1週間の「ラジオ英会話」の会話の原則の復習として
Review をします。
それでは第 6 週 ( 5月 Week 2 )の復習です。
※5月号の「タイトル」は、「会話を始める・正しく理解する」となっていて、
4月同様「発言タイプ」の学習をするので、発言タイプ Review ④ とします。
発言タイプ Review ④
・ Week 6 は、発言のタイプ:話し合いを求める⑤⑥と、理解を深める①② を
学習しました。
◎今年度は「感謝したい」「頼み事をしたい」といった、発言のタイプ別
おすすめ表現を多数学びます。
※学んだ表現を上手に会話に生かすには、そもそも会話はどういった原則に
沿って行われるかの理解が欠かせません。
▶︎そこで、今月は「会話の原則」の次は「発言タイプ」について。
Lesson 26 発言タイプ:話し合いを求める⑤ 引き込む流れ
▶︎相手の興味を引く話題を持ち出し、自然に話し合いに引き込む流れを学びましょう
※やぁ、レナ。レンジのことを聞きましたか。
👉 hear は「聞こえる」。音が向こうからやってきて頭に入るということ。
そこから「聞いて知っている」ことも意味します。ここでも「聞きましたか。
→知っていますか?」ということ。Have you heard about 〜?でもOK。
◎呼びかけから用件を切り出すまでの、一連の流れを練習しましょう。
①よく使われる自然の流れ ※ Hey, Lucy. I’d like to ask you something. ※ Hey, Lucy. I want to ask you something. ※ Hey, Lucy. I need to ask you something. – I’d like to は I want の生々しさを避けた大人の表現。need にはシリアスな感触 |
②上級者が使う「自然の流れ」 ※ Hey, Ken. There’s something I need to tell you. Do you have time? – something を日本語の「ことがある」と同様に使いこなすことがポイント |
③すでに情報共有ができている場合な出だし ※ Hey, Charlie. What do you think about our new branch in Singapore? |
④「相手に対する相応な配慮」をした引き込み方 ※ Dan, sorry to bother you, but I’d like to hear your opinion about 〜. ※ Dan, sorry to trouble you, but I’d like to hear your opinion about 〜. ※ Dan, sorry to interrupt you, but I’d like to hear your opinion about 〜. |
Lesson 27 発言タイプ:話し合いを求める⑥ 驚きのニュース
▶︎驚きのニュースで、簡単に相手の興味を引きつけて話を始めましょう。
[Key] Hey, Hellen, guess what?
※やぁ、ヘレン、何だと思う?
👉 Guess what?は「何だかわかる(推測できますか)?→ちょっと聞いて」。
驚きのニュースがあることを伝え、話を始める表現です。
◎今回は呼びかけから「びっくりだよ」への流れを練習しましょう。
①「あなたは決して当てられない→ちょっと聞いて」と「びっくり」へ ※ Hey, Ken. You’ll never guess what happened! ※ Hey, Ken. You’ll never guess what I heard! ※ Hey, Ken. You’ll never guess who I met! |
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② news を用いた、インパクトのある表現 ※ I have something surprising news from my Aunt Aki. ※ I’m so excited to tell you my good news. ※ OK , so … I got some good news. |
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③ believe を用いた表現 ※ Can you believe it ※ Believe it or not, 〜? – 譲歩を表す表現 ※ You’ll never believe this, but 〜. – |
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④ check 〜 out, get を用いた表現 ※ Check this out. I passed the exam. – 「〜に注目する」 ※ Get this. I passed the exam. -「得る」 |
Lesson 28 発言タイプ:理解を深める① 相手の真意を確かめる
▶︎会話の土台「理解」を深める発言を練習しましょう。
[Key] What do you mean?
※どういうことですか。
👉「あなたは何を意味しているのですか?」- 相手の発言を理解するための定型表現
ですが、聞き取れない時に使う表現ではありません。「真意を確かめる」表現です。
– What do you mean by that? What exactly 〜? もよく使われます。
◎相手の真意を測りかねた時に便利に使える表現を練習しましょう。
① mean を用いた別の表現 ※ What does that mean? ※ Would you care to explain what you mean by that? – Would you care to 〜?「〜していただけますか?」 |
②「手段・方法」の how を用いた表現 ※ How do you mean? – プロセスに力点 ※ How did you come up with that? – come up with は「思いつく」 |
③ say を用いた表現 ※ Why do you say that? ※ What makes you say that? ※ Run that by me one more time, would you? – run 〜 by … は「〜を … に言っておく・提案する」 |
④ cause, bring を用いた表現 ※ What caused you to think that way? – cause は「原因となる」 ※ What brought you to that conclusion? – bring は「運ぶ」 ※ What’s that supposed to mean? |
Lesson 29 発言タイプ:理解を深める② 相手の真意を引き出す
▶︎いまひとつ要領を得ない相手から真意を「引き出す」表現
[Key] Stop beating around the bush and make your point.
※回りくどい言い方はやめて、はっきり言ってください。
👉この文は、要領を得ない相手から真意を積極的に引き出す表現です。
– beat around the bush は「遠回しに言う」。狩猟から生まれた表現
– make on’s point は「ポイント(意見)をはっきり言う」
◎真意を引き出す表現を練習しましょう。
① get at は「言おうとする・意図する」 ※ What are you getting at? |
② point は「言いたいこと」 come, get でそのポイントにたどり着く様子を表現 ※ Come to the point, will you? ※ Get to the point, will you? |
③ try to を用いたよく使われる表現 ※ What are you trying to say? |
④ spit を用いた表現 ※ Spit it out! – [ 白状しろよ ] – Just spit it out already! [いいかげん吐いたらどうだ] という表現もあり。 |
発言タイプ Review ④ は終了!
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