1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
それでは第 10 週 ( 6月 Week 2 )の復習です。
※第 10 週の復習を、「Reveiw ⑩」とします。
Week 10 の「語順」review
・ Week 10 は、感覚を表す動詞 について学習しました。
【基本動詞とは…】
日常頻繁に使われる動詞のこと。 |
【基本動詞の学習は…】
シンプルなイメージ(中核となる意味・ニュアンス)をつかみ、それがどういった状況に 使われるのかを具に理解し頭に入れることが必要 |
Lesson 46 感覚を表す動詞:see ②
🔴 see のイメージ👉「見える」- 向こうからやってくる感触 |
🔵 see は、look や watch よりもはるかに深く心理と関わり合う -「心がとらえる」 |
[Key] Can’t you see I’m busy?
※私が忙しいことがわからないのですか。
▶︎この文では「わかる・理解する」という使い方。- アイデアを心がとらえているのです。
see の後ろに 節が続きその内容を説明する「リポート文」の形です。
①「理解する」を表す see ※ I see. / as you can see 〜 / as I see it, 〜 / as far as I can see, 〜 |
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② see は「心がとらえる」→「想像する・考える」 ※ I can’t see him as a lawyer. / I’ll see what I can do. |
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③ see は「心がとらえる」→「チェックする・確認する」 ※ See who’s at the door, will you? |
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④「うまくいくよう心がける・必要に応じて対処する」-「確実にする・取り計らう」 ※ See to it that the agenda is sent immediately. – I’ll see to it / everything. |
Lesson 47 感覚を表す動詞:listen
🔴 listen のイメージ👉「耳を傾ける」- 意識的な動作 ※この動詞は、look(目を向ける)の聴覚バージョン |
[Key] He never listens to my advice.
※彼は私のアドバイスにまったく耳を傾けません。
▶︎ listen の「耳を傾ける」 – そこから「忠告に耳を傾ける」といった比喩的な使い方
が生まれるのです。
① listen にも、look と同じように「相手の注目を求める」使い方がある ※Listen. / Listen up. [ up は、「注意力が上がる」「顔を上げて集中する」] |
② for は「求めて」look for「求めて目をやる →探す」 ※ Shh! I’m listening for my soccer team’s result. |
③ listen in 〜は「〜に聞き入れる」on で圧力を加えると「〜を盗聴する」 ※ Don’t listen in on our conversation. |
④ to は「指し示す」listen to で「どこに向けて耳を傾けているかを示す」 ※ listen to the radio / listen to Radio Eikaiwa / listen to classical music |
Lesson 48 感覚を表す動詞:hear
🔴 hear イメージ👉「聞こえる」- 向こうからやってくる感触 ※この動詞は、see(見える)の聴覚バージョン |
[Key] Have you heard about Takuma?
※タクマについて聞きましたか。
▶︎ see と同じように hear も「知る」と深く関わっています。
この文も「タクマについて知っていますか」という内容。
① hear は「他動型」でも使える -「知っている」ニュアンス ※ Did you hear that noise? / DId you hear the news? |
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② hear と前置詞とのコンビネーション ※ I’ve never heard of anyone by that name. 「耳にする」程度 ・hear about 〜「〜について聞く」- 具体的な情報が意識 ・hear from 〜「〜から連絡がある」 |
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③ hear は see と同様に目的語説明型とたいへん相性のよい動詞 ※ I heard him play the piano. 目的語(主語)=説明語句(述語) |
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④ hear はリポート文の形もとる – 「知る」ニュアンスが色濃い ※ Did you hear that Ken had an accident? |
Lesson 49 感覚を表す動詞:taste, smell, feel
🔴 see のイメージ👉「見える」- 対象が目に入っている・認識されている ※向こうからやってくる感触 |
[Key] Can you see that stone over there?
※あそこにあるあの石が見えますか。
▶︎look のように目を向ける自発的な動作ではなく、「向こうからやってくる感触」
①「見える」から「会う・つきあう」は自然な流れ ※ Glad to see you. / Are you seeing anyone? |
②「見てきた」は「経験してきた」につながる ※ My granddad has seen a lot of changes in his lifetime. |
③ see は目的語説明型と大変相性がいい – 目的語=説明語句 ※ I saw Mary shoplifting. Mary = shoplifting という状況 |
④「見守る」という意識でも使われる see ※ Let me see you home. – 相手が安全に帰れるように「見守る」 – see you to the door |
これで、
Week 10 の「語順」review は終了!
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