24-ラジオ英会話 「未来を表す」のまとめ

1週間の「ラジオ英会話」の文法的な部分を、
分野ごとに分けて、まとめています。

11月からは、「時表現」について学習し、
12月の第 2 週では「未来を表す」表現について学びました。

「未来を表す」のまとめ

時表現は、ほとんどの文に現れる頻用l表現。しっかり理解すれば、文の意味をとらえる
解像度が上がり、さらに自信を持って英会話ができることを目指し、頑張りましょう。

今回は、「未来を表す」表現についてです。

Lesson 167 未来を表す ① be going to と will

未来を表す ① be going to と will
[1] be going to
▶︎ go to の進行形。to 以下の状況に向かっている「流れの中」であることを表す未来表現
[2] will
▶︎ will のイメージは「見通す」。
– 未来を見通す、自信に満ちた「こうなります(予測)」を表します。
-「意志」を表すこともできます。未来を見通し、そこで出来事を起こそうとする意志です。

[Key] I‘m going to reserve one for us.
※私はそれを、私たちのために予約するつもりです。
👉この文はすでに心積もりがあり、今は「予約」に向けて進んでいる、流れの中にあることを
示しています。

① It‘s going to rain. <雨になりますよ。>
▶︎ There‘s going to be a long line. <長い行列になりますよ。>
  – be going to は、状況が to 以下に向かう「流れの中」にあることを示す。
黒い雲を見て →「雨になりますよ」、諸般の状況から →「長い行列になりますよ」ということ。
② It will rain tomorrow. <明日は雨になります。>
▶︎ Don’t worry. Everything will be fine. <心配しないで。すべてうまくいくよ。>
 – will は「見通す」。自信に満ちた「雨になりますよ(予測)」を表す。2例目は、Everything 以下で
話し手は「うまくいく」と自信を持っているからこそ、Don’t worry. からなめらかに続くのです。
③ I will be a hero. <私はヒーローになります。>
-「ヒーローになる」という「意志」を表す使い方。

 

Lesson 168 未来を表す ② 現在形・現在進行形・will be+動詞 -ing形

未来を表す ② 現在形・現在進行形・will be + 動詞 ing形
◎未来の時点を意識し、そこで「〜している」と述べるところから「〜する予定」の
ニュアンスが生まれてきます。
[1] 現在形
▶︎現在形によって表される未来は「確定未来」。現実の事実として見なせる、番組予定・電車や
バスの時刻表・誕生日などカレンダー上の事実・式次第などで使われる「未来」
[2] 現在進行形
▶︎未来の時点に「ズームイン」する感覚で使われます。
[3] will be +動詞 -ing形
▶︎「予測」のwil により、カレンダーの「明日」を遠目に眺めながら、「この日にはこうなるでしょう」と述べている「未来」- 進行形よりもソフトな感触。

[Key] Uncle Barry is coming over on Sunday.
※バリーおじさんが日曜日に訪ねてきます。
👉未来の状況は進行形を使っても表すことができます。未来の時点(日曜日)を意識し、そこでは
「バリーおじさんが来ている」と述べているところから、「予定」のニュアンスが生じています。

I‘m leaving for London next month. – 現在進行形
<私は来月ロンドンに向けて出発します。>
▶︎ I‘m going to leave for London next month. – be going to 〜
<私は来月ロンドンに向けて出発するつもりです。>
進行形は next month にズームインして「出発しますよ」。ストレートに予定を述べています。
– be going to は単に「つもりです」。「予定」というほどの具体性は感じられません。
② It starts at 8 p.m. – 現在形
<それは午前8時に始まります。>
– 現在形による「確定未来」。この文はダイアログの文で、テレビ番組の予定について述べて
います。
③ We‘ll be arriving in Tokyo tomorrow. – will be + 動詞 -ing形
<明日は、東京に到着することになっています。>
– カレンダーの「明日」を遠目に眺めながら「明日には東京に到着するでしょう」と述べて
いるのです。進行形( We’re arriving in Tokyo tomorrow.) よりソフトな感触。

これで、「未来を表す」表現について終了です。

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