1週間の「ラジオ英会話」の文法的な部分を、
分野ごとに分けて、
それでは 5月 第1週 の復習です。
「主語ー述語」のまとめ
・ 基本文型の最初の学習として「主語ー述語」の関係について学習しました。
◎第1文型の SV、第3文型の SVC の形と、日本人が苦手な「主語」について扱っています。
Lesson 21「主語ー述語」主語を言ったらすぐ動詞①
「主語ー述語」主語を言ったらすぐ動詞①
※英語の基本:日本語の文と同様に「主語+述語」
▶︎日本語と違うのは、述語が「動詞(または助動詞)」から始まること。
「主語を言ったらすぐ動詞」
※英語文では、現在・過去などの「時」は、動詞を口から出す前に決定している。
[Key] She speaks a little Japanese.
[主語] – を言ったらすぐ – [動詞]
※彼女は日本語を少し話します。
👉この文は、「彼女は普段少し日本語を話します」という「現在を含み広く一般的に成り立つ
内容」。この気持ちで speaks を口から出してください。
① Maya lives in Portland.. <マヤはポートランドに住んでいます。> – ここでも現在形は「広く一般的な内容」 |
② She wants to come to Japan.. <彼女は日本に来たがっています。> – 現在形は「現在の思考・感情」も表します。 |
③ Paul drives a nice car. <ポールはいい車に乗っています。> – drives は「ふだん運転している」- 「習慣」を表しています。 |
Lesson 22「主語ー述語」 主語を言ったらすぐ動詞②
「主語ー動詞」主語を言ったらすぐ動詞②
※ be動詞編:be動詞には実質的な意味はなく、
▶︎主語と説明語句をつなぐつなぎ言葉、あるいは「=」と考えましょう。
– be動詞は、意味が薄いため素早く・小さく発音され、多くは短縮されます。
[Key] I‘m a slacker.
【 I と am を短縮して I’m – be動詞の選択と短縮を無意識で行えるように。】
※私は怠け者です。
👉ここでの「説明語句」は、a slacker – ゆっくり、大きく発音しましょう。
① She‘s / He‘s / Roxi‘s fighter. <彼女/彼/ロキシー は頑張り屋です。> – I, you 以外の単数主語は、is で受けます。 |
② You‘re / You guys’re great. <あなた/あなた方はすばらしい。> – 主語が you の場合は、are – you’re となります。 |
③ We‘re / They‘re / Tom and May‘re friends. <私たち/彼ら/トムとメアリーは友達です。> – 複数主語には、are を用います。 |
Lesson 23「主語ー述語」長い主語に慣れよう
「主語ー述語」長い主語に慣れよう
※英語は「配置の言葉」- 動詞の前に置けば「主語」となります。
▶︎この位置に置けば、いくら長くても「主語」と認定されるのです。
[Key] The phone behind your computer is yours, right?
[ The phone + the phone の場所の説明] is [動詞]〜
※あなたのコンピューターの後ろにある電話は、あなたのものですよね?
👉この文の主語は The phone に前置詞句(前置詞を中心とするフレーズ) behind your
computer が加わって、とても長くなっています。これも「説明ルール:説明は後ろに置く」
に従っている形です。
① The meeting from 4 p.m. is very important.. <午後4時からの会議はとても重要です。.> – from は「起点から離れる」動きを表す前置詞。ここでは「〜から」 |
② The bag on the left is mine. <左側のバッグは私のものです。> –「〜側」は on。The bag を説明する意識で one the left と続けています。 |
③ The clothes in this basket are clean. <このバスケットの服はきれいですよ> – こちらも長い主語。the closes in this basket で「主語のかたまり」です。 |
Lesson 24 「主語ー述語」無生物主語に慣れよう
「主語ー述語」無生物主語に慣れよう
※英語は日本語より幅広く、無生物(人や生物ではないもの)を主語にします。
[Key] That ad says 〜.
[ That ad -「その広告には」無生物主語 ]
※その広告には … と言っています。
👉「広告が〜言う」というこの文は、日本語では不自然に響きますが、英語では自然な文です。
日本語では「その広告には〜と書いてある」と少々ややこしい表現ですが、英語で無生物主語
にすると、文をコンパクトにすることができます。
① What does this sign say? <この標識には何て書いてあるのですか。> – 疑問文で無生物主語が使われた例。 |
② The news made us happy. <そのニュースを聞いて私たちはうれしくなりました。> – the news (無生物主語) が主語となっています。 |
③ This road takes you to the coast. <この道を行けば海岸に出られます。> – take 〜 to … は「〜を … に連れて行く」無生物主語が自然に使われています。 |
これで、「主語ー述語」のまとめ、終了です。
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