1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
Review をします。
それでは第 31 週 ( 11月 Week 3 )の復習です。
※形容詞・副詞学習の3週目なので、形容詞・副詞の Review ③とします。
形容詞・副詞の Review ③
・ Week 31 は、感情を表す形容詞(ing形と過去分詞)、「カタい」形容詞の使い分け、そして「重要な」形容詞の使い分けを学習しました。
【形容詞・副詞】も、基本動詞・前置詞のように
イメージ(表現の中核的意味)をとらえることが大切 |
Lesson 151 感情を表す形容詞①
🔴 英語では「感情を表す動詞」 ▶︎「〜させる」と他動詞的な意味を持つのが典型
– それに ing をつけた形容詞は「〜させるような」感情を抱かせる対象に使われる
– それに ing をつけた形容詞は「〜させるような」感情を抱かせる対象に使われる
[Key] It was a little disappointing.
※それは、ちょっと期待外れでした。
▶︎この文の disappointing は「ガッカリさせるような」と主語の it に対して
使われています。
① bore「退屈・うんざりさせる」- boring「退屈させるような」 ※ Their new songs are rather boring. |
② annoy「イラつかせる・ムッとさせる」- annoying「イラつかせるような」 ※ His jokes is between the songs were annoying. |
③感情を表す動詞から派生した形容詞 –「〜させる」の動詞が、「〜させるような」と感情を抱かせる対象に使われる ※ It was exciting. / It was thrilling. / It was satisfying. ※ It was pleasing. / It was disgusting. / It was surprising. ※ It was inspiring. / It was encouraging. |
Lesson 152 感情を表す形容詞②
🔴過去分詞は「〜される」▶︎受動の意味を持つため、人の感情を形容する
[Key] I was disappointed with the food.
※私はその食べ物にはガッカリしました。
▶︎動詞 disappoint「ガッカリさせる」から派生したもう1つの形容詞が
disappointed – disappoint の過去分詞です。
「ガッカリさせられる→ガッカリする」となり、人の感情を形容します。
ここでは I(私) の感情を述べています。
① relieve「安心・ホッとさせる」- relieved「ホッとさせられる→ホッとする」 ※ I think they were relieved more than anything else. |
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② bore「退屈・うんざりさせる」- bored「退屈させられる→退屈する」 ※ Some guests were bored by the speeches. |
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③ be動詞文だけではなく、seem も使える – 説明型オーバーラッピングの形 ※ People seemed excited to learn that Barry King is my uncle. → excite「興奮させる」- excited「興奮して」 |
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④人の感情を表す過去分詞の例 ※ I was excited. / I was thrilled. / I was satisfied. ※ I was pleased. / I was disgusted. / I was surprised. |
Lesson 153 形容詞もイメージで①:使い分け
🔴「カタさ」の使い分け ▶︎一般的な形容詞は hard
・tough -「はね返す」の質感をもったカタさ
・firm -「硬いマットレス:しっかりとして容易に形を変えない」カタさ
・solid -「ギュっと詰まった」カタさ⇨「堅い・しっかりした」につながる
・tough -「はね返す」の質感をもったカタさ
・firm -「硬いマットレス:しっかりとして容易に形を変えない」カタさ
・solid -「ギュっと詰まった」カタさ⇨「堅い・しっかりした」につながる
[Key] These are still too hard.
※これらはまだ硬すぎます。
▶︎机をコンコンとたたいてみてくださいーそれが hard のカタさ。
① tough は「はね返す」質感を持ったカタさ ※ tough steak / tough guy / tough negotiator / tough assignment ※ tough decision / tough choice / tough challenge – どんな攻撃もはね返すのが tough guy。ここから「難しさ」へと広がる |
② firm「しっかりとして容易に形を変えない」カタさ ※ firm mattress / firm belief / firm faith ※ firm determination / firm decision – この例はすべて「形を変えない・変わらない・揺るがむ」という印象 |
③ solid「ギュっと詰まった」- 中身が詰まった「堅い・しっかりした」 ※ solid foundation / solid education / solid evidence ※ solid food / solid person -「物質の三態」を英語で、solid・liquid・gas となる |
Lesson 154 形容詞もイメージで②:豊かな表現力
🔴特別な色合いのない「重要な」▶︎ important
・essential -「絶対に必要な」というニュアンス
・vital – 「生命に関わる」というイメージ→そこから「極めて重要な」
・key -「鍵・カギとなる」→可能性や理解などへの扉を開く重要性を帯びる
・crucial – cross のイメージ:成り行きを決定づける岐路→極めて重要な・決定的な
・essential -「絶対に必要な」というニュアンス
・vital – 「生命に関わる」というイメージ→そこから「極めて重要な」
・key -「鍵・カギとなる」→可能性や理解などへの扉を開く重要性を帯びる
・crucial – cross のイメージ:成り行きを決定づける岐路→極めて重要な・決定的な
[Key] I know that seasonal expressions are essential for haiku.
※俳句には季語が必要不可欠だということを、私は知っています。
▶︎ essense が「本質・核心」を表すことから、「絶対に必要な」というニュアンス
① vital 「生命に関わる」というイメージ ※ vital evidence / vital role / vital survival / vital recovery ※ vital a leader / vital for our success / vital for Japan – vital signs は心拍・血圧などの「生命兆候」そこから「極めて重要な」 |
② key は「鍵・力となる」可能性や理解などへの扉を開く重要性 ※ key aim / key area / key point / key role ※ key issue / Education is the key to success. – 前置詞は key to the door のように to を合わせます。 |
③ crucial のイメージ cross「岐路」から「極めて重要な・決定的な」 ※ crucial decision / crucial mistake / crucial clue ※ crucial data / crucial for our future ※ It’s crucial that your report be handed in by tomorrow. – このように「重要な」を意味する形容詞は、「It’s +重要な+that 〜」の形で 「(これから)〜することが重要だ」を意味するので、 that以降の動詞は、動詞の原形(あるいは should +動詞の原形)となります。 |
形容詞・副詞の Review ③ は終了!
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