3/10の『高校生から始める「現代英語」』を聞いての勉強内容です。
🔴 「現代英語」では、 Lesson ごとのテーマがあり、Part 1 では ニュース英文の理解、そして Part 2 では学んだ英文の反訳トレーニングをするという構成をとっています。 |
Lesson 34 ANA starts sustainable aviation fuel initiative – Part 1
Opening その他で
Hannah Grace の部分だけピックアップしました。
● Opening
– Hi, I’m Hannah Grace. Thanks for joining us.
● News の英語を聞く
– Let’s listen to today’s news.
● 解説が終わり、もう一度 news を聞く
– Now let’s listen to the news again.
● 最後に
– Thanks for joining us today.
Words and Phrases
① carrier
👉(何かを) carry するもの、輸送会社・航空会社など
▶︎ the Japanese carrier「この日本の輸送会社(航空会社)」
② fossil fuel
👉石炭や石油などの「化石燃料」
▶︎ choose between fossils fuels or plant-based fuels
「化石燃料又は植物を材料とした燃料のどちらかを選ぶ」
※ choose between A or B「A か B のどちらかを選ぶ」
👉標準的な言い方は choose between A and B
詳しくは、”Things You should Know” をご覧ください。
③ carbon dioxide
👉二酸化炭素、CO2
▶︎ SAFs can cut carbon dioxide emissions 〜.
「SAF は二酸化炭素排出量を削減できます」
④ conventional
👉従来の、通常の
▶︎ around 80 percent compared to conventional fuel
「従来の燃料と比較して80パーセント前後」
※ compared to 〜「〜と比較して」
⑤ airline
👉空中に line (路線) を持つ会社、航空会社
▶︎ the airline flew a cargo plane 〜.
「この航空会社は貨物機を飛行させました」
※ flew:fly (他動詞) の過去形「(飛行機)を飛ばす」
※ a cargo plane「貨物機」
⑥ logistics
👉物流 (輸送・保管・流通など)
▶︎ the three logistics firms that used the service
「このサービスを利用した3つの物流会社」
⑦ certificate
👉証明書、証書
▶︎ CO2 reduction certificates in return for paying higher fees
「より高い料金を支払うのと引き換えにCO2削減証明書」
※ CO2 reduction certificates「CO2削減証明書」
※ in return for 〜「〜と引き換えに」
⑧ publicize
👉 public (公衆) に広く知ってもらう、宣伝する
▶︎ publicize greener aviation fuel
「より環境に配慮した航空燃料を広く知ってもらう」
※ green は「緑の」⇨ここでは「自然環境に配慮した」
見出し ANA starts sustainable aviation fuel initiative
🔴普通の文にすると
ANA has started a sustainable aviation fuel initiative. ◎全日空が、持続可能な航空燃料の取り組みを開始しました。 |
【ポイント】
① has started を starts と簡略
② sustainable:何かの存在を sustain (維持、持続) できる、持続可能な
③ initiative:(何らかの行動を) 率先して始めること、率先的行動、(新しい)取り組み
▶︎具体的な内容に関しては、本文で説明されます。
解説の中でチェック!
【導入部】
🟠 All Nippon Airways is inviting corporate customers to help it cut
carbon emissions by switching to sustainable aviation fuels, or SAFs.
◎ invite 人 (corporate customers ) to 〜 (help it cut …)の形で
「人 (corporate customers )に 〜する (help it cut …)ように勧める」
◎ help / it / cut / carbon emissions の
・it は “All Nippon Airways” を指して、
「それが carbon emissions を cut をするのを助ける」というニュアンス
◎ by switching to sustainable aviation fuels, or SAFs
「sustainable aviation fuels, 言い換えると SAFs に切り替えることで」
□ All Nippon Airways:全日本空輸
□ corporate:corporation (法人)の、企業の、法人格のある
※ corporation customers:法人の顧客
▶︎ carbon emissions は「炭素排出(量)」
※ここでいう炭素とは、地球温暖化の原因となっている温室効果ガス – 特に二酸化炭素
▶︎ sustainable aviation fuels は「持続可能な空港燃料」
※これまでの化石燃料 (fossil fuels) に対して、植物由来などの様々な代替燃料のこと
□ or SAFs は「言い換えると SAF」
※ SAFs は Sustainable Aviation Fuels の略称 – 日本語としての略称は SAF(サフ)
【情報4】
🟠 Earlier this month, ANA and Japan Airlines published a joint report
confirming their shared goal of achieving carbon neutrality by 2050.
◎ 文の「骨格」は、主語 + 動詞 + 目的語 の第3文型 (SVO)です。
・主語:ANA and Japan Airlines
・動詞:published
・目的語:a joint report [共同報告書]
目的語の report の後ろにその説明として confirming their shared goal of achieving
carbon neutrality by 2050 が加えられています。
▶︎ earlier this month は、「今月の、現在より早い時期」
– 日本語では単に「今月」と言うと自然に聞こえます。
▶︎ Japan Airlines はこの記事で初めて登場
– JAL のこと (最初はフルネーム、2度目からは略称が標準的な文章法)
▶︎ shared は「共有された」「共通の」
▶︎ carbon neutrality は「カーボンニュートラル」「炭素中立」
👉詳しくは「現代の言葉」へ
・confirming their shared goal of achieving carbon neutrality by 2050
「2050年までに炭素中立を達成するという共通の目標を確認する」
Things You Should Know
現実の英語には、正しくないが間違いでもないグレーゾーンがある |
※今週のニュースの一部です。
The Japanese carrier says businesses that take part in the program
can choose between fossil fuels or plant-based fuels.
👉「AとBのどちらかを選ぶ」の標準的な言い方は…
・choose between A and B (「AとB」 の中から1つ選ぶ)
or を使う場合は…
・choose (either) A or B
です。
👉今回のニュースでの…
・choose between A or B
という表現は意味があいまいなため「誤用」とされることがあります。
しかし、口語を中心によく使われています。 |
▶︎このように、「現実の英語」には…
いわゆる「正しい英語」ではないが、
「通じる英語」あるいは「自然な英語」が大量に存在します。
「現実の英語」=「正しい英語」「美しい英語」「通じる英語」 |
①「正しい英語」
➡️絶対的なルールである文法を守っている英語
②「美しい英語」
➡️「正しい英語」の中でも、あることをどう表現するかについては非の打ちどころが
ない選択をしているもの
③「通じる英語」
➡️標準的な文法から逸脱しているグレーゾーンではあるが受け入れられている英語
現代の言葉 carbon neutrality
▶︎ carbon neutrality
-「カーボンニュートラル(であること)」「炭素中立」
👉炭素を「排出した量」と「吸収した量」が同じであれば、排出量が全体として
増えても減ってもいない「中立」であるという考え方
【 net zero (差し引きゼロ)】
▶︎植物は成長するときに…「二酸化炭素」を吸収して光合成
だから ⇨「植物由来の燃料」を燃やして、「二酸化炭素」を排出しても
それはもともと空気中にあったものを元に戻しているだけ
▶︎結局、大気中の「二酸化炭素の総量」としては net zero
【 offset (相殺する)】
▶︎排出を offset するいろいろな試みがある
これで、
Lesson 34 Part 1 は終了です。
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