24-ラジオ英会話 「主語の拡張」のまとめ

1週間の「ラジオ英会話」の文法的な部分を、
分野ごとに分けて、

それでは 7月の第3週に放送された「主語の拡張」についてです。

「主語の拡張」のまとめ

「目的語説明型」の次に、「主語の拡張」について勉強しました。

今回は、その「主語の拡張」についてまとめてみました。

Lesson 71 主語の拡張ー動詞 -ing形・to 不定詞

「主語の拡張」ー動詞 -ing形・to 不定詞
※英語は「配置の言葉」- 文中の位置がその表現の機能を決定
◎「動詞」の前は「主語」- そこに置けば「何でも主語になる」ここでは ing形と to 不定詞。
※動詞 -ing形は「〜している」というカタマリを作ります。出来事が生き生きと起こっている
ニュアンスを持っています。

[Key] Practicing is the only way to get better.
   [ 動詞 is の前にあれば、Practicing主語 ]
※練習することが上達するための唯一の方法です。
👉この文を見て、動詞 is の前は主語の位置、と考えれるようになりましょう。

Jogging is a good habit. <ジョギングするのはいい習慣です。>
is の前が「主語:〜することは」となります。
Getting enough sleep is important for good health.
<十分な睡眠をとることは健康にとって重要です。>
動詞 -ing形を中心とした長いカタマリも積極的に使えるようになりましょう。
To succeed requires hard work. <成功することはたいへんな努力を必要とします。>
– to 不定詞も主語の位置に置けば「主語」の働きをします。

Lesson 72 主語の拡張ー that節

「主語の拡張」ー that 節
※英語は「配置の言葉」- 文中の位置がその表現の機能を決定
◎「動詞」の前は「主語」- そこに置けば「何でも主語になる」ここでは that 節
※この位置での that は省略できません。that がなければ、それがひとまとりの「節」だと
聞き手に伝わらず、主語のカタマリであることがわからなくなるためです。

[Key] That you wrote a real letter and sent these photos is amazing!
 [ 気軽に that 節を主語の位置に置けるようにしましょう。]
※あなたが本物の手紙を書いて、これらの写真を送ってくれたなんて驚きです。
👉この文では that 節が動詞 is の前に置かれています。

That you’re here makes me happy. <あなたがここにいることが、私をうれしくさせます。>
– makes 動詞の前に that 節 – それが「主語」です。
That you studied is a good thing. <君が勉強したというのは、いいことですよ。>
– ここの that は省略できませんよ。
The fact that he passed doesn’t surprise me.
<彼が合格したということに驚いたりしませんよ。>
– the fact that 〜「〜ということ(事実)」という形を覚えておきましょう。
▶︎ that 節をそのまま主語の位置に置くより「据わりのいい形」です。

Lesson 73 主語の拡張ー whether 節

「主語の拡張」ー whether 節
※英語は「配置の言葉」- 文中の位置がその表現の機能を決定
◎「動詞」の前は「主語」- そこに置けば「何でも主語になる」ここでは whether 節
※主語位置に使えるのは whether 節だけ、if 節は使えません。whether には「〜かどうか」
という意味しか持たない単機能の単語ですが、if には「もし〜なら」と言う使い方もあり、
文頭に置かれるとそちらに解釈されてしまう恐れがあるため。

[Key] Whether you succeed or not is less important than doing your best.
[ whether 節も主語の位置にあれば「主語」。or not は選択の意味を強調するフレーズ。]
※あなたが成功するかどうかは、最善を尽くすことよりも重要ではありません。
👉
ちなみに less important は「より重要ではない」という比較表現。

Whether he agrees or not is key. <彼が同意するかどうかがカギです。>
– or not は選択の強調。
Whether you win or lose isn’t important. < win or lose と対の表現を並べています。>
– buy には受け手の利益が感じられるため for。
③ My concern is whether you’re serious about this job.
<私の関心は、あなたがこの仕事に真剣かどうかにあります。>
– be 動詞の後ろに置けば説明語句。
④ I’m not sure whether he’s telling the truth or not.
<彼が真実を話しているかどうか、私にはよくわかりません。>
– リポート文でも使えます。am not sure を説明しています。

Lesson 74 主語の拡張ー wh節

「主語の拡張」ー wh節
※英語は「配置の言葉」- 文中の位置がその表現の機能を決定
◎「動詞」の前は「主語」- そこに置けば「何でも主語になる」ここでは wh節
※ wh節も気楽に動詞の前の主語の位置に置いてください。
[注] wh節は、wh語で始まりながらも、疑問の意味を持たない文の部品 -「wh語+平叙文」
の形となります。

[Key] What you’re saying doesn’t make sense.
       [ wh節を使って主語の位置にポンと放り込めば、それで「主語」]
※あなたが言っていることは意味を成しません。
👉 What you’re saying は「あなたが何を言っているのか=あなたが言っていること」

What you eat affects your health. <あなたが何を食べるかは健康に影響します。>
– wh節 を主語の位置にポン。
Where you sit is a matter of preference. < あなたがどこに座るのかは好みの問題です。>
– be 動詞の前が「主語」- wh節です。
③ My question is where he went yesterday. <私の疑問は彼が昨日どこに行ったのかです。>
– be 動詞の後ろに置けば wh節 も説明語句。
④ I don’t know where she lives. <彼女がどこに住んでいるのか、私にはわかりません。>
– リポート文。know の内容を wh節 で説明展開。

これで、
「主語の拡張」のまとめを終わります。

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