入試センター試験2018⑭第5問

今回は、センター試験の第5問に入ります。

まずは、配点・内容を確認しましょう。

第5問の配点:配点30

第5問では、ある英文の「日誌」を読んで、その内容に対して正解を選ぶ問題で、

5問各6点=計30点
となっています。

第5問は、今までの問題よりさらに英文が長くなっているので、
これまで通り、「先に問題だけ」その後に「解答、解説」という配置で
構成すると、更に長大な記事になってしまうで、「問題」とその「逐語訳」を
ワンセットにして解説していくのでご了承ください。

問題文編~日誌の抜粋

第5問 次の日誌の抜粋を読み、下の問(問1~6)の【41】~【45】に入れるの最も適切なものを、それぞれの下の①~④のうちから一つづつ選べ。

Selections From the Exploration Journal for Panet X
【惑星Xでの探検日誌からの抜粋】

Day 1
-Our mission of scientific discovery continutes, and there is something exciting to report. We may have finally found a planet capable of supporting life. The nearby planets were either too hot or too dry to support life, but this planet seems to be different. Its surface is mostly a blue liquid, though it is spotted with some green and brown parts, and some kind of white substance seems to be moving around the planet.
1日目
・私たちの科学的発見というミッションは続いており、今報告するべき興奮するようなことがあります。私たちは生命を維持できるような惑星をついに発見できたかもしれません。近くの惑星は生命を維持するにはあまりにも暑すぎたりするかあまりにも乾燥しすぎていましたが、この惑星は違うようです。ところどころ緑や茶色の部分が点在していますが、ほとんどその表面は青い液体で、なんらかの白い物体が惑星の周りを回っているようです。

Day 4
-Now we are orbiting the planet. It seems that our assumption was correct! There are a few mechanical devices circling around it and their designs are rather complex. They were certainly made by some kind of intelligent beings. Are these  machines part of a monitoring system?  Have they signaled our approach? There doesn’t seem to be any threat, so we have decided to ignore them and get closer to the planet. I hope that their inventors are friendly.
4日目
・今私たちはその惑星の周りを回遊している。どうも私たちの仮定は正しかったようだ。周りを回っている機械的な装置があり、そのデザインはかなり複雑だ。それらはある種の理知的な生物により作られたものに違いない。これらの機械は何かをモニターするものなのか。私たちが接近していることを察知しているのか。何も脅威はないようなので、それらを無視して惑星に近づくことにした。これらの機械を発明したものたちが友好的であることを願っている。

Day 8
-Unlike our planet, which is totally covered with the precious liquid that sustains us, the green and brown parts of this planet are too dry to support life. The blue part is mostly H2O in a liquid state. Although it is liquid, it is not quite the same as the liquid on our home planet. Still, we might be able to find life here. At least, according to our equipment, there seems to be something alive down there. We are ready to start direct observation and will soon dive in. I’m so excited that I won’t be able to sleep tonight.
8日目
・私たちの惑星は、私たちの生命を持続させる貴重な液体によって全体的に覆われているのだが、それとは違い、この惑星に緑と茶色の部分はかなり乾燥していて生命を維持することができない。青い部分は大部分が液体の状態の酸素である。それは液体ではあるけれども、私たちの惑星の液体とは全く違うものである。それでも、私たちはここで生命体を見つけることができるかもしれない。少なくとも、私たちの装置によると、そこには何らかの生命体がいるらしい。私たちは直接的な観察を始める用意をし、まもなく始める予定である。あまりにも興奮して今夜は眠れないだろう。

Day 9
-We succeeded in entering this unexplored liquid safely. The scenery around us was very similar to that of our planet, with soft plants gently waving back and forth. We also noticed a variety of thin swimming creatures. How exciting! We have found life on this planet! However, we cannot see any creatures capable of producing an advanced civilization. Without arms, these swimming creatures wouldn’t be able to build complex machines even if they were smart. Are the leaders of this planet hiding from us? Do they have reservations about meeting us? Is that why they use those flying objects to check out space? Hopefully, we will be able to find some answers.
9日目
・私たちはこの未踏の液体に安全に侵入することに成功した。周りの景色はとても私たちの惑星にものと似ていて、柔らかな植物が静かに前後に揺れていた。私たちは様々な細い水泳生物にも気付いた。なんとすごいんだ!私たちはこの惑星で生命体を見つけたのだ!しかしながら、先進的な文明を創り出すことができるような生物を見ることはできない。腕がないので、これらの水泳生物がどんなに利口だとしても複雑な機械を作ることはできないだろう。この惑星のリーダーたちは私たちから隠れているのか。彼らは私たちと会うことについて reservations を持っているのか。それが宇宙を確認するためにそのような飛行物体を使う理由なのか?うまくいけば、私たちはいくつかの答えを見つけることができるだろう。

