定番レシピ「あいさつ」のまとめ

2021年9月27日からEテレで開講された、
「大西泰斗の – 英会話☆定番レシピ」を視聴し、勉強した内容を
tweet したものを、「分野」ごとにまとめ、整理したものです。

さて、
今回は、「あいさつ」を扱いますが、
「あいさつ①〜⑦」までありました。

「あいさつ」の定番レシピ

👉「あいさ」に関しては、次のような項目で勉強しました。

Menu 6



あいさつ

 

① 標準的なあいさつ1
Menu 7 ② 標準的なあいさつ2
Menu 8 ③ 相手への印象を加える
Menu 9 ④ 共通の話題を加える
Menu 10 ⑤ 初対面のあいさつ
Menu 11 ⑥ 初対面で印象を残す
Menu 12 ⑦ さようなら

 

 

 

 

Menu 6 ① 標準的なあいさつ1

Today’s Recipe「気軽にあいさつするときのレシピ」

①呼びかけ Hi, Gary.
⬇️  
②あいさつ言葉 How’s it going?

🔴大西先生から
▶︎あいさつのコツは…
あいさつを突然しない、ということ。
相手をしっかりあたためながら、会話を紡いでいくこと。
👉でも「一番大切」なのは、
その前に Hi, Gary. と「呼びかけ」を行っているところなんです。
※しっかりと相手をあたためながら、
呼びかけ ➡️あいさつ – その流れをしっかりと身につけましょう。

🔵 Speaking of stars, [空の星 (スター)と言えば、]

・「スターのことと言えば」というフレーズ
:それが、speaking of – 相手の言っている内容に、ちょこんと引っ掛けて
自分の方に話の主導権を取る – そうした非常に便利なフレーズ
▶︎ Astronomy 1 にひっかけて – stars を持ち出しています。
– そして何が本当に言いたいのかというと…
The Desperate Rats という有名なバンドを持ち出したかった、
というわけです。

🔵 awesome [最高の、すばらしい]

・日本語に訳すと「素晴らしい」
– これは非常に強調の効いた、大きな感動を表す単語です。

🔵 How are things? [調子はどう?]

・友達と話しているとき、よくこの表現を使います。(How are you? よりも)
C:Hey, how are things?
S:Good. How about you?
C:Oh, I’m all right. Thanks.

Menu 7 ② 標準的なあいさつ2

Today’s Recipe「久しぶりにあった人にあいさつするレシひ」

①呼びかけ Oh, Hiroki.
⬇️  
②あいさつ言葉 How have you been?

🔴 レシピについて
– ① Oh, Hiroki.
👉まずは、やはり呼びかけが入って、あたため感触です。
– ② How have you been?
👉 How are you? の現在完了形版です。
※現在完了というのは…
「今に迫ってくる」- そうした動きを表します。
How have you been? と言った時には、
「過去」から「今」に向かって、視線がグッーと迫ってくるんです。
そして、相手と会ってなかったその間の時間がグッーとスキャンされていく
ような – そうした感触を持っているんです。
▶︎でも、発音にも注意!
How [h]ave you been?
– [h] が少し弱めに読まれています。
助動詞や代名詞の [h] は、それほど強く発音されないので注意!
◎【大西先生からの疑問】❓実際に、この表現使いますか。
S:全然使います。
C:この時期、家族とか親戚になかなか会えなくて、大体電話すれば、
まず最初に、How have you been? と聞きます。

🔵 I had a craving for ramen.  [僕はラーメンが食べたくてたまらなかったんだ。]

・この craving は、動詞 crave から来ていて、非常に強い desire を表します。
C:craving は want よりもっともっと強くて、よく大好きな食べ物について
話している時によく使う単語です。
▶︎そして、この for にも注目!
この for というのは…
基本的に「向かって」という位置関係を表しているんです。
でも何かに「向かっている」というのは、
何かを欲しくて、何かを求めて、という感触がそこに漂うわけです。
※look for も、
look は「目をやる」for は「求めている」
そこから「求めて目をやる」ですから、「探す」になるわけです。

🔵 So, the usual? [あ、いつもの?]

・この so が出てくるかがポイント!
「で、いつもの?」この「で (So)」がしっかりと置けるか、
ということなんです。
▶︎そして、the usual「いつもの」というわけです。
C:大好きな英語です。
何回も何回も行ったことのあるお店で、”So, the usual?” と
聞かれたら、それは私のことを覚えている、という意味も
入っていますから。

🔵 Long time no see. [しばらくぶりですね。]

C:Long time no see. と言われたら、繰り返して Long time no see. と
応えても大丈夫ですよ。Indeed. でもOK。

Menu 8 ③ 相手への印象を加える

Today’s Recipe「親近感を高めるあいさつのレシピ」

①呼びかけ・あいさつ Good morning.
⬇️  
②印象 What’s wrong? You look a bit down.

