2017-06

英語教育全般

教員と生徒の関係②~「学校がサービスを提供する」時代に

学校はある時点からその役割を大きく変えます。教育を受ける場所から、教育を「サービス」として生徒に提供する場所へと。これは政府が「規制緩和」を言い始めた頃から始まったと私は思っています。自由競争がすべてにおいて良いことだ、と考え始めた保護者は、それを学校にも適応させたのではないでしょうか?
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教員と生徒の関係①~関係性の変遷

長く教員生活を過ごしてる人は、「生徒が変わったな」と思う人が多いのではないかと思います。私は30年の教員生活でしたが、その中でも激変している気がします。それは、ただ「時」がそうしただけではなく、その社会状況の変化で教員(学校)と生徒との関係が変容していったからではないでしょうか。
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英語とICTについて④~ICT活用の「肝」

ICTは、生徒が「見てわかりやすい」授業のツールなので、「見せることだけ」を考えればいい、と思っている人も多いようです。より「効果的」に見せるのではあれば、いかに「見せないか」「見せない部分を作る」ことも考えなければいけません。またICTだけでなく黒板の長所も理解して活用しましょう。
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英語とICTについて③~ICT活用時の生徒の視線

ICTは、生徒の理解を容易にするため、大部分は「視覚」で「見てわかりやすく」するものです。「視角」に訴える授業ということは、生徒の「視線」がしっかりとその「画面」に集中されていなければなりません。しかし、実際は教師は機器の操作で手がいっぱいで、そこまで確認していない人が多いようです。
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英語とICTについて②~眠るICT機器

ICT機器は、学校で眠っているものが多いようです。タブレット、電子黒板、書画カメラ、あるところにはあるのですが、活用していますか。活用しているにしても、「なぜ」それを使うのかしっかりと理解していますか。どのように使えばいいのか、わかっていますか。そんなポイントを示しています。
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英語とICTについて①~ICTって何のため?

ICTとは、information and communication(s) technology つまり「情報通信技術」のこと。黒板とチョーク一本の授業から、生徒にもやさしい授業を行う方向で教育界は動いています。時々最先端の授業ということでやたらICT機器を用いた授業を見たこともありますが、一体それは誰のための授業なのでしょう。
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「空気を読む」って?④~教育と「空気を読む」

文科省までも「空気を読んで」いるような気がします。それではどこの「空気」を読んでいるのでしょう。人事を官邸が全て把握するようになってからは、全ての省庁は「官邸」そして「首相」の意向に沿うように動いているようです。そして「首相」と「経済界」は太いパイプでつながっているようです。こんな状態の「国」でいいのでしょうか。
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「空気を読む」って?③~目標と骨組み

「空気を読む」文化の日本で英語教育をいかに進めて行くのか?文科省はその部分の覚悟、すなわち文化の違いを理解しての教育を展開していかなければならない、気持ちを持っているのか?ということを問い質したくなります。でも現時点での様子を見ると、「紙一枚」の計画のような気がします。
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「空気を読む」って?②~英語で言うと・・・

「空気を読む」という表現を英語で何というのかな?と思って調べると、ちょっと無理やりな表現ばかりのような気がします。それは英語には、英語圏にはそのような表現に合う言動はしない、そのような文化がない、ということではないかと思います。この違いをきちんと理解した上で英語を学んで行く必要があるあるのではないでしょうか。
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