1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
Review をします。
それでは第 17 週 ( 8月 Week 1 )の復習です。
※前置詞学習の1週目なので、前置詞の Review①とします。
前置詞の Review ①
・ Week 17 は、前置詞 about と at を学習しました。
【前置詞】は
どれも位置関係を表す単純なイメージを持っている |
【前置詞のイメージをつかみ、柔軟に広げていくことで】
日本語訳や丸暗記を超えた自分の言葉になっていく |
Lesson 81 about のイメージ
🔴 about 👉「周り」 |
[Key] I weigh about 80 kilos now.
※私は今、約80キロの重さがあります。
▶︎ (a)round がクッキリ囲んでいるのと違い、about はボンヤリと「周り」
– このイメージが「約80キロ」に繋がります。「80キロの周り」なんです。
① 「〜について」の about も「周り」-「周り」を含んで大づかみにする表現 ※ This is a book about lions. – feel the same way about you も「あなた」についての雰囲気や印象をボンヤリと大づかみ |
|
② その人が醸し出す雰囲気・オーラを about は表す ※ There’s always been something mysterious about you. |
|
③ about には次のような表現もある ※ walk about the street -「周り→あちこち(歩く)」は自然は発想 ※ bring about many changes – 「周りに持ってくる→もたらす」 ※ come about -「周りに来る→起こる・生じる・実現する」 |
|
④ be about to 〜は「まさに〜するところ」 ※ He‘s about to leave. ※ It’s about time to leave. – about time は「その時間の周り」 – It’s about time we left. ▶︎節の場合は「過去形」- 「やるべき時間なのにやっていない」 という仮定法の反事実の含みから。 |
Lesson 82 at のイメージ①
🔴 at 👉「点」のイメージ ※ at が非常に頻繁に用いられるのは、日常「点」と見なせる事柄が数多くあるから |
[Key] I bought them at the mall.
※私はそれらをショッピングモールで買いました。
▶︎この文の at the mall は「ショッピングモールという地点」を表しています。
① 「地点」を表す at の使い方 ・at the bus stop / at the door / at Shibuya Station / at school / at home |
②「点」の at は「時点」も得意 ・at 7:30 / at noon / at present / at the moment ・Life begins at 60. / I was surprised at the news. [ニュースを聞いたその時点] |
③「速度」や「価格」も「点」が感じられる ・at a high speed / at 300 kph ・selling it at $ 75 |
④「時点の at」のフレーズ ・at once / at first / at last / at will [しようと思った時点で→意のままに] |
Lesson 83 at のイメージ②
🔴「地点」を表す at には→そこでの状況を連想させる |
[Key] I was at Big West Film School for three years.
※私はビッグ・ウエスト・フィルム・スクールで3年間学びました。
▶︎この文の at Big West Film School は単にそこにいたことだけはなく、
そこで学生として学んできたという状況も連想されています。
① 状況と結びつく at ・She was at school. [学校にいる状況] / She was at work.[仕事をしている状況] ・She was at table. [テーブルにいる状況] / She was at breakfast. [朝食を食べている状況] ・She was at rest. / She was at sea. / She was at play. ・She was at a loss. [失った状態→途方にくれる] |
② 前置詞の表す位置関係は、動きを表すことができる ※ The students there aim at becoming 〜. [ aim at の at は点への動き(目がけて)をあらわす] |
③ at は「点への動き(目がけて)」を表す ・[ look / stare / glance ] at、 [ smile / laugh ] at ・jump at / get at / (be) angry at |
Lesson 84 at のイメージ③
🔴「点」を表す at は最上級とたいへんな仲がいい & よく使われるフレーズ |
[Key] I wanted to at least try something related to space.
※私は少なくとも何か宇宙に関連することをやってみたいと思っていました。
▶︎ at least は at と little (少ない) の最上級 least (最も少ない) のコンビネーション
「最小の点でも」から「少なくとも」となる
① at を用い「最も数量が多い点で」「最良の点で」「最悪の点で」 ※ at most / at best / at worst |
② at one’s best / at one’s wit’s end ※ She is at her best. [ best の「点」であるということ ] ※ I’m not at my wit’s end. [ wit の end にある→万策尽きて何をすればいいのかわからない ] |
③ good at / at all ※ He’s good at English. [「〜という点においては良い→良い」] ※ He’s not a genius at all. [ at all は「すべての点において」- not と結びつくと「全く〜ない」と強い否定 ] |
これで、
前置詞の Review① は終了!
コメント