1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
Review をします。
それでは第 18 週 ( 8月 Week 2 )の復習です。
※前置詞学習の2 週目なので、前置詞の Review②とします。
前置詞の Review ②
・ Week 18 は、前置詞 on を学習しました。
【前置詞】は
どれも位置関係を表す単純なイメージを持っている |
【前置詞のイメージをつかみ、柔軟に広げていくことで】
日本語訳や丸暗記を超えた自分の言葉になっていく |
on のイメージ派生図
on の基本イメージ「上に乗っている」① ▶︎イメージ図:テーブルの上にボールが乗っている |
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②「継続の on」 | ③「ステージの on」 | ④「支える on」 |
▶︎イメージ図を横から見ると – 天板(線)の上にボールが乗ってる ように見える →そこから線の「上」 →線が伸びていくイメージから |
▶︎イメージから – 活動や状況というステージの上 |
▶︎イメージ図から |
Lesson 86 on のイメージ①
🔴 on の基本イメージ 👉「上に乗っている」 |
[Key] You have a big stain on your shirt.
※あなたのシャツに大きな染みがついています。
▶︎ on のイメージは「上に乗っている」ですが…
日本語ではなく、その「位置関係」を想像しましょう。
– テーブルの上にボールが乗っているのようなイメージは、
テーブルとボールの「接点」に注目し、「接触」を生み出します。
◎まずは「上に乗っている」「接触」の使い方を身につけましょう。
①「接触」さえしていれば on ※ on my desk / on the wall / on the ceiling ※ Do you have money on you? / Do you have your passport on you? – on you は「身につけて」これも「接触」 |
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② on は「場所」だけではなく、「〜の上に」という「動き」も表す ※ Put some water on your napkin. / Can I try it on? / put my tie on – try 〜 on は「試着する」put 〜 on は「〜を身につける」▶︎接触状態にする |
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③ 公共の乗り物はサイズが大きいため on「板状のものの上」 ※ get on [ the bus / the train / the plane / the ship ] – 自家用車なら get in the car <包まれる感触が in> ※ He was on [ a bicycle / a motorcycle / a horse ]. |
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④ 2つの出来事が接触しているから「〜するとすぐ」の on ※ On hearing the news, she jumped for joy. |
Lesson 87 on のイメージ②
🔴 基本イメージ「上に乗っている」 👉「継続」を表す – この使い方は on が「線上」を表すことから生じる |
[Key] She talked on and on about space.
※彼女は宇宙について延々と話し続けました。
▶︎ on の「継続」の使い方 – この文では、それが繰り返され
「延々と・長々と」となっています。
-「テーブルの上にボール」の基本イメージを横から見れば、
天板(線) の上にボールが乗っているように見えます。
◎線には面積がないため in は使えず、点でもないため at は無理。
⇨ 線の「上」を表す、接触の on が最適の選択です。
on の「継続」は、線が持つ「伸びていく」イメージの延長線上にあるのです、
①「線上」の on ※ I live on [ the Yamanote Line / the river / the border of Saitama and Tokyo ]. |
② on は「線」と感じられるもの一般に使える ( way, track terms ) ※ on my way home / on the right track ※ on < good / bad / equal / easy > terms with 〜 |
③「継続」の on を用いたフレーズ ※ keep on working / walk on / read on / from now on ※ Life goes on. ※ She is always on at me to clean my room. – on at は「継続の on」と「攻撃の at」のコンビネーション |
Lesson 88 on のイメージ③
🔴「ステージの on」 |
[Key] She went to Singapore on business. She’ll be back on Friday.
※彼女は仕事でシンガポールに行きました。金曜日に戻ってきます。
▶︎ on business は「ビジネス」という活動のステージの上にいるということ。
on Friday も「金曜日」というステージで状況が展開しています。
– 「時刻」と違い、曜日など「日」にはある程度の幅があるため「ステージ」と
とらえられる。
①「日」を表す on ※ on Monday / on October 13 / on Christmas Eve – on Saturday afternoon / on the following morning 「日」が意識される |
②「期間」や「活動」も「ステージ」とみなされる ※ on holiday / on vacation / on a diet / on duty / on fire / on sale / on strike – on the go [ go-go-go! と動き回る活動のステージにいる ] |
③「機器」や「媒体」も、状況が展開する「ステージ」 ※ appear on TV / hear it on the radio / play music on the piano – write on a computer / talk on the phone |
④ 活動のステージ上にあることが漠然と想像され「動いている・やっている」 ※ turn it on / switch it on / The TV is on. ※ The movie is on. / The exhibition is on. |
Lesson 89 on のイメージ④
🔴「支える on」 |
[Key] Our future depends on your decision.
※私たちの将来はあなたの決断次第です。
▶︎ depend on 〜は「〜に頼る・依存する、〜次第」支える on
– on の「テーブルの上にボールが乗っている」というイメージが、
テーブルがボールを「支えている」と解釈されているのです。
①「支える – on」「頼る」の2つの表現 ※ rely on / count on |
② クモの命が、ハエによって「支えている」イメージ ※ Spiders live on flies. |
③「背中」が支える、「両膝」が支える、「基づく」 ※ lie on [ your back / your stomach ] / on all fours ※ pray on my knees ※ This is based on a true story. |
④ on を用いたフレーズ ※ on purpose [故意に] / on impulse [ 衝動的に] ※ I can’t go on if I’m on my own. [ on one’s own で「ひとりで・独力で]」 ] |
これで、
前置詞の Review② は終了!
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