語順の Review でまとめたものを、
さらに
・分野毎に
・表を用いて、できるだけ簡潔に
整理したものです。
今回は
語順の Review ㉖ ㉗ でも、助動詞が指定ルールで使われることを学び、
「can」「should」について勉強しました。
そこで、
「can」「should」について
表を用いてまとめ直しました。
※同じ助動詞の扱い方なので、
念の為、Lesson 121 ▶︎助動詞学習で最も大切なこと -も 掲載しています。
「指定ルール」- 助動詞も指定ルール
修飾に使われる語順は2つ | ①指定ルール:前に置いた修飾語句は後ろを指定する |
②説明ルール:後ろに置いた修飾語句は前を説明する |
※ 助動詞 ▶︎助動詞は「心理を表す」表現 – 心理内の話だと指定
🔷【助動詞:心理内の話だと指定】+[動詞句]
【助動詞:心理内の話だと指定】+[動詞句]👉「指定ルール」 | ||
Week 26 (10月 Week 2) | Lesson 129 | 助動詞 can の「できる」 |
Lesson 27 (10月 Week 3) | Lesson 131 | 助動詞 can の許可 |
Lesson 132 | 助動詞 can の潜在的性質 | |
Lesson 133 | 助動詞 should のアドバイス | |
Lesson 134 | 助動詞 should の確信 |
Lesson 121▶︎助動詞学習で最も大切なこと
助動詞は「心理内の話」だと指定 – 語順は意識の順番 | |||
Lesson 121 | 助動詞 | 指定👉 | [心理内の話:動詞句] ※動詞句の内容が事実でないので、動詞は原形 |
【否定文】主語+助動詞 not +動詞の原形 〜. 【疑問文】助動詞+主語+動詞の原形 〜? |
👉 Lesson 121 Key Sentence
▶︎ She may get disappointed.
・Lesson 121 – 1
▶︎ She may not come. 【助動詞の否定文】
・Lesson 121 – 2
▶︎ May I ask a couple of questions about that point? 【助動詞の疑問文】
Lesson 129, 131, 132 ▶︎助動詞 canの「できる」・許可・潜在的性質
・助動詞 can のイメージは、「潜在」
can の中核的なニュアンス「潜在」 |
⬇️
①能力(129) | ②許可(131) | ③潜在的性質(132) | ||
▶︎潜在する能力 /潜在する自由度 🔶be able to は 実際に「できた」 や「可能性の強調」で用いる |
許可 | 腹立ち | 見抜く力 | 強い否定・疑念 |
▶︎相手に気楽な許可を与える自由度がある 🔶mayの権威感はない |
▶︎You can take a hike.「ハイキングに行っていいよ→あっちに行け。」 |
▶︎内在する性質を見抜く表現 🔶may の推量は「よくわからない- だろう」 |
▶︎「どう目を凝らしてもその性質が見えない」- そこから生じるニュアンス |
👉 Lesson 139 Key Sentence
▶︎ She can swim like a fish.【潜在する能力】
・Lesson 129 – 1
▶︎ We can take a break after this short video. 【潜在する自由度】
・Lesson 129 – 2
▶︎ I can speak English. > I‘m able to speak English.
※単に「潜在する能力」を表現する場合は、be able to は用いない
・Lesson 129 – 3
▶︎ I’m afraid we‘re not able to get a good connection in this area.
※「可能性の強調」を表現
・Lesson 129 – 4
▶︎ Thank goodness my dad was able to /(?) could fix the AC.
🔵 could は、can の過去形なので、 「潜在」の意味が際立ち、「やろうばできた」という意味にとられるから strange |
👉 Lesson 131 Key Sentence
▶︎ Don’t worry, you can use the guitar. 【気楽な許可】
・Lesson 131 – 1
▶︎ May / (?) Can I see the dessert menu, please? 【権威感の may】
※高級レストランで Can I 〜?はちょっとカジュアルすぎ → May I 〜? の権威感の登場
・Lesson 131 – 2
▶︎ You can take a hike. 【腹立ち】
👉 Lesson 132 Key Sentence
▶︎ It can be noisy here at times. 【見抜く力】
・Lesson 132 – 1
▶︎ My husband can be selfish. 【見抜く力】
・Lesson 132 – 2
▶︎ My new girlfriend may be selfish, but I don’t care. 【よくわからない】
・Lesson 132 – 3
▶︎ You can’t be serious. 【強い否定】
・Lesson 132 – 4
▶︎ Can that be possible? Can they sack him just like that? 【強い疑念】
Lesson 133, 134 ▶︎助動詞 should のアドバイス・確信
・助動詞 should のイメージは、「進むべき道」
shall のイメージは「強い束縛」※現代英語ではあまり使われません 「それ以外に道はない→そうするしかない→そうなるしかない」 |
⬇️
should は shall の過去形 ▶︎ shall の「控え目」のニュアンス 🔶 shall と似た意味を持つ must の「マイルドバージョン」として機能 |
⬇️
should の中核的なニュアンス「進むべき道」 |
⬇️
①アドバイス(133) | ②確信(134) |
▶︎「あなたはこの道を進みなさい」 🔶must「〜しなければならない」の マイルドバージョン →「〜すべき・しなくちゃ」 |
▶︎「事態はこの道に沿って転がっていくのだ」 🔶must「〜にちがいない」の マイルドバージョン⇨「〜のはず」 |
【why や how と結びついて不満も表現】 ▶︎Why should I 〜? How should I 〜? 「どうして私が〜しなくちゃならないの?」 |
👉 Lesson 133 Key Sentence
▶︎ You shouldn’t jump to conclusions.
・Lesson 133 – 1
▶︎ You must … er … should try to lose some weight.
※話し手は must では強すぎると考えて、should で言い換え(マイルドバージョンに)
・Lesson 133 – 2
▶︎ Why should I apologize to her?
・Lesson 133 – 3
▶︎ Where has Mary gone? – How should I know?
👉 Lesson 134 Key Sentence
▶︎ Don’t worry, it should arrive any minute.
・Lesson 134 – 1
▶︎ I should be back home by ten.
・Lesson 134 – 2
▶︎ They should have arrived home by now.
これで、
can と should の指定の仕方について終わります。
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