10/7 の『高校生から始める「現代英語」』を聞いての勉強内容です。
🔴 「現代英語」では、 Lesson ごとのテーマがあり、Part 1 では ニュース英文の理解、そして Part 2 では学んだ英文の反訳トレーニングをするという構成をとっています。 |
Lesson 19 Japan’s GDP posts biggest annual drop – Part 1
Opening その他で
Hannah Grace の部分だけピックアップしました。
● Opening
– Hi, I’m Hannah Grace. Thanks for joining us.
● News の英語を聞く
– Let’s listen to today’s news.
● 解説が終わり、もう一度 news を聞く
– Now let’s listen to the news again.
● 最後に
– Thanks for joining us today.
Words and Phrases
① GDP
👉国内総生産
【経済に関するもの】 |
② comparable
👉比較可能な
※ comparable date で「比較可能なデータ」
– take another leap forward「もう1つ前へ飛躍する」
③ struggle with
👉〜と戦う、悪戦苦闘する、低迷する
④ semiconductor
👉半導体
見出し Japan’s GDP posts biggest annual drop
🔴普通の文にすると
Japan’s GDP has posted its biggest annual drop. ◎日本のGDPが、年間で最大の落ち込みを記録しました。 |
【ポイント】
① GDP は、国内総生産 – gross domestic product のこと
② post は、統計などが発表されて「〜を記録する」「〜(という数値)となる」です。
– has posted が posts と簡略化され、代名詞 its が省略
③ annual は「1年間の」という意味
解説の中でチェック!
🟠 Japan’s economy contracted in the first quarter of this year
as a second state of emergency over the pandemic weakened consumer spending.
👉contractは「縮小する」「小さくなる」▶︎後ろを強く発音する、注意!
▶︎GDPの数値がマイナス – すなわち – 日本経済が「縮んだ=マイナス成長になった」ということ
👉 in the first quarter of this year は
「今年の最初の quarter – 4分の1の期間」=「今年の1月から3月」=「今年の第1四半期」
👉 as は「〜にするにつれて」
・主語:a second state of emergency over the pandemic
・動詞:weakened
・目的語:consumer spending「個人消費」
🟠 For the full fiscal year through March
👉3月までの(会計)年度全体については
▶︎ full は「全体の」
– 前の文の quarter に対して「1年間全体の」数値であることを示す
▶︎ through March は「3月末までの」
🟠 down for the second straight year
👉2年連続で減少(です)
▶︎ straight は「連続して」
– for the second straight year で「2年連続して」
🟠 GDP shrank an annualized 5.1 percent / in real times from January to March
/ compared with the previous quarter
👉 GDPは年率換算で5.1パーセント縮みました / 実質ベースで1月から3月までに /
その前の四半期と比較して
・ shrinkは「縮む」- shrank はshrink の過去形
▶︎ shrank an annualized 5.1 percent で「年率換算で 5.1パーセント縮みました」
▶︎ in real times from January to March で「実質ペースで1月3月までに」
▶︎ compared with 〜で「〜と比較して」
🟠 the quarterly decrease was not as bad as the record drop
/ of 28.6 percent in the April-to-June period last year.
👉この四半期は減少は / 〜ほど悪くありませんでした / 記録的な落ち込み=[28.6パーセント/
昨年4月6月までの期間の]
▶︎ not as 〜 as … の形
▶︎ the quarterly decrease
– 前の文の「減少」のこと:2021年1月から3月までの成長率 – マイナス5.1パーセント
▶︎ the record drop
– 後ろに説明されている「減少」のこと:2020年4月から6月までの成長率 – マイナス28.6パーセント
🟠 On the bright side, exports were up, / staying positive for the third straight quarter.
👉明るい面では、輸出は増えました / 3四半期連続でプラスを維持して
▶︎on the bright side は「明るい面では」
– 暗いニュースを紹介した後に、「明るい側面も」紹介する時の定番表現
▶︎ positive は、数字について「プラスの」
– 積極的な、肯定的な、検査結果が陽性の – という意味もあり
▶︎ for the third straight quarter で「3四半期連続で」
Things You Should Know
冠詞 a をつけても the をつけても、 日本語に訳すと同じ表現になる場合があるが、意味は異なる |
👉 a は、それが「不特定のある1つ」(one of many)であることを示す
👉 the は、「あの〜」のように特定のことを指します。
▶︎冠詞というのは、
日本語にはないため、翻訳すると「この意味の違い」は見えにくくなります。
※今週のニュースでは、次のような文があります。
Japan’s economy contracted in the first quarter of this year
as a second state of emergency over the pandemic
weakened consume spending.
❓黄色い下線部の「a の代わりに the 」と言ってはいけないのでしょうか・
A 「a でも the でも文法的には構わない」
▶︎どちらも文法的には正しく、
自然な日本語訳としてはどちらも
「パンデミックをめぐる2回目の緊急事態宣言」となります。
👉ただし実際の意味は異なります。
【 the がついていると…】
▶︎ the second state of emergency over the pandemic となり、
具体的な表現で、この場合は私たちみんなが知っている、
「あの(あなたもご存じの 2021年1月〜3月に日本で発出された) 2回目の緊急事態宣言」
という意味になります。
【 a がついていると …】
▶︎ a second state of emergency over the pandemic となり、
一般的な表現で、
「パンデミックをめぐる2回目の緊急事態宣言(というもののうちの、ある1つ)」
という意味です。
⇨このフレーズのみでは、
日本でも宣言とは限らず、「(ある1つの)2回目の宣言」であれば、
どこの国の2回目の緊急事態宣言でもあてまるでしょう。
※日本でも「the(あの)2回目の宣言」は、
「a (ある1つの)2回目の宣言」の1つです。
【読者は誰なのか?】
👉「日本人が読む文章」として書くなら、
the でもOK。(みんなが「あの宣言」を知っているので)👉海外向けニュースのように、
読者が「あの2回目の宣言」について知らないかもしれない場合は、
a を使うのが無難。
現代の言葉 gross domestic product
▶︎ GDP
・国内総生産のこと
– 「domestic(国内)で product(生産されたもの=モノとサービス) の
gross(合計の、総額の)金額」
👉国の経済の大きさを示す代表的な目安
※GDP として
最初に発表される数字は速報値(preliminary figures) です、
最終的な数字が確定するまでには何ヶ月もかかります。
これで、
Lesson 19 Part 1 は終了です。
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