1週間の「ラジオ英会話」の会話の原則の復習として
Review をします。
それでは第 13 週 ( 7月 Week 1 )の復習です。
※7月号の「タイトル」は、「動かす②」となっていて、
6月同様「発言タイプ」の学習をするので、発言タイプ Review ⑪ とします。
発言タイプ Review ⑪
・ Week 13 は、発言のタイプ:指示①〜④ を学習しました。
◎今年度は「感謝したい」「頼み事をしたい」といった、発言のタイプ別
おすすめ表現を多数学びます。
※学んだ表現を上手に会話に生かすには、そもそも会話はどういった原則に
沿って行われるかの理解が欠かせません。
▶︎そこで、今月も「発言タイプ」について -「動かす」をテーマとしてます。
Lesson 61 発言タイプ:指示① 命令文
▶︎「指示」を表す最も単純な形「命令文」を学びましょう。
※あなたが料理をしてくれたことには感謝しますが、お皿はシンクに入れてください。
👉「命令文」には主語がなく、動詞から文を始めます。非常に「強い意味」を持つ形
ですが、please をつければ十分丁寧な指示となります。ここではさらに「感謝」を
クッションとして使い、指示を和らげています。
◎命令文の基本バリエーションを練習しましょう。
① please は文頭にも、文末にもつけることができます。 ※ Take off your shoes, please. ※ Wash your hands, please. ※ Empty your pockets, please. |
②命令文の文末に、will you?, can you?, yeah?, would you? を加えた形 ※ Make sure to lock the door, OK? ※ Pass the soy sauce, [ will you / can you / yeah / would you ]? |
③「禁止」の指示を出す表現:Don’t +動詞 〜. ※ Don’t play with your food. ※ Don’t sit in this area. ※ Don’t run with scissors. ※ Don’t talk back. |
④ Never 〜. は Don’t 〜, よりも強い禁止を指示 ※ Never leave the knife out like this. |
Lesson 62 発言タイプ:指示② 助動詞などによる指示
▶︎「助動詞」などを使っての「指示」を学びましょう。
[Key] You must stay on Mars for another three months.
※あなたは、火星にあと3ヶ月間滞在しなければなりません。
👉 must は「〜しなければならない」。命令のトーンを帯びた強い指示です。
◎助動詞を中心としたさまざまな指示のパターンを学びましょう。
① must「〜しなければならない」mustn’t「〜しないようにしなければならない」 ※ You must submit a 10-page report by tomorrow. |
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② should は「アドバイス」のニュアンス ※You should see a doctor. |
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③切迫感を伴った had better は「強い指示」 ※ You’d better tell your boss. ※ You’d better lie down. |
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④ be +「これから」を表す to 不定詞=感情を伴わないフォーマルな指示 ※ You are to remain on Mars until further notice. |
Lesson 63 発言タイプ:指示③ 必要性に基づいた指示
▶︎「〜する必要がある」「やるべきことは〜だけ」といった「指示」
[Key] All you have to buy is on brush, a few watercolor paints, and watercolor
paper.
※あなたが買う必要があるのは、筆を1本、水彩絵の具をいくつか、それに水彩画用紙
だけです。
👉 All you have to 〜 is …. は「あなたが〜しなければならないのは〜だけ」
必要性に基づく指示を与える代表的なフレーズ。このフレーズのポイントは have to.
must より、「客観的な必要性」を感じさせるフレーズです。
◎必要性に基づく指示をマスターしましょう。
① have to の方が need to よりも、強い必要性を表します。 ※ You need to connect to Wi-Fi first. ※ You have to enter your password. |
② what you have to do「あなたがすべきこと」 ※ What you have to do is (to) hold down the power button. ※ What you have to do is (to) hold the brush like this. |
③ only/just を用いた Key Sentence と同じ内容のフレーズ ※ You only [just] have to get a set with eight colors. |
④ そのほかの表現 ※ You’ve got to begin now. – You’ve got to は You have to と等価なフレーズ ※ You will have to wait a bit more. – will have to は相手の行く末に目をやり「しなければならないでしょう」 |
Lesson 64 発言タイプ:指示④ 指示に便利な目的語説明型
▶︎目的語説明型は頻繁に「指示」で使われる形。覚えましょう。
[Key] I need you to fill out this form.
※私は、あなたにこの用紙に記入してもらう必要があります。
👉この文は、to 不定詞を用いた目的語説明型です。「you が to 以下の行為に進む
ことを必要としている」という意識で使いましょう、
◎この形にしっかりと慣れましょう。
① want 人 to を使った「〜してもらいたい」の指示の形 ※ I want you to wear a suit. ※ I want you to listen more. |
② would like 人 to を使った「人」- want よりやさしい「指示」 ※ I’d like you to write your full name here. |
③ to 不定詞を使わない目的語説明型で「指示」もできる ※ I want you home by midnight. ※ I need you ready in ten minutes. |
④ expect で「目上」から「目下」に強い圧力で「指示」 ※ I expect you all to participate actively in class. – You are expected to 〜. も高頻度で使われる形 |
発言タイプ Review ⑪ は終了
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