Day 12
-We found a big object lying on the bottom. Its long body looked somewhat like our spaceship. It sat silently looking very old and damaged. Apparently, it isn’t being used anymore. Maybe it is a part of the remains of this planet’s ancient civilization.
12日目
・私たちは底の部分に横たわっている大きな物体を見つけた。その長い機体は何か私たちの宇宙船のように見えた。それはとても古くかなり破損しているようで静かに横たわっていた。明らかに、それはもう使われていない。それは、この惑星の古代文明の遺跡の一部なのかもしれない。

Day 19
-Since we started our dive, we have seen many more unusual creatures. We were especially surprised to find one that looked very similar to us. The upper part of its body was round and soft. Underneath that were two large eyes and several long arms. It escaped quickly, leaving a cloud of black substance. We don’t know if it is the most intelligent life on this planet, but our expectations for new discoveries continues to grow.
19日目
・私たちが潜行を始めてから、たくさんの見慣れない生物を見かけた。私たちは特に私たちととて外見が似ているものを見つけた時は驚いた。その体の上部は丸くて柔らかかった。その下部には2つの大きな目といくつかの長い腕があった。それは黒い雲状の物体を残して、素早く逃げた。私たちはそれがこの惑星で一番知的な生命体かわからないが、新しい発見物に対する期待はますます大きくなっている。

Day 39
-This part of our investigation will soon come to an end. We have found more remains and abandoned objects like the one we found earlier, but there have been no signs of the creatures who made them. Perhaps the leaders of this planet have died out. Anyway, we found life on this planet, which is a very big discovery. We must leave this planet for now, but we will certainly come back someday to continue our research. We will return home with amazing reports.
39日目
・私たちの調査のこの部分は間もなく終わるだろう。私たちは以前に見つけたような遺跡や置き去りにされたものをさらに見つけたが、それらを作った生命体が生存した形跡はなかった。多分この惑星のリーダーは死んでしまったのだろう。とにかく、私たちはこの惑星で生物を見つけたのは、とても大きな発見であった。私たちはもうこの惑星を去らなければけないが、いつか私たちの調査を続けるために間違いなく戻って来るだろう。私たちは驚くべき報告をもって帰還する予定だ。

Day 40
-We silently floated up to the surface and then into the air. Just as we were leaving the planet, we saw a lot of strange creatures on the dry areas. What a shock! We, creatures living in liquid, had never imagined creatures like them! Floating safely in our ship’s liquid, we realized that our common sense had led us to the wrong conclusion.
40日目
・私たちは静かに水面に浮かぶ上がり、空中に出た。ちょうどこの惑星を出ようとした時、私たちは乾燥地帯でたくさんの奇妙な生物を見た。何という衝撃的なことだ!液体に住んでいる生物である私たちは、彼らのような生物を想像したことは一度もない。宇宙船の液体の中で静かに浮かびあがった時、私たちは自分たちの常識が間違った結論に自分たちを導いたことに気づいた。

各問の解説と解答

問1【41】

問1 What was the purpose of the explorers’ journey?  【41】
① To assist intellligent creatures on the planet
② To invade a planet and expand their colonies
③ To search for life outisde their home planet
④ To test the performance of their new spaceship

問1【41】解説・・・探検者の目的

問1では「探検者」の目的をたずねています。
それぞれの選択肢の意味は下記の通り。
① 惑星の知的生物を援助するため
② 惑星に侵入し、植民地を拡大するため
③ 彼らの惑星以外の生物を探すため
④ 彼らの新しい宇宙船の機能をテストするため

※「探検者の目的」ですから、日誌の最初の方に書かれていると想定できます。
今回の問題文では、Day 1 が一番それを表現しているようです。
“Day 1 ~ We may have finally found a planet capable of supporting life. ~” の部分が
目的がわかる部分です。
→「生命を維持できる惑星をようやく見つけた」と言っているので、ここから推測するに、
『自分の惑星以外での「生命体」を探していたのだろう』となります。
☞ここから、正解

③ To search for life outside their home planet となります。

問2【42】

問2 When the explorers were observing the planet from space, they imagined that the intelligent creatures on it would 【42】.
① be aggressive toward others
② have advanced technology
③ have no interest in space
④ no longer live there

問2【42】解説・・・知的生物はいる?

