s Clock” の Day 2 は終了です。
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