22-ラジオ英会話 基本動詞⑩ run を含めた移動系動詞のまとめ

語順の Review でまとめたものを、
さらに
・分野毎に
・表を用いて、できるだけ簡潔に
整理したものです。

今回は
語順の Review ⑨ では、基本動詞 run について勉強しました。

そこで、
「基本動詞の学習のポイント」と run と移動系動詞 go と come (再掲)を
表を用いてまとめ直しました

 

基本動詞の学習について

基本動詞とは
▶︎日常頻繁に使われる動詞のこと
– こうした動詞は極端に単純な意味を持つため、無数の状況と日本語訳に
対応します。
そのため基本動詞の学習は、

シンプルなイメージ(中核となる意味・ニュアンス)をつかみ、それがどういった
状況に使われるのかをつぶさに理解し頭に入れることが必要です。

🔷今回の基本動詞▶︎ run のイメージ:「スピーディに・線状を走る動き」

run のイメージ👉「スピーディに・線上を走る動き」
Week 9 (6月 Week 1) Lesson 41 run のイメージ

Lesson 41 ▶︎基本動詞 run

run のイメージ「スピーディに・線上を走る動き」(41)

※( )内の数字は、Lesson 数

👉 Lesson 41 Key Sentence ➡️「スピーディに・線状を走る動き」
▶︎ She runs a ramen shop in Tokyo.

①「走る」は交通機関の「運行」につながる
※ The buses run every 20 minutes. / The trains run every 20 minuts.
②「線を作る」- 「線状に流出する」意識も表現
※ [ The road ・The path・The fence ] runs around the campus.
run a  bath / My nose is running. / run my eyes over the offer
run out of time / run out of cash / run out of space (▶︎「流出]」)
③ go や come などと同様、移動を表す run にも「変化」を表す使い方あり
※ Time is running short. / The well ran dry.
④ run の動作を表すニュアンスは機械などを「動かす」に通じる
run a program / run a machine / run an engine
run a check / run a test

 

 

 

 

Lesson 27・ 28 ▶︎移動系基本動詞 go

go の基本イメージ「元の場所から出ていき進んでいく」(27)

  ⬇️

(28)「進行」 ▶︎「元の場所から出ていき進んでいく」
・このうちの「進んでいく」がさまざまな使い方を生み出す
①「進行」
②「一連の流れ」
③「生活・取り巻く状況の進んでいく様子」

※( )内の数字は、Lesson 数

👉 Lesson 27 Key Sentence ➡️元の場所から出て行き、進んでいく
▶︎ I really have to go.

go は「出ていく」- 現在完了を伴い「出ていって、今はない」
※ She has gone to the supermarket.
②「出ていく →なくなる」ということ
※ It’s OK. The pain will go soon.
– The battery is gone. / Easy come, easy go.
③元の場所から出ること – 「死ぬ」ことも含む
※ We all have to go sometime. / You have to go. (職場などから去る)
go する場所は to とは限らない – on , by いろいろ使いこなそう。
※ The portrait goes on the wall, and the desk by the window.

👉 Lesson 28 Key Sentence ➡️「進んでいく」のニュアンスは広がる
▶︎ It goes like this …..

①言葉にも音にも「進行」が感じられる
※ Then he goes, “I’ll be back.” / Dogs go “bow-wow.”
②行動や物語にも一連の「流れ」が伴う
※ He went like this with his thumb.
③妨げられずに進行する様子
Anything goes.
④ it (生活・取り巻く状況)がどのように進んでいるのかをたずねるあいさつ
※ How’s it going?
go hungry / go steady も「そうした状態」が進んでいく感触

Lesson 29 〜 32 ▶︎移動系基本動詞 come

come の基本イメージ「やってくる」(29)

  ⬇️

(31) come と go の「方向」 ▶︎英語では「会話で焦点が当たっている場所(話題に中心に
なっている場所・相手のいる場所)」が基準
・come➡️その「基準」に「近づいていく」ニュアンス
・go➡️その「基準」から「離れていく」ニュアンス
 (32) come と go の「変化」  ▶︎どちらも「移動」を表す表現 – 状態の移行(変化)も表す
・come➡️「あるべき状態」に近づくニュアンス [良い変化]
・go➡️「あるべき状態」から離れるニュアンス [悪い変化]

※( )内の数字は、Lesson 数

👉 Lesson 29 Key Sentence ➡️「やってくる」:何かがこちらに近づいてくる様子
▶︎ Nothing comes to mind.

① come するのは「人」に限らない
※ The time has come for me to make a decision.
– good luck / bad luck / harm / rainy season など自由に使える
②どのように come するのか ⇨「受け取られる・売られる」
come as surprise / come cheap / come in three size
come to +to 不定詞「〜になる」- ある状態に至ること
come to like / come to understand / come to know
④ come は順序関係も表す「前に来る・あとに来る」
※ Your speech comes after lunch. / Family comes before work.

👉 Lesson 31 Key Sentence ➡️基準は「会話で焦点になっている場所」
▶︎ I’ll come and pick you up at the station.

①「話題の中心はダイニングルーム」1階に親、2階の子供を読んでいる
※ Dinner’s ready. – OKI I’m coming. [子供が話題の中心に向かっていく]
②「話題の中心はレストラン」だからどちらの話し手も come を使用している
※ What time can you come to the restaurant?
– I can come about six. Is that OK?

👉 Lesson 32 Key Sentence
➡️ ざっくり言うと come は「良い変化」go は「悪い変化」
▶︎ Our love’s gone sour.

go には「あるべき状態」「元の状態」から逸脱していく変化のニュアンス
go wrong / go bad / go mad / go berserk / go gray / go bald / go rotten
come は「望んだ・あるべき状態」に近づく動き
※ Everything will come good.
come right / come into blossom
come true「実現する」を用いた表現
※ May your dream come true!
④この come で、「相手を鼓舞」することもできる
Come on!

 

go, com, run の基本イメージ

移動系基本動詞のイメージ
 go  元の場所から出て行き進んでいく
①【方向】「会話で焦点が当たっている場所」から「離れる」動き
②【変化】「あるべき状態」から「離れる」動き ▶︎ざっくり「悪い」方向
come  やってくる
①【方向】「会話で焦点が当たっている場所」へ「近づく」動き
②【変化】「あるべき状態」へ「近づく」動き ▶︎ざっくり「良い」方向
run スピーディに・線状を走る動き
・【変化】go と come と同じように、「変化」も表す

 

これで、
基本動詞 run を含めた移動系動詞のまとめを終わります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました