24-ラジオ英会話 助動詞「助動詞相当」のまとめ

1週間の「ラジオ英会話」の文法的な部分を、
分野ごとに分けて、

それでは 8 月の第3、4 週 に放送された「助動詞相当のフレーズ」についてです。

助動詞相当のフレーズ のまとめ

8月号では、助動詞を扱ってきました。

should の次に「助動詞相当のフレーズ」を扱っていますので、それについてまとめました。

Lesson 94 助動詞相当のフレーズ ①ーbe going to

助動詞相当のフレーズ ①ーbe going to
※ be going to のイメージ▶︎「流れの中」- to 以下の状況に向かっているところ
– このフレーズが go の進行形を用いているところからもわかる。
◎ be going to と will の「予測」の違い
・will:「そうなる」という自信はあるが、結局は単なる「予測」(動いていない)
・be going to:今現在事態は to 以下に突き進んでいる最中。事態は動いている。

[Key] We‘re going to crash.
※私たちは、墜落します。
👉この文は、状況はすでに危機的で、そのまま行けば墜落することを意味します。

① You‘re going to hit your head. <あなたは、頭をぶつけますよ。>
  – 事態は to 以下に向けてまっしぐら。
② I‘m going to ask for time off. <私は、休暇をお願いするつもりです。>
[比]I‘ll ask you for time off. <私は、休暇をお願いするよ。>
  – be going to は「意図」も表します。この場合もやはり「流れの中」。
その場で「カチッと」決意する will と使い方が異なります。
③ What are you going to do? <あなたは、何をするつもりですか。>
 - be going to は、be 動詞文。be動詞を主語の前に置いて、疑問文にする。

 

Lesson 96 助動詞相当のフレーズ ②ーhave to

助動詞相当のフレーズ ②ーhave to
※ have to のイメージ▶︎「高い圧力」- must と「圧力の出どころ」が違う
◎ have to と must の違い
・must:話し手が「圧力の出どころ」で、主観的な「〜しなければならない」
・have to:強い客観的な必要性が感じられる「〜しなければならない」- need の親玉

[Key] You have to cut down on the sweets.
※あなたは、甘いものを減らさなければなりません。
👉この文では医師が健康上の必要性から「減らさねばならない」と言っています。

She has to contact the police. <彼女は、警察に連絡しなければならない。>
– have to の have は、動詞の have と同様に変化します。三単現なら has、過去形なら had。
She has to be a professional. <彼女は、プロに違いありません。>
have to にも「ちがいない」の使い方あり。must は単に話し手の主観的な「ちがいない」。
have to の「ちがいない」には「必然性」が感じられる。
You don’t have to stop jogging, but you mustn’t overdo it.
<あなたは、ジョギングをやめる必要はありませんが、やりすぎてはいけません。>
– have to は「必要性」を基調とするため、その否定は「〜する必要はない」
must not は「禁止」で「〜してはいけない」
④ I had to tell him the truth. <私は、彼に真実を話さなければなりませんでした。>
– must には「過去形」はない。「〜しなければならなかった」では had to を用いる。
※ must は「今・現在ひしひしと感じられる圧力」を表す助動詞なのです。

Lesson 97 助動詞相当のフレーズ ③ーused to, had better

助動詞相当のフレーズ ③ーused to, had better
※ used to:過去と現在のコントラストにフォーカス。「今はそうでない」のニュアンス
※ had better:「〜した方がいい」-「さもないと困ったことになる」という切迫感が強い

[Key] I’m not the singer I used to be.
※私は、私が以前そうであったような歌手ではありません。
👉この文は「以前そうであったような」過去の状態を表しています。
I used to play tennis on Sundays. のように、used to は「過去の習慣」も表すことができる。

 ① 

① There used to be a railroad crossing here. <ここには、かつて踏切がありました。>
– used to が「過去の状態」を表しています。※ would は「過去の習慣」のみ。状態は表さない。 
② You‘d better go to the hospital right now. <あなたは、すぐ病院に行ったほうがいい。>
– You’d better は、You had better の短縮形。切迫感を含む表現
 ③ You‘d better get some rest, otherwise you’ll be tired.
[別] You‘d better get some rest, or (else) you’ll be tired.
<休んだ方がいい、さもないと疲れてしまうよ。>
– had better の「さもないと」を明確にした例。otherwise:「他の道を行くと」=「さもないと」
or:「そうしなければ」 or else:「他に」を加え強調

これで、「助動詞相当のフレーズ」を終わります。

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