🔴 レシピついて
– ① Good morning.
👉 Good morning. と最初に声がけ、呼びかけをしています。
– ② What’s wrong? You look a bit down.
👉その次に、What’s wrong? 「人の体調」や「機械の調子」が悪いことをたずねる文です。
– そして、その次に、You look a bit down.
▶︎この look は、基本的に be動詞と同じ働きをしています。
you = a bit down「ちょっと落ち込んでいますね。」というわけです。
※でも、ここでは be動詞ではなく、「意味」のある look がありますから、
you = a bit down に「見える」という感触なんです、
 so, very, really, awfully, horribly などさまざまな表現添えることで、
そこに謝罪の深みが生じます。
【大西先生から】
・Good morning. How are you? と言われるだけでなく、
What’s wrong? You look a bit down. と言われると、何か自分が
相手に心配してもらっているというあたたかな感触が生まれませんか?
C:本当に興味を持っていると感じます。

◎相手にすごく興味があって、そして気持ちを相手に向けていることが伝わるんです。
このようなフレーズをつける、この後ろに、「やあ、実はですね」というような会話が
続いたりします。会話がさまざまに広がっていく、その入り口になる表現だということです。

🔵 It‘s nothing.  [何でもないさ。]

・この it が日本人にとってものすごく難しいんです。
▶︎この it は「それ」って訳されますが、この場合「それ」って訳されません。
– 例えば、”Oh, it’s cold here.” と言うとき、日本語だったら、「周りの状況」を
受けて「寒いね」と言いますよね。
※その「周りの状況を受ける」- それが it なんです。
「あなた、ちょっと落ち込んでいるよね」と言われたタクマさんは、
その発言を受けて「何でもないよ」- これが It’s nothing. の it の「味」なんです。

🔵 It was my bad.  [それは僕のせいだったんだ。]

・I was wrong. はとっても「堅い」言い方です。
友達同士とか仲の良い同僚と話しているときは、It was my bad. の方が
カジュアルで、フレンドリーですね。

🔵 Anyway  [それはそうと]

・会話の途中で、ガラッとテーマを変える時に使います。

Menu 9 ④ 共通の話題を加える

Today’s Recipe「あいさつ+共通の話題」

①呼びかけ・あいさつ Hi, Ren
⬇️  
②共通の話題 I saw you laughing in Onishi-sensei’s class today.

🔴 レシピについて
– ① Hi, Ren.
👉基本的にあいさつ (Hi, Ren) をした後で、
– ② I saw you laughing in Onishi-sensei’s class today.
👉その話をうまく展開するために共通の話題 – ここでは I saw you laughing in 〜. を
相手にふることによって、会話が滑らかに続いていく、会話の糸口をつかんでいるわけです。

🔵 We’re done with the haunted house. [お化け屋敷のことなら、ほとんど完成しているわ。]

・done は「終了してしまったよ」ということを表す非常にカジュアルな言い方
▶︎ be done という形で使われます。
※何に関してかというと、the haunted house「お化け屋敷」については「もう
ほぼほぼ、用意ができましたよ/終わりましたよ」 – というわけです。

🔵 I can’t wait to 〜  [〜することが待ち遠しい]

C:「何より楽しみにしている」という意味。
S:よく使います。I can’t wait to eat sweets today.
O:もう、ものすごく positive で待ちきれません、という気持ちをのせることができるフレーズです。

🔵 cool について

S:普通 cool は軽い感じで「いいね」というニュアンス
C:cool は80年代、70年代 – その頃は「かっこいい」という意味があったんですが、
だんだん意味が薄くなってきて、もう今はあまり「強い意味(かっこいい)」はありません。

🔵 英語で「共通の話題」として取り上げていけないものは?

👉 politics, money, religion の3つはだめです。

Menu 10 ⑤ 初対面のあいさつ

Today’s Recipe「初対面のあいさつのレシピ」

①はじめましてのあいさつ I don’t believe we’ve met.
 
②自己紹介 My name’s Peacock, Brendan Peacock.

