青森県公立高校入試分析(英語)の2回目です。
今回は、第2問を扱いますが、
第2問では、「並べ替え、英作文」の問題です。
それでは第2問を見て行きます。
第2問の配点は、
( 1 )は各2点✖️3=計6点
( 2 )が2点
(3)は各3点✖️2=計6点 なので、合計14点となっています。
第2問・・・対話文からの問題
オンライン英会話の講師で南アフリカ共和国に住んでいるリンジー(Lindsay) からヒロヤ(Hiroya)に
メールが届きました。ヒロヤはこのメールを読んだあとで、友人のケン(Ken)に相談をしています。
次の英文は、あとの(1)~(3)に答えなさい。(14点)
Hiroya:Ken, look at this message. I received this from my English teacher, Lindsay.
I want to tell her about popular places for foreign people, but I’m not good at
English. イ Can ( send you help message me my ) to her ?
Ken :Of course. What place are you going to introduce to here?
Hiroya:Well … I have no idea …
Ken :Hiroya, that’s the problem. She knew your favorite things and introduced nice
places to you. If you don’t know about her well, how will you choose the place she likes?
Hiroya: You’re right. But I’m not good at English. So, what should I do if she doesn’t
understand my English? I always worry about it.
Ken :Hiroya, do you think that perfect English is needed for good communication?
That’s wrong. 【 】English is enough. ウ You ( have English don’t
well speak to ). You should *care about the person who you are talking with.
It’s important for good communication.
Hiroya: I see. I should know her first.
Ken :Yes, to know each other is the *beginning of communication.
Hiroya:Thanks, Ken
(注)introduce 〜を紹介する the Kruger National Park クルーガー国立公園
wild 野生の flat 平らな care 気にする beginning 始まり
(1)並べかえ問題
下線部ア 〜ウについて、文の意味が通るように、( )内の語句をすべて用いて、
正しい順序に並べかえて書きなさい。大文字にする必要のある文字は大文字にしなさい。
アの並べ替え
ア You ( be visit to these will happy ) places.
【解説】
・ピリオドがあり、並び替えの単語に not がないことから
肯定文であることがわかります。
▶︎助動詞 will があることから、will +動詞の原形 となるので、
will be か、will visit を用いることになります。
▶︎メールの内容からすると、「このような場所を訪れると楽しいでしょう。」のような
意味になるといいと予測がつくので、(You) will be happy to 〜. の形を用います。
【解答】
・ここから、
ア You ( will be happy to visit these ) places. となります。
[あなたはこのような場所を訪れてうれしいでしょう。]
イの並べ替え
イ Can ( send you help message me my ) to her?
【解説】
・最後にクエスチョンマークがついているので、「疑問文」です。
・並べ替えの単語から判断すると、主語は you になりそうです。Can you 〜?の文です。
▶︎次に来るのは動詞ですが、help と send の2つがあるので、悩むところですが、
help には「〜するのを助ける」という意味もあるので、help を用います。Can you help 〜?です。
▶︎ help の後ろに「誰が何をする」の形 – help +人+動詞の原形を用いると、
help me send となり、最後に「送るもの= my message」を置きましょう。
【解答】
ここから、
イ Can ( you help me send my message ) to her ? となります。
[私が彼女にメッセージを送るのを手伝ってくれませんか。]
ウの並べ替え
ウ You ( have English don’t well speak to ).
【解説】
・並び替えの単語を見ると
▶︎ have / don’t / to があることから、don’t have to 「〜する必要はない」を
用いることが予測つきます。
▶︎ don’t have to の後ろには「動詞の原形」が来るので、
☞ don’t have to speak English となり、最後に副詞の well を加えます。
【解答】
ここから、
ウ You ( don’t have to speak English well ) .となります。
[あなたは上手に英語を話す必要はありません。]
(2)【 】に入る語
【 】に入る最も適切な英語を、次の1〜4の中から一つ選び、その番号を書きな
さい。
1 Difficult 2 Good 3 Simple 4 Great
※ 【 】English is enough.
【解説】
・対話の流れからすると
Hiroya:その通り。しかし私は英語が得意ではありません。だから、彼女が私の英語をわからなかっ
たら、どうしたらいいのでしょう?私はいつもそれが心配なんです。
Ken :Hiroya、あなたは完璧な英語が良いコニュニケーションに必要とされると思っているの?
それは間違っているよ。【 】な英語で十分なんだよ。
▶︎会話の流れから、「完璧な」英語は、必要ないよ、という展開になっているので、
「簡単な」のようなニュアンスの単語が適切と考えられます。
【解答】
・3 Simple
※ Simple English is enough.
[シンプルな英語で十分だよ。]
(3)英作文
次の文章は、ヒロヤがケンと話をした日の夜に、リンジーに送ったメールの内容の一部です。
下線部1、2をそれぞれ一つの英文で書きなさい。
How are you, Lindsay? Thank you for telling me about good places in your country. In Japan, we have delicious foods, the beautiful sea and many famous festivals. 1 もしあなたが冬に青森に来るなら、雪を見ることができます。 2 あなたは何に興味がありますか。
【解説】
・前後の英文も参考にしながら、「1」と「2」の日本文を英語にする問題です。
○「1」の日本文「もしあなたが冬に青森に来るなら、雪を見ることができます。」
▶︎「もし〜なら」という英文を作りましょう。
・「もし〜なら」という英文なので、if という接続詞を使います。
→ if 主語+動詞 〜. の形を用います。
・「青森に来る」は、come to Aomori
・「冬に」は、in winter – 「時」を表す in winter は文末に置きます。
▶︎その次は、後半の「雪を見ることができます」という英文を作りましょう。
・主語は、「前半」部分に出てくる「あなたは」です。
・助動詞の can を用いていきます。
【解答】
ここから、正解は
If you come to Aomori in winter, you can see snow. となります。
○「2」の日本文「あなたは何に興味がありますか。」
▶︎「何」とありますので、What 〜? となる疑問文となります。
・「〜に興味がある」というのは、be interested in という熟語を使います。
・主語を you として、疑問文にすると出来上がります。
【解答】
ここからは
What are you interested in? となります。
今回はここまで。
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