1週間の「ラジオ英会話」の文法的な部分を、
分野ごとに分けて、
それでは 8 月の第4 週 に放送された「助動詞は重ねて使わない」についてです。
「助動詞は重ねて使わない」のまとめ
・ 8月号では、助動詞を扱ってきました。
最後は「助動詞は重ねて使わない」ことについて扱いました。
Lesson 98 助動詞は重ねて使わない ①
助動詞は重ねて使わない ①
※ 助動詞は重ねて使うことはできません – 助動詞が「心理」を描く表現だから。
◎ ❌ should can ⭕️ should be able to
– should「今後の成り行き」を示す心理 can「潜在的な可能性」を見抜く心理:2つの心理に
同時になることができない。
◎ can と be able to の違い
・can:「潜在的な可能性」を見抜く心理
・be able to:「心理」とは無縁の「能力がある」という事実描写
[Key] I should be able to read it.
※私はそれが読めるはずです。
👉 should be able to は「〜ができるはずだ」という「1単語」として使えるようにしましょう。
① I can speak English. <私は英語を話すことができます。> [比] I‘m able to speak five languages. <私は5ヶ国語を話すことができます。> – be able to は「できる・能力がある」に焦点。 通常の「できる」は can を優先。能力を特に強調したい場合は、be able to。 |
② Are you able to deliver it by Monday? <(取引先に)月曜日までに配送できますか?> -「可能かどうか」が問題となる場合は、be able to が優先。 Can you 〜?は「できるか」とも取れるが、「〜してくれない?」と依頼の意味にも取れる。 |
③ You may be able to get a refund. <あなたは返金を受けることができるかもしれません。> You must be able to fix it. <あなたならそれを直すことができるにちがいありません。> – 助動詞+be able to の「バリエーション」「1単語」として覚えましょう。 |
Lesson 99 助動詞は重ねて使わない ②
助動詞は重ねて使わない ②
※ 助動詞は重ねて使うことができません – 助動詞が「心理」を描く表現だから
◎ ❌ will must ⭕️ will have to
-「〜しなくてはならない」と断的的に述べる You have to よりも、You will have to は
will の「予測」が入っている分やわらかく響きます。
◎ must と have to の違い
・must:「高い圧力」を加える心理
・have to :be able to と同じように、単に「強い必要性がある」という事実描写
[Key] You‘ll have to rewrite it.
※あなたは、それを書き直さなくてはなりません。
👉 Lesson 98 と同じように、「助動詞+助動詞相当のフレーズ」のコンビネーションは、
「1単語」として覚えましょう。
① may have to「〜しなければならないかもしれない」のコンビネーション You may have to do it. <あなたは、それをしなくてはならないかもしれません。> You may have to put off the meeting. <あなたは、ミーティングを延期しなくてはならないかもしれません。> You may have to apologize to her. <あなたは、彼女に謝らなくてはならないかもしれません。> |
② will be able to 「〜できますよ・できるでしょう」のコンビネーション I will be able to finish this report by tomorrow. <私は、このレポートを明日までに終えることができますよ。> |
③ should [ought to] be able to「〜できるはず」のコンビネーション They should [ought to] be able to make it in time. <彼らは、時間に間に合うことができるはずですよ。> |
これで、「助動詞は重ねて使わない」を終わります。
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