問2では、宇宙からその惑星を観察した時、「そこの知的生物が~だろうと想像した」という
文の「~」の部分を選択する問題です。
それぞれの選択肢の意味は下記の通り。
① 他のものに対して攻撃的である
② 先進的な技術をもっている
③ 宇宙に興味がない
④ そこにはもう住んでいない

※この問題も「その惑星」を外から見た時の印象を聞いているので、日誌の最初の方に記されているだろう予想できます。Day 4 を読むと “we are observing the planet” している時、様子が書かれています。
☞”a few mechanical devices, rather complex, intelligent beings” などの語句が出ていることから、正解は、

② have advanced technology となります。
( When the explorers were observing the planet from space, they imagined that the intelligent creatures on it would have advanced technolgy.)

問3【43】

問3 The word reservations as used in DAY 9 is closest in meaning to 【43】.
① appointments
② concerns
③ expectaions
④ productions

問3【43】解説・・・単語の意味を推測する。

問3では、Day 9 に出てくる “reservations” という単語の意味を推測する問題です。
選択肢の意味は下記の通り。
① 予約
② 関心・心配
③ 期待
④ 生産(物)

※Day 9 の “reservations” の前後を見てみると
Are the leaders of this planet hiding from us?

Do they have reservations about meeting us?

Is that why they use those flying objects to check out space?
となっています。
ーこれからすると、「この惑星の生命体と会いたいのだが、隠れているのか会えない。何か心配があるのだろうか?だから、惑星の外側を周回するような飛行物体を使っているのか」のようなニュアンスであることが予測できます。
☞ここから、正解は、

② concerns だとわかります。
※reservation:予約・指定、留保・条件・不安、(米)指定保留地

問4【44】

問4 Which of the following best describes the author of the journal?【44】
① A being whose shape resembles as octopus
② A human scientist exploring other planets
③ A space creature which looks like a human
④ An intelligent flat animal with no arms

問4【44】解説・・・日誌を書いているのはどんな生命体?

問4は、「作者」がどんな生命体であるをたずねる問題です。
それぞれの選択肢の意味は下記の通り。
① その形がタコと似ている生命体
② ほかの惑星を研究している人間
③ 人間のように見える宇宙人
④ 腕のない知的な平らな動物

※「作者」がどんな生命体なのかは、Day 19 の以下の部分でおよそ分かるようです。
“We were especially surprised to find one that looked very similar to us.
– The upper part of its body was round  and soft. Underneath that were two large eyes and several long arms.”
☞「我々ととても似ている生命体を発見して驚いた」と言って、その後に「その生命体の外見」を説明しています。ここからすると、正解

① A being whose shape resembles an octpus となります。

問5【45】

問5 The explorers incorrectly assumed that all intelligent creatures would 【45】.
① be less creative than their species
② have advanced to the land
③ live in some kind of liquid
④ understand their language

問5【45】解説・・・探検者たちはどんな間違った予測をしたのか。

問題文の “incorrectly” に気を付けましょう。探検者たちの「すべての知的生物に対する」間違った予測を問う問題です。選択肢の意味は下記の通り。
① 彼らの種と比べると創造的ではない
② その国(土地)へと進んだ
③ 何らかの液体の中で生活する
④ 彼らの言語を理解する

※少しわかりにくい問題ですが、どうも Day 40 の日誌を読むとわかるようです。
→ Day 40 には
“We , creatures living in liquid, had never imagined like them!” と「乾燥地帯にいる不思議な生命体」を見て、言っています。
☞このことから、正解は、

③ live in some kind of liquid となることが分かります。
(The explorers incorrectly assumed that all intelligent creatures would live in some kind of liquid.)

今回はここまで。

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