22-ラジオ英会話 形容詞・副詞のReview ③

1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
 Review をします。

それでは第 31 週 ( 11月 Week 3 )の復習です。
※形容詞・副詞学習の3週目なので、形容詞・副詞の Review ③とします。

形容詞・副詞の Review ③

・ Week 31 は、感情を表す形容詞(ing形と過去分詞)、「カタい」形容詞の使い分け、そして「重要な」形容詞の使い分けを学習しました。

【形容詞・副詞】も、基本動詞・前置詞のように

イメージ(表現の中核的意味)をとらえることが大切

Lesson 151  感情を表す形容詞① 

🔴 英語では「感情を表す動詞」 ▶︎「〜させる」と他動詞的な意味を持つのが典型
それに ing をつけた形容詞は「〜させるような」感情を抱かせる対象に使われる

[Key] It was a little disappointing.
※それは、ちょっと期待外れでした。
▶︎この文の disappointing は「ガッカリさせるような」と主語の it に対して
使われています。

① bore「退屈・うんざりさせる」- boring「退屈させるような」
※ Their new songs are rather boring.
② annoy「イラつかせる・ムッとさせる」- annoying「イラつかせるような」
※ His jokes is between the songs were annoying.
③感情を表す動詞から派生した形容詞
「〜させる」の動詞が、「〜させるような」と感情を抱かせる対象に使われる
※ It was exciting. / It was thrilling. / It was satisfying.
※ It was pleasing. / It was disgusting. / It was surprising.
※ It was inspiring. / It was encouraging.

Lesson 152  感情を表す形容詞②

🔴過去分詞は「〜される」▶︎受動の意味を持つため、人の感情を形容する

[Key] I was disappointed with the food.
※私はその食べ物にはガッカリしました。
▶︎動詞 disappoint「ガッカリさせる」から派生したもう1つの形容詞が
 disappointed – disappoint の過去分詞です。
「ガッカリさせられる→ガッカリする」となり、人の感情を形容します。
ここでは I(私) の感情を述べています。

① relieve「安心・ホッとさせる」- relieved「ホッとさせられる→ホッとする」
※ I think they were relieved more than anything else.
② bore「退屈・うんざりさせる」- bored「退屈させられる→退屈する」
※ Some guests were bored by the speeches.
③ be動詞文だけではなく、seem も使える – 説明型オーバーラッピングの形
※ People seemed excited to learn that Barry King is my uncle.
→ excite「興奮させる」- excited「興奮して」
④人の感情を表す過去分詞の例
※ I was excited. / I was thrilled. / I was satisfied.
※ I was pleased. / I was disgusted. / I was surprised.

Lesson 153  形容詞もイメージで①:使い分け

🔴「カタさ」の使い分け ▶︎一般的な形容詞は hard
tough -「はね返す」の質感をもったカタさ
firm -「硬いマットレス:しっかりとして容易に形を変えない」カタさ
solid -「ギュっと詰まった」カタさ⇨「堅い・しっかりした」につながる

[Key] These are still too hard.
※これらはまだ硬すぎます。
▶︎机をコンコンとたたいてみてくださいーそれが hard のカタさ。

tough は「はね返す」質感を持ったカタさ
tough steak / tough guy / tough negotiator / tough assignment
tough decision / tough choice / tough challenge
– どんな攻撃もはね返すのが tough guy。ここから「難しさ」へと広がる
firm「しっかりとして容易に形を変えない」カタさ
firm mattress / firm belief / firm faith
firm determination / firm decision
– この例はすべて「形を変えない・変わらない・揺るがむ」という印象
solid「ギュっと詰まった」- 中身が詰まった「堅い・しっかりした」
solid foundation / solid education / solid evidence
solid food / solid person
-「物質の三態」を英語で、solid・liquid・gas となる

Lesson 154  形容詞もイメージで②:豊かな表現力

🔴特別な色合いのない「重要な」▶︎ important
essential -「絶対に必要な」というニュアンス
vital – 「生命に関わる」というイメージ→そこから「極めて重要な」
key -「鍵・カギとなる」→可能性や理解などへの扉を開く重要性を帯びる
crucial – cross のイメージ:成り行きを決定づける岐路→極めて重要な・決定的な

[Key] I know that seasonal expressions are essential for haiku.
※俳句には季語が必要不可欠だということを、私は知っています。
▶︎ essense が「本質・核心」を表すことから、「絶対に必要な」というニュアンス

vital 「生命に関わる」というイメージ
vital evidence / vital role / vital survival / vital recovery
vital a leader / vital for our success / vital for Japan
vital signs は心拍・血圧などの「生命兆候」そこから「極めて重要な」
key は「鍵・力となる」可能性や理解などへの扉を開く重要性
key aim / key area / key point / key role
key issue / Education is the key to success.
– 前置詞は key to the door のように to を合わせます。
crucial のイメージ cross「岐路」から「極めて重要な・決定的な」
crucial decision / crucial mistake / crucial clue
crucial data / crucial for our future
※ It’s crucial that your report be handed in by tomorrow.
– このように「重要な」を意味する形容詞は、「It’s +重要な+that 〜」の形
「(これから)〜することが重要だ」を意味するので、
that以降の動詞は、動詞の原形(あるいは should +動詞の原形)となります。

 

 

 

 

 

形容詞・副詞の Review ③ は終了!

コメント

タイトルとURLをコピーしました