1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
基本的には、
週末に tweet で発信してきたものを、
ブログで、まとめたものです。
今回は第15週 ( 7月 Week 3 )の復習です。
🔴「基本」「基本文型を拡張」「文の説明」は今まで学習してきた内容の紹介です。
必要ない方は、飛ばして「Week 15 『語順』の review」をご覧ください。
基本
🔴4月、5月で学んだ「修飾語順規則」「基本文型」の基礎的内容
を学びました。
基本文型を拡張
🔴6月では、5月に学んだ「基本文型」を、節・to不定詞・動詞-ing形・過去分詞を
を使って拡張しました。
※4月、5月の「基本」と6月の「基本文型の拡張」についてチェックしたい人は、
下記をクリックしてください。
文の説明
🔴7月からは、説明ルールをさらに具体的に学んでいます。
※文の説明については、
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。
さて、今週のまとめです。
Week 15 の「語順」review
・「説明ルール:説明は後ろに置く」
– このルールは修飾の語順一般を決定する重要ルールです。
– 先週から、「動詞句」の説明の仕方を勉強しています。。
Lesson 71 動詞句の説明⑤:原因を表すto不定詞
🔴先週から、「動詞句の説明」
– 動詞句の後ろに「説明」を置きますが、to不定詞も置けます。
🔴後ろに置かれた to不定詞の意味は、「動詞句の内容」によって決定
🔶to不定詞の前の「動詞句」の部分が 「感情の説明」なら、どうしてそのような感情になったのか – その原因の説明が普通 👉そのためこのto不定詞は「感情の原因」を表すと解釈 |
[Key] I was delighted to see you.
※私はあなたに会えて本当にうれしかったです。
▶︎ was delighted が「感情の説明」だから、
to see you がその「感情の原因」を表すと解釈されます。
[1] I was excited to hear about your new project.
※君の新しいプロジェクトについて聞いてワクワクしたよ。
▶︎ was excited の原因が、to不定詞 (to hear about your new project) に
よって説明されています。
🔶なぜ感情を表す表現に delighted, excited など過去分詞が使われるのか? ◎英語では「感情は外から触発されるもの」 ▶︎そのため「感情を表す動詞」は「〜させる」と他動型で扱われる。 ・ delight → delighted [大喜びさせられる → 大喜びする] ・ excite → excited [ワクワクさせられる → ワクワクする] このように英語では、過去分詞の形が、主語の感情を表すようになるのです。 |
Lesson 72 動詞句の説明⑥:判断の根拠・結果を表すto不定詞
🔴先週から、「動詞句の説明」
– 動詞句の後ろに「説明」を置きますが、to不定詞も置けます。
🔴後ろに置かれた to不定詞の意味は、「動詞句の内容」によって決定
🔶to不定詞の前の「動詞句」の部分が must などを用いて話し手の確信に満ちた判断だと感じられれば – その判断の根拠の説明が普通 👉そのためこのto不定詞は「判断の根拠」を表すと解釈 |
[Key] They must have been busy to say such a thing.
※そんなことを言うなんて、彼らは忙しかったにちがいありません。
▶︎must は「〜にちがいない」
完了形が加わり「〜だったにちがいない」となっていて
話し手の確信に満ちた判断が感じられるので、その後には普通「何でそう判断
できるの?」と説明が欲しくなります。
⇨そこでその後の to不定詞は「判断の根拠」を表すと理解される。
🔶動詞句の説明 “to 不定詞”が「結果」と理解される場合 ① grew up と言われれば、「育って何になったのか」- to不定詞はその「結果」 ② to find 〜の形で、「予期せぬ出来事の遭遇」を表現する形もあり。 ③落胆を表す only to(〜しただけだった)や never to(そして二度と〜しなかった) といった言い回しも「結果」を表す |
[1] He grew up to be a famous singer.
※彼は大きくなって有名な歌手になりました。
▶︎上記①の例。
「育ちました」その結果 – 「何になったのか」と to不定詞で表現
[2] I ran to the station to find that the last train was just leaving.
※私は駅に走って行ったが、終電がちょうど出ていくところだった。
▶︎「結果」の to 不定詞には、find が使われ、
予期せぬ(しばしば悪い)出来事の遭遇を表すます。(上記②の例)
[3] The two friends left school, never to meet again.
※その2人の友人は学校を出て、そして二度と会うことはなかった。
▶︎上記③の例で、never を用いた例
その結果、「二度と会うことはなかった」と「落胆」を表現しています。
※only to 〜も、never to 〜も文の最後にオチをつける、
会話巧者の話し振りが感じられます。
Lesson 73 形容詞+to不定詞①:形容詞と「これから」to不定詞
🔴形容詞の中には、to不定詞と緊密なコンビネーションをつくるものがあり
🔴その形容詞としては、
happy, willing to, ready, 可能性を表す sure・certain・(un)likely などがある
{Key] I’ll be happy to take you there.
※喜んであなたをそこにお連れします。
▶︎この文の形では、happy がその典型
-「これから」をしばしば表すto不定詞と結びつき、
「(これから)喜んで〜する」という頻用表現をつくります。
[1] Are you willing to work overseas?
※あなたは海外で働く気はありますか?
▶︎ willing to は「(要望などに応えて)〜するのがイヤではない・かまわない」
※happy to と比べれば、喜びの感触は下がります。
[2] I’m ready to leave.
※出発の準備はできています。
▶︎ readyもto不定詞と強く結びつく形容詞。
こちらも「これから」が強く感じられる形容詞です。
[3] It’s sure[certain / likely / unlikely] to rain.
※雨が、きっと降ります [きっと降ります / 降りそうです / 降りそうではありません]。
Lesson 74 形容詞+to不定詞②:難易を表す形容詞
🔴形容詞の中には、to不定詞と緊密なコンビネーションをつくるものがあり
🔴その形容詞には、hard, easy など「難易を表す」形容詞がある。
▶︎この形容詞は、「特徴的な形」をとるので要注意!
[Key] He‘s easy to please □.
※彼を喜ばせるのは簡単ですよ。
▶︎ please は「〜を喜ばせる」という動詞ですが、
この文では「目的語」がありません。
⇨つまり空所(□)。この空所が主語の He と一致して、
please him (He = □) 「彼を喜ばせる」という意味関係をつくる。
※目的語を空所□にしておくのがポイント!
🔶この文( He’s easy to please □. のような文)の特徴 ⇨この文は「彼はどういった人なのか」に焦点がある文。 ※ It’s easy to please him. という表現もできますが…. ⇨こちらの文は「喜ばせるという行為」に力点があり、ニュアンスが違います。 |
[1] My Australian host mother is hard to understand □.
※私のオーストラリア人のポストマザーは、理解するのが大変です。
▶︎この文では、
“understand my Australian most mother” の意味関係があり。
[2] Ronnie is impossible to beat □ at tennis.
※ロニーにテニスで勝つことはできません。
▶︎この文では、
“beat Ronnie” の意味関係があり。
これで、
Week 15 の「語順」review は終了!
👉 Week 16 では、
「名詞の説明①:基礎」から始まります。(7月19日〜)
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