1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
基本的には、
週末に tweet で発信してきたものを、
ブログで、まとめたものです。
それでは第21週 ( 9月 Week 1 )の復習です。
🔴「基本」
・「基本文型を拡張」
・「文の説明」
・「動詞句の説明」
・「名詞の説明の仕方」
・「関係代名詞節の修飾の仕方」
・「関係副詞節の修飾の仕方」
・「関係詞節修飾の非制限用法」は
今まで学習してきた内容の紹介です。
必要ない方は、飛ばして「Week 21『語順』の review」をご覧ください。
基本
🔴4月、5月で学んだ「修飾語順規則」「基本文型」の基礎的内容
を学びました。
基本文型を拡張
🔴6月では、5月に学んだ「基本文型」を、節・to不定詞・動詞-ing形・過去分詞を
を使って拡張しました。
※4月、5月の「基本」と6月の「基本文型の拡張」についてチェックしたい人は、
下記をクリックしてください。
文の説明
🔴7月からは、説明ルールをさらに具体的に学んでいます。
※文の説明については、
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。
動詞句の説明
🔴「文の説明」の次には、「動詞句の説明」について勉強しました。
※「動詞句の説明」については、
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。
「名詞」の説明の仕方
🔴「動詞句の説明」の次には「名詞」の説明の仕方を学びました。
※「名詞」の説明の仕方については、
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。
「関係代名詞節」の修飾の仕方
🔴8月は1ヶ月かけて「関係代名詞節修飾」について学びました。
※「関係代名詞節」の修飾の仕方については、
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。
「関係副詞節」の修飾の仕方
🔴「関係代名詞」の後には、「関係副詞」について勉強しました。
※「関係副詞節」の修飾の仕方については、
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。
「関係詞節修飾」の非制限用法
🔴「関係詞節」の最後には、「非制限用法」について学びました。
※「非制限用法」については
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。
さて、今週のまとめです。
Week 21 の「語順」review
・「指定ルール:指定は前に置く」
– このルールは修飾の語順一般を決定する重要ルールです。
– Week 21からは、この「指定ルール」について勉強します。
Lesson 101 形容詞①:前に置いて指定する
🔴9月号では「指定ルール:指定は前に置く」を勉強します。
🔴 今週は「形容詞」- 「形容詞」は名詞の前に置いて、名詞を指定します。
[Key] What’s that delicious smell?
※あのとても美味しそうな匂いは何ですか。
▶︎この文では
delicious smell と形容詞 delicious が名詞 smell の前に置かれて、
「とてもおいしそうな匂い」と「匂い」の種類を指定しています。
[1] The carrot cake was delicious.
※そのキャロットケーキはとてもおいしかった。
👉これは「形容詞」が「説明ルール」で使われている例
▶︎ delicious は主語の The carrot cake は「とてもおいしかった」と
単に説明。だから、delicious は主語の後ろに置かれています。
[2] I want to have something delicious.
※何かとてもおいしいものが食べたい。
👉これも「形容詞」が「説明ルール」で使われています。
▶︎ -thing / -body / -one で終わる名詞は、
そのものが「はっきりとしない漠然とした名詞」なので、
自然にその後ろに「説明」を必要とすることが多いです。
⇨ delicious は something の説明をしています。
🔵常に「前置き」される形容詞もあります。 ・only , main:これらは常に「唯一の〜」「主な〜」と指定するため いつも名詞の前に置かれます。 |
[3] This is my only son.
※これが私のひとり息子です。
[4] This is the main road.
※これが主要な道路です。
Lesson 102 形容詞②:形容詞を接続詞でつなぐ
🔴9月号では「指定ルール:指定は前に置く」を勉強します。
🔴 今週は「形容詞」- 「形容詞」は名詞の前に置いて、名詞を指定します。
🔶【形容詞1 [接続詞] 形容詞2】の形でも、名詞を指定することができます。 |
[Key] It’s a sad [but] beautiful piece of music.
※もの悲しいけど美しい曲です。
▶︎この文では、
sad but beautiful はまとまって piece of music を修飾しています。
-「もの悲しいけれど美しい – 曲だ」と「曲」の種類を指定しています。
[1] Chris is a funny [but] strict teacher.
※クリスは面白いけれど厳しい先生です。
▶︎この文では、
funny but strict がまとめて teacher を指定しています。
[2] Lucy is a bright [and] hardworking student.
※ルーシーは理髪で熱心な学生です。
▶︎この文でも、
bright and hardworking がまとめて student を指定
[3] She’s a very talented [though] underrated actor.
※彼女はとても才能がありますが過小評価されている俳優です。
▶︎接続詞としては though は同じように使えます。
– very talented though underrated がまとめて actor を指定
Lesson 103 形容詞③:形容詞を重ねて使う
🔴9月号では「指定ルール:指定は前に置く」を勉強します。
🔴 今週は「形容詞」- 「形容詞」は名詞の前に置いて、名詞を指定します。
🔶形容詞を重ねて名詞を修飾する時の順番 【 [名詞に対する話者の主観] → [名詞の本質的な特徴] 】+ [名詞] ※「本質」に深い関わりがあるものほど[名詞]の近くに置く |
{Key] Look at that【 huge → old 】building.
※あの巨大な古い建物を見て!
▶︎この文では、
huge と old という形容詞が、building [名詞]を修飾しています。
・huge の示す「大・小」は話し手の主観
・old の示す「新・旧」は、建物の本質的な特徴
※そのため、huge → old の「順番」で形容詞を重ねていきます。
🔶形容詞の「重ね方」の例 ◎ the【small → brown】 lizard ▶︎「色 (brown)」は「大•小(small)」よりも lizard にとって「本質的な特徴」 ※そのため、small → brown の「順番」で重ねます。 ◎ the【beautiful → silk】dress ▶︎ beautiful は話し手の「感想・評価」よりも 「材質」を表す silk のほうが dress にとって「本質的な特徴」 ※そのため、beautiful → silk の「順番」で重ねます。 ◎ my【old → leather】armchair ▶︎「新・旧(old)」は、時とともに変化する性質であるに対し、「材質(leather)」 は変わることがなく、armchair にとって「本質的な特徴」 ※そのため、old → leather の「順番」で重ねます。 |
🔵形容詞の種類と配置の順番
限定詞 | 形容詞 | 名詞 | ||||
感想・評価 | 大・小 | 新・旧 | 色 | 材料 | ||
that | huge | old | building | |||
the | small | brown | lizard | |||
the | beautiful | silk | dress | |||
my | old | leather | armchair |
Lesson 104 形容詞④:形容詞を作ってみる
🔴9月号では「指定ルール:指定は前に置く」を勉強します。
🔴 今週は「形容詞」- 「形容詞」は名詞の前に置いて、名詞を指定します。
🔶「名詞」の前に置けば、「名詞の指定」 ▶︎そのため、「複数の語をまとめて」名詞の前に置けば、「形容詞」として使える 👉すなわち「大きな形容詞」 |
[Key] I have a 22-year-old son, who lives in Canada.
※私にはカナダに住んでいる、22歳になる息子がいます。
▶︎この文の 22-year-old は「22歳の」という形容詞
-「ひとつのまとまった語ですよ」を示すために、「ハイフン( – ) 」で
結ばれます。
🔵ハイフンで結んで「大きな形容詞」を作る時の注意 ・22-meter-pool ・five-year-contract ▶︎ year, meter がいずれも「単数」であることに注意! |
[1] This is a once-in-a-lifetime opportunity.
※これは一生に一度の機会です。
▶︎この文では、
once-in-a-lifetime が「大きな形容詞」で「一生に一度の」という意味
[2] I guess we’ll have to be satisfied with this no-win-no-lose situation.
※私たちはこの勝者も敗者もいない状況に満足しなくてはならないでしょうね。
▶︎この文では、
no-win-no-lose が「大きな形容詞」で「勝者も敗者もいない」という意味
[3] Do not accept any under-the-table deals, OK?
※どんな闇取引にも応じるな、いいか?
▶︎この文では、
under-the-table が「大きな形容詞」で
「テーブルの下の」から「不正の」という意味になります。
これで、
Week 21 の「語順」review は終了!
👉 Week 22 は、
「副詞①:程度を表す副詞」から始まります。(9月6日〜)
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