1週間の「ラジオ英会話」の文法的な部分を、
分野ごとに分けて、
それでは第 1 週と第 2 週 の ( 4月 Week 1 & 2 )の復習です。
基本文型のまとめ
・ 2週にまたがり、「基本文型」について学びました。
◎今回は、5つの基本文型についてまとめました。
Lesson 3 基本文型 他動型
基本文型その1ー他動型
※基本文型の「他動型」と「自動型」は、「動詞」に注目した、文型です。
▶︎「他動型」は、「動詞が目的語をとる」形のこと。
[Key] She runs a vegan ramen restaurant in Tokyo.
[動詞] +[目的語]- 動詞の働きかけが目的語直接及ぶ
※彼女は東京でヴィーガンラーメンのレストランを経営しています。
👉 runs a vegan ramen restaurant は、run (走る) の働きかけが、
a vegan ramen restaurant に及んでいることを表し、「レストランを走らせる
→経営する」となります。
① Sam opened the door. <サムはドアを開けました。> – open +目的語 |
② I trust him. <私は彼を信頼しています。> – trust +目的語: 目的語の位置に人称代名詞が来る場合は、目的格を用いる。 |
③ Ben has a guitar. <ベンはギターを持っています。> – 所有権が目的語に及んでいます。has は have の三単現の形 |
④ I wear glasses. <私はメガネをかけます。> – wear +目的語 |
Lesson 4 基本文型 自動型
基本文型その2ー自動型
※基本文型の「他動型」と「自動型」は、「動詞」に注目した文型です。
▶︎「自動型」は、「その動詞1個だけ」で完結する文の形。すなわち、「動作だけ」を表現する
文型です。その「動詞」をより表現豊かにするため、動詞+前置詞 のコンビネーションでも
よく使われます。
[Key] Run faster.
[動詞] – その後に「目的語がない」=「単なる動作」を表現
※もっと速く走りなさい。
👉この文には faster が加わっていますが、これは修飾語。
– 文の要素にはカウントしません。
① The train departed. <その電車は出発した。> – 目的語がなく、depart という単なる動作だけ。 |
② I work in Yokohama. <私は横浜で働いています。> – work という単なる動作だけ。in Yokohama は修飾フレーズ。 |
③ I looked for my watch. <私は腕時計を探しました。> – 自動詞+前置詞 で、その動作が「どこに、どのように」向かうのかを示しています。 |
④ We’re waiting for the bus. <私たちはそのバスを待っています。> – wait (自動詞)+前置詞 (for) で「〜を待つ」。進行形になっています。 |
Lesson 6 基本文型 説明型
基本文型その3ー説明型
※説明型の典型的な例は、be動詞
– be動詞に意味はなく、主語と説明語句を「=」でつなぐ、つなぎ言葉
▶︎動詞の後ろに「説明語句」を配置し、「主語の説明」をする形
◎「説明語句」には、形容詞、名詞や前置詞句などさまざまな表現が置けます。
[Key] Jonas is in a meeting now.
[be動詞][説明語句]
※ジョナスは今、会議中です。
👉この文は基本文型「説明型」- be動詞が典型例です
ここでは前置詞 (位置関係を表す表現) をちゅしんとするフレーズ、前置詞句が使われています。
① She’s a doctor. <彼女は医師です。.> – she = a doctor:名詞 (a doctor) が。「説明語句」です。 |
② He’s a gentleman. <彼は紳士です。> – he = a gentleman:この例も、「名詞」が説明語句です。 |
③ You’re smart. <あなたは頭がいい。> – you = smart:形容詞 (smart) が、「説明語句」です。 |
④ I’m at the station. <私は駅にいますよ。> – I = at the station:前置詞句 (at the station) が、「説明語句」です。 |
Lesson 7 基本文型 授与型
基本文型その4ー授与型
※動詞の後ろに目的語を2つ取り、「〜に…をあげる・くれる」を表す形。
①授与型ではどんな動詞が使われても「あげる・くれる」という意味になります。
②目的語の順番(「〜に+…を」)を変えてはいけません。
[Key] I’ll give you a kiss.
[動詞] [目的語〜に][目的語〜を]
※私はあなたにキスをしてあげます。
👉この文は「授与型」。give は、授与型としてよく使われる動詞。
– この文は「あなたに・キスを・してあげる」
① My sister sent me a good recipe recently. <私の妹は最近、私にいいレシピを送ってくれました。> – send を使っても、授与型なら「あげる・くれる」 |
② I’ll write him a thank-you letter. <私は彼にお礼状を書きます。> – write を使っても、授与型なら「書いてあげる・くれる」 |
③ I’ll tell you my secret. <私はあなたに私の秘密を教えてあげます。> – tell を「メッセージを伝える」授与型なので、「あげる・くれる」になります。 |
Lesson 8 基本文型 目的語説明型
基本文型その5ー目的語説明型
※目的語と説明語句の開いたに「=」または「主語・述語」の関係があるのが特徴
◎説明語句には、説明型の「説明語句」と同じように、
名詞・形容詞など、さまざまな表現を使うことができる
[Key] Are you calling me a liar?
[動詞] [目的語] [説明語句] – 目的語の後ろにその説明語句を加える形
※あなたは私をうそつきと言っているのですか。
👉この文は me の説明が a liar であり、「 me = a liar と呼ぶ」ということ。
① She calls me Meg. <彼女は私をメグと呼びます。> – me が目的語で、その説明語句が Meg で名詞です。 |
② I prefer your hair shirt. < 私は、あなたの髪はショートの方がいいと思います。> – your hair = short の方が好き、という意味です。 |
③ I want my book back. <私の本を返してもらいたい。> – my book = back の意味関係を意識。 |
④ I saw him in the living room. <彼がリビングにいるのを見ました。> – him = in the living room と言うこと。in the living room は前置詞句で、場所を表現。 |
これで、基本文型のまとめ、終了です。
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