1週間の「ラジオ英会話」の文法的な部分を、
分野ごとに分けて、まとめています。
11月からは、「時表現」について学習し、
12月の第 1 週では「現在完了形」の次に「現在完了形」と「過去完了形」について学びました。
現在完了進行形と過去完了形
・ 時表現は、ほとんどの文に現れる頻用l表現。しっかり理解すれば、文の意味をとらえる
解像度が上がり、さらに自信を持って英会話ができることを目指し、頑張りましょう。
今回は、「現在完了進行形」と「過去完了形」についてです。
Lesson 162 現在完了進行形(ずっと〜している)
現在完了進行形(ずっと〜している)- 現在完了形のバリエーション1
※現在完了進行形【have been +動詞 ing形】
▶︎「現在に至るまで行為が続く=ずっと〜している」ことを表します。
◎現在完了形のイメージ「今に迫ってくる」と、生き生きとした行為の描写である進行形の
ハイブリッドなのです。
[Key] I have been learning the rules of chess.
※私はずっとチェスのルールを学んでいます。
👉この文の have been learning は「ずっと〜を学び続けている」ということ。
① I have been living here for about six months now. <私はもう6ヶ月ぐらいここに住んでいます。> – have been living は「ずっと住んでいる」have lived より綿々と行為が連続する容姿が 感じられています。 |
② I‘ve been cooking all day. <一日中、私は料理をしています。> ※ She‘s been shopping all day. <一日中、彼女は買い物をしています。> -「ずっと〜している」は、しばしば「疲労感・うんざり感」につながります。 |
③ Tell me what you‘ve been learning. <あなたが何を学んできたのかを教えてください。> – 現在に至るまで learning, learning, learning …してきたことが話題になっています。 |
Lesson 163 過去完了形
過去完了形 – 現在完了形のバリエーション2
※過去完了形【had +過去分詞】
▶︎現在完了形のイメージは「今に迫ってくる」- 過去完了形は基準となる時点が「現在」から
「過去」に移り、「過去のある時点までに – 何かが起こった」。過去の時点からそれ以前の
出来事をさかのぼって眺める意識です。
[Key] She called very early, but the tickets had already sold out.
※彼女はとても早く電話をしましたが、チケットはもう売れ切れていました。
👉この文では、she called の時点「までに」チケットが売れてしまったことを表しています。
◎次の文と比べてみましょう◎
I left home at 6 p.m. and arrived at the station at 6:30
<私は午後6時に家を出て、6時30分に駅に着きました。>
▶︎出来事が順序よく並べられたこの例では、arrived at the station の時点から
さかのぼる意識はないため、left home に過去完了形は使われません。
① When we finally got home, the sun had already set. <あなたはそこに行ったとがありますか?> –家に帰った時点に「ピン」を打ち、そこからさかのぼります。 |
② He moved there because he had dreamed about it all his life. <彼は生涯を通じて憧れを抱いていたため、そこに移住しました。> – moved に「ピン」。because 以下はそれ以前を振り返る内容。 |
③ Why did Melissa go home? ー Because she had finished her work already. <なぜメリッサは家に帰ったの?ーもう仕事が終わったからだよ。> -過去の時点が文脈によって与えられている場合もありますよ。 |
これで、「現在完了進行形」と「過去完了形」について終了です。
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