22-ラジオ英会話 名詞関連のReview ②

1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
 Review をします。

それでは第 39 週 ( 1月 Week 3 )の復習です。
※1月号の「タイトル」は、「限定詞・名詞関連・接続詞のイメージ」となっていますが、
今週と来週は「名詞関連」をを扱っているので、名詞関連のReview ②とします。

名詞関連の Review ②

・ Week 39 は、可算名詞と不可算名詞について学習しました。

【名詞関連】も、基本動詞・前置詞のように

イメージ(表現の中核的意味)をとらえることが大切

Lesson 191 可算名詞・不可算名詞:基礎

🔴 Native speaker は名詞を「可算名詞」「不可算名詞」の2つに分けて使う
▶︎基準は「決まった形があるか・具体的かどうか」 

[Key] We need some olive oil and onions.
※私たちは、オリーブオイルとタマネギがいくらか必要です。
▶︎この文の olive oil は液体 – 形がなく不可算名詞。onions は可算名詞となります。

① 代表的な不可算名詞 [液体 / 気体 / 決まった形がない / 抽象的なもの]
※ My dad has some [ beer / wine ] at dinner. 
– beer, wine は液体で決まった形がない
※ My dad has some [ cheese / bread ] at dinner.
– cheese, bread にも「決まった形がない」
※ All we need is [ love / peace / happiness ]. – 抽象的なもの
② 不可算名詞は「数」が意識されない – 複数形にならない
※ We don’t have much rain here.
– a/an, many, a few は使えない。much, a little を使うこと
– a lot of / lots of. plenty of, some はどちらにも使える
③ 不可算名詞は、限定詞なしでそのまま使える
Water boils at 100℃. / We need water to live. / Time flies.
– 可算名詞は限定詞がつかない場合は、「複数形」でしか使えない

④ 場面よって、「可算」「不可算」が使い分けられる
※ Don’t put in too much onion.
– 基準は「形・具体性」ここでは、刻まれ、形をなくした「タマネギ」を意味しているので
「不可算名詞」。「1個、2個」と数えられる形であれば、当然「可算名詞」となるわけです。

Lesson 192  思いがけない不可算名詞

🔴 furniture, money, fruit, food, information, advice も不可算名詞

[Key] I want to change some furniture in the bedroom.
※私は、寝室にある家具をちょっと替えたいのです。
▶︎この furniture, どうして「不可算名詞」なのでしょう?

それは、家具に決まった形がないから。
「家具」は「家庭で生活のために使われる、比較的大きめのもの」という概念。
– chair も desk も dresser も家具。決まった形がないのです。
① money は「不可算名詞」- bill, coin には「形」があるので「可算名詞」
Money talks. / Money isn’t everything. / I don’t have much money.
② fruit や food も furniture と同様
Fruit is a great source of vitamins. / There’s a lot of food on the table/
※ I spend a lot of money on food.
– fruit や food もさまざまな果物、食品を覆う概念だから不可算名詞
③「役立つ知識」というぼんやりした概念 – advice, information
※ I’d like to give you some advice.
Information is  the key to success. 
※ There’s too much information.
-「情報が多すぎる→聞きたくない→言わないで」というよく使われる表現
④ a piece of 不可算名詞が一番汎用性がある表現 [ furniture / fruit / information ]
※ Let me give you a piece of water.
– a glass of water, a cup of coffee, a spoonful of sugar などの表現あり

Lesson 193  可算名詞が不可算になるとき

🔴 可算名詞が不可算扱いとなる場合▶︎「そのもの」が個体としてイメージされない
例:in person / in pen or pencil / go to school / by car …..

[Key] You need to go to the immigration office in person.
※あなたは直接、出入国オフィスに行く必要があります。
▶︎この文の person – 複数でもないのに限定詞なしで「裸」で出てきる
つまり「不可算扱い」となっています。

👉それは「人 [person]」がイメージされていないから。in person は「本人が直接に」ということ。person には「人」ではなく「人が直接という方法」が想起されています:「方法」には「決まった形」はありません。
① it の説明のリズム その1[ that 節 ]
It’s surprising that you come here so often.
– It’s surprising と言ってから、that 節で説明
② it の説明のリズム その2 [ if/whether 節, wh 節 ]
It‘s up to you [ if / whether ] you take this job.
– if / whether 節でも it を説明できます。
It‘s still not clear where he stayed that night. – wh 節でも可能
③ it の説明のリズム その3 [ 動詞 -ing形 ]
It‘s tough working with him 24/7.
– 動詞 -ing形 で「実際に働いている状況」を表現しています。
④ it の説明のリズム その4 [ 目的語説明型でも同じリズム ]
※ I think it strange to put pineapple on a pizza.
-「it = strange だと思う」 I think it strange と言ってから、to 不定詞で説明

Lesson 194  可算・不可算で意味が変わる名詞

🔴 可算扱いと不可算扱いで意味が変わる名詞▶︎ room, time, glass, paper, work

[Key] I hope there’s enough room in the bedroom.
※私は寝室に十分なスペースがあるといいと願っています。
▶︎この文に出てきた名詞 room に注目しましょう。

限定詞なしでそのまま – 不可算名詞として使われいます。
▶︎不可算の room は「部屋」ではなく、「スペース・空間」
※スペースが区切られ数えられるようになれば、可算の「部屋」となります。

👉可算扱いと不可算扱いで意味が違うそのほかの名詞をみましょう。

① 漠然と「時間」を意味する場合は不可算扱い – 具体的な時間幅は可算扱い
※不可算扱い【漠然とした「時間」】
・We don’t have time to set it up now.         ・Time is money.
・Do you have time to talk?
※可算扱い
【期間】It took me a long time to get there.
【回数】How many times have I told you that?
【出来事・機会】Do you have a good time at the party?
② 材料としての「ガラス」は不可算、製品となると可算
※不可算扱い【材料としての「ガラス」】
・This is made of glass.
※可算扱い
【製品として「グラス」】These are champagne glasses.
【製品として「メガネ」】I always wear glasses.
③ 材料として「紙」は不可算、具体的な形が生じると可算
※不可算扱い【材料としての「紙」】
・Can you put more paper in the printer?
※可算扱い
【具体的な形「新聞」】This story is in all the papers.
– 新聞や、論文 ( a paper on 〜)、書類( divorce papers: 離婚届) などは具体的な形
④ 漠然と「仕事」の場合は、不可算 – 仕事の決勝「作品」となると可算
※不可算扱い【漠然とした「仕事」】
・I did a lot of work today.                                ・Let’s get down to work.
after work / before work
※可算扱い【「作品」】
・the complete works of Shakespeare.    
・This is one of Mozart’s earliest works.

 

 

 

 

 

名詞関連の Review ② は終了!

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