🔴 レシピについて
– ① I don’t believe we’ve met.
👉ちょっとかっこいい、クールな印象を与えるフレーズ
▶︎「私は、私たちが会ったとは思わない」- この believe や think の思考系動詞では、
その動詞をまず否定してあげる、というのが「英語のクセ」なんです。
– ② My name’s Peacock, Brendan Peacock.
👉そして、自己紹介の文が入ります。(スーパースター・ピーコック教授の若い頃の話です)
◎【大西先生からの疑問】
❓「はじめまして」の時、自分の名前はちょっと恥ずかしくて言わないことがあります。
「はじめまして」と言って、すぐ仕事の話に移ってもいいと思います。多分かなりの日本人は、
そういう話の始まり方をしていると思うのですが…. 英語では普通ですか?
C:いや、名前は言わないといけなんですけど。
S:それは、礼儀の1つなんです。
C:誰と話しているか、名前がわからなかったら、ちょっとずっと不安です。
S:名前が大事です。
※しっかり名前を紹介しましょう。

🔵 We are close to the equator.  [私たちは赤道に近いところにいるんですもの。]

・close という単語「近い」と言う意味ですが、ちょっと使い方が難しい単語
※ near との違い
・near ▶︎上から2つの地点を見渡している感じ。実際の、感覚的な距離感
・close ▶︎体に感じる、感覚的な距離感
「僕たちは親友だよね」というときは、We’re close friends. と言いますが..
❓Can we say “near friends”?
– Oh, no! Sounds strange.
❓交差点を渡ろうとした時、トラックがワァーと来たら、”That was near!.” と言えますか?
– No. No. No. “That was close.”
※close には感覚的な「近さ」が感じれます。near とは違うんです。
🔴もちろん、close には「場所的な、物理的な近さ」にも使えます。
でも near より遥かに「深い」単語なんです。

🔵 How do you do?  [はじめまして。]

❓このフレーズ、今でも使っています?
S:私は、全然使っていません。なんか古い表現なんで、日本語だと「ごきげんよう」
みたいな感じなので。
C:私は、結構使います。なぜかというと上品さがあるからです。

Menu 11 ⑥ 初対面で印象を残す

Today’s Recipe「初対面で好印象を残すレシピ」

①はじめましてのあいさつ Nice to meet you.
⬇️  
②ひと言添える I’ve been looking forward to seeing you in person.

🔴 レシピについて
– ① Nice to meet you.
👉まずは、あいさつ。
– ② I’ve been looking forward to seeing you in person.
👉そして次の一言が重要。これが置けるかどうか。
※ in person「じかに」というフレーズ。
C:例えば、PCメールや chat で連絡したことがあるけど、会ったことがない場合、
この表現はぴったりですね。
◎【大西先生から】
・英語というのは、しっかりと言語化しなくてはいけないこ言葉なんです。
いくら心を込めて「はじめまして」と言っても通用しないんです。
しっかりと、「じかに会いたかったんですよ、私はずっと」- そこまで言語化して、
初めて相手の心に一歩踏み込めるというわけです。

🔵 I’ve heard so much about you. Only good things, I hope.
[あなたのおうわさは、いろいろとお聞きしています。/よいことだけだったら、いいんですけど。]

❓どうですか、この返し( Only good things, I hole. )
C:なかなか、かっこいいと思いますよ。Yayoi の言い方もすごくいい。
O:「いいことお聞きになっていれば、うれしいんだけれども」そうした気の利いた、
ちょっとユーモラスな返答になっています。
– 私だったら、Nothing bad, I hope. と言ったりしますね。

Menu 12 ⑦ さようなら

Today’s Recipe「さよならのレシピ」

①さようなら See you around.
⬇️  
②ひと言添える Have a good one.

🔴 レシピについて
※ポイントは、「さようなら」だけで終わらないこと。必ず一言添えること。
▶︎最後まで相手の心に踏み込む努力を怠らないように。それが英語の特徴
– ① See you around.
👉❓どういう時に一番ピッタリのフレーズ?
C:例えば、同じ町に住んでいる人とか、同じ学校に通っている人とか、また会う
可能性の人だったら使います。
O:この around にも意味があるということですね。「身の回り」というのが
響いているんです。
– ② Have a good one.
👉大西先生がアメリカでびっくりしたこと
▶︎スーパーで買い物していても、店員さんがお客さんにそれぞれ Have a good one.
とか、Have a good evening. とかひと言ひと言、声をかけるんです。とても
心のこもった、あたたかいフレーズだと思うんです。
❓これって言うのが普通なんですか?
S:普通です。Have a good day. とか Have a good morning. 
C:Have a good 〜. シリーズでは、Have a good one. が一番便利ですね。
“one” がどのようにも解釈されるから。

🔵 I’m impressed. [私は感動しました。]

❓なぜ「感銘」という意味になるのか。
▶︎ im「上に」press「グッと押す」わけです。そして、心に刻印をプレス – 押すんです。
そこで「感銘を与える」と言う意味になるんです。
※ impress は、もともと他動詞ですから、
「私が感動する」ときは、「感銘を与えてくれた」という過去分詞を使わなくては
いけません。
「人の感情を表すときは、過去分詞を使え」
– その法則が当てはまる一文となっています。

 

これで、
「あいさつ」についてのまとめは終了